著者 : すがはら竜
男装して皇宮御用達商人として活躍するマィヤ。常に側にはお目付け役のサフィードがいるのだが、彼は買い付けの旅へ…ところが、どこかいつもと違う気がする!不安を隠しきれないマィヤに、その時サフィードの祖国であるファルナスで内戦が起きるかもしれないという情報が!!何も言わず旅立ったサフィードを追いかけ、ついに彼の過去を知ったマィヤはー!?
昭和十七年四月、中禅寺敦子は兄・秋彦の薦めで、横浜の港蘭女学院に入学し、寮生活をはじめる。同室の麗しい先輩・紗江子と万里にかわいがられ、学校にも慣れた頃、学校で『天使様』というゲームが流行りはじめる。天使様のお告げで、紗江子が万引きの常習犯だと噂されるようになり、敦子は兄の知識も借りて、天使様の存在を否定する。ところがその翌日から敦子の周囲で不気味な事件が相次ぎ…。少女探偵・敦子登場!!
大商人の令嬢だけど少年姿で商売に励むマィヤ。そこに突然「皇帝になれ」との命令が。実はわたし、女なんですけど…えっ、報酬は思いのまま!?皇帝代行を始めたマィヤの元にまさかの“花嫁”が!しかも異国の王女の花嫁はサフィードと顔見知り!?マィヤは自分と出会う以前の彼の過去が気になってー?ピンチもラブも大増量!二人の関係が動きだす第2巻!
皇宮商人の娘マィヤは、帝都一の大店を目指し御曹司アティルとして商談に励む日々。店の後継者と目される先輩商人サフィードに「女だという自覚を持て」と叱られながらも少年姿で店先に立つマィヤの元に、父が皇宮で行方不明との報せが!!父を捜しにアティルとして潜り込むとそこにいたのは煌びやかな王子様ばかり??えっ、“女帝陛下の後宮”ってどういうこと!?
50年に一度、下界に住む高貴な家柄の娘の中から、占いによって巫女姫が選出され、神域といわれる香玉山で育てられる。その巫女姫は、伝説によれば黒竜大聖に嫁ぐことになっているのだ。嫁ぐ日を夢見ていた巫女姫・愛春燕。しかし、それはただの伝説だと言われショックを受ける。そのとき、雲の間から、黒竜大聖が降りてきて…。葵木あんねが描く天上の恋。壮大なスケールで描く天界ファンタジー。