著者 : そと
城姫クエスト(2) 僕と銀杏の心の旅城姫クエスト(2) 僕と銀杏の心の旅
とあるきっかけで“城姫”たちの“城主”となった僕、天城秋宗はなぜか海に合宿に来ていてーー!? 「合宿か……うむ、いいな、何となく胸が躍るような響きがする」(熊本城) 「わあ、これが本州地方の海なのですねー」(松前城) 「優雅に波打ち際で秋宗様とお茶でも楽しみたいですわね」(小田原城) 城姫たちと過ごす日々は今日もトラブルいっぱい! 新たな城姫も加わって、さらには修学旅行にも行っちゃいます!でも、旅行先の九州・熊本で異変がーー。
城姫クエスト 僕が城主になったわけ城姫クエスト 僕が城主になったわけ
「──私は熊本城。肥後国に拠を置く加藤家縁の者にして……栄えある九州地方最大の“城姫”だ」 普通の高校生である僕、天城秋宗の部屋に突然現われた美少女は、自分のことをそう名乗ったんだ。どうやらタイムスリップをしてきたらしい彼女は、なぜか僕の家に住み込むことになって──。 そして次々と現われる城姫たちが起こす騒動に、僕はいやおうなく巻き込まれることになる。だって、熊本城は気が強いけどやっぱり女の子で、どうしたって放っておけないんだ。 これは僕と彼女、銀杏──“城主”とその“城姫”という関係を結ぶことになる、熊本城と過ごす日々の物語。
森の魔獣に花束を森の魔獣に花束を
剣と魔法が大きな力として存在する世界。クレヲは絵を描くことだけを生きがいに孤独な日々を過ごしていた。だが、名家に生まれた彼は、跡継ぎになるための試練の旅に出なければならなくなる。禁断の森へ踏み込み、そこで半人半植物の魔獣の少女と出逢う。あっけなく捕まったクレヲは、なんとか気を惹いて助けてもらうが、代わりにペット同然に拘束されてしまった。こうして始まった奇妙な共同生活だったが、クレヲはいつしか安らぎを覚えていく。しかし平穏な日々は長く続かなかった…。人と魔獣の恋を描いた心温まる異色ファンタジー。
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