著者 : はいむらきよたか
生まれながらにして、すべてのことが出来すぎてしまうせいで空虚な日々を過ごす高校生、真神凛太朗。暇つぶしのため、あえて“最弱”と呼ばれる瑠奈=アルトゥールの陣営に加わり、来るべき世界の危機を救うため真なるアーサー王を決める“アーサー王継承戦”に参加することになるのだが…。「私のエクスカリバー…売って、お金に換えちゃったから」瑠奈は、聖剣を売り払い、召喚した“騎士”のケイ卿にはコスプレさせて利用したりするロクでなしで!?しかし絶望的な危機に瀕した時、瑠奈は凛太朗さえも認める強さを垣間見せー。新たなるアーサー王伝説がここに始まる!
自らの根城・学園都市を躊躇なく捨てたアレイスターは魔術大国イギリスへの総攻撃を開始する。一見非道な作戦には、しかし何故か上条やインデックス、一方通行、浜面や滝壺の姿も見えーー。 大天使エイワスの力をも凌駕する大悪魔コロンゾンの封印は遠からず解かれる。その前にロンドンでヤツの弱点を掴まなければならないのだが、大悪魔が憑依していたローラが率いていたイギリス清教にとっては、それは科学サイドからの侵攻としか見えない。 誰も望まない決戦に、上条は挑んでいた。そんな熾烈な状況下で、彼の窮地を救ったのは、まさかの管理人系ほんわか天然お姉さん、オルソラで???
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア10』発売決定
目を覚ますと頭の先から足の裏までびっちり特殊なスーツに覆われて脱げない浜面。何かしらの犯罪に巻き込まれ街中どころか一方通行まで敵に回した彼は途中、新たな厄介ごとを背負う。それは道端に捨てられた小さな赤ん坊。その手首のタグにはLから始まる六文字が刻まれていて? 果たして馬鹿なヤンキー浜面はミニスカサンタで巨乳な恋人・滝壺理后に気づいてもらえるのか。 一方その頃上条は窮地。何だか知らんが究極美少女と化した滅法大人気ないアレイスターから逆セクハラをお見舞いされていた。相手は宿敵だが究で極な美少女、どうするツンツン頭!
王国軍出兵。 ベートの活躍によりアマゾネス狩りの事件を収束させたのも束の間、都市外からの侵略者の迎撃に乗り出す【ロキ・ファミリア】。 強過ぎる冒険者達によって万の軍勢が蹴散らされていく中、ひょんなことから発せられた少女の問いが、リヴェリアの記憶の扉を叩く。 「昔のアイズさんの話、聞かせて頂けないでしょうか?」 それは、当時『人形姫』と謳われていた少女の秘話。 追憶の欠片はハイエルフの想いを過去に飛ばし、一方で竜信仰の村に辿り着いた少女もまた在りし日の情景を追想するーー。 これは、もう一つの眷族の物語、 ──【剣姫の神聖譚】──
『計画』。 科学の総本山に鎮座する、不死の魔術師による一〇〇年越しの大願。 それは無限に変化し、そして容赦なく牙を剥く──。 学園都市の支配者に狙われた土御門元春と府蘭。上条当麻の部屋に転がり込んだ二人は、最終手段として学園都市からの脱出を試みる。 しかし、緑色の手術衣を着た男は彼らを決して逃さない。その毒牙、魔術の『業』による攻撃で土御門の妹・舞夏が蝕まれてゆく。 事態を打破するため、上条と土御門は、学園都市統括理事長の本拠『窓のないビル』突入を決意した。 待ち受けていたのは、支配者の精神を象徴するかの如き巨大な虚無の空間。 最上部を目指し突き進む上条だったが、突如現れたミナ=メイザースを名乗る奇妙なネコミミ喪服美女の誘いで、彼は不死の魔術師が歩んできた『黄金の軌跡』を経験する。『幻想殺し』が生み出された謎と共に──。 ついに、幕は開く。 これより始まるのは、一片の曇りもない『人間』アレイスター=クロウリーの物語である。
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』外伝、待望の第八弾!
港街(メレン)で手がかりを得た【ロキ・ファミリア】は迷宮街『ダイダロス通り』の調査を開始する。 敵の住処を突き止め、とうとう闇派閥(イヴィルス)の残党を追い詰めるアイズ達だったがーー。 「人造迷宮クノッソス……始祖傑作の礎となれ」 かつてない闇の迷執が牙を剥く。 呪われた血族、勇者への因縁、姿を現す最後の邪神、そして舞い戻る赤き髪の怪人(クリーチャー)。 『悪』の巣窟が今、アイズ達に最大の危機をもたらす。 「さようなら、【ロキ・ファミリア】。良い悪夢(ユメ)を」 これは、もう一つの眷族の物語、 ──【剣姫の神聖譚(ソード・オラトリア)】──
大熱波が去り、復旧モードの学園都市。そこは、通信インフラが寸断された混乱の影響で、『警備員(アンチスキル)』達さえ手綱の握れぬ無法地帯となっていた。 そんな学園都市を、上里翔流帰還を信じる『上里勢力』の少女たちが、自由気ままに暴れ回る! 追跡のエキスパート『辿り屋』絵恋、直接戦力を得意とする変幻自在の海賊少女の琉華、ネットを駆使して大衆を操る幽霊少女の冥亞……。木原唯一に『右手』を盾にされ、上条当麻抹殺を命じられた彼女達だが、その芯は変わらない。想い人を取り戻す。その信念ゆえに突き進む。 全てを賭して襲い来る少女達から逃走する上条。彼の味方は、『上里勢力』からたった一人ついてきたUFO少女・府蘭だけだった。 しかし、間違ってはいけない。 この劣勢状況下こそ、上条当麻の真髄が発揮される時。 さあ、上里翔流を救え。 彼女達の哀しい暴走を止め、この争いに終止符を打つために。
今度は(お嬢様)学校の生徒総動員? 『エレメント』から、『聖域』を守れ! 上里翔流が消えてから三日。 次なる戦いに身をうつした上条だったが、その先に待ち受けていたのは、水着姿の食蜂操祈や御坂美琴をはじめとする、お嬢様だらけの常盤台中学(てんごく)だった……? 季節は冬。12月の学園都市ーーにもかかわらず、気温は摂氏50度を超えていた。原因不明の大熱波により、学園都市のインフラ全てが機能停止する中、その『予測不能な脅威』はやってきた。 エレメント。 灼熱地獄を這う異形の化け物。『暗闇』を好み、停電中の学園都市で次々と生徒を襲う凶暴性を持つ。ヤツらに唯一対抗できる『右手』でもって、上条は吹寄やインデックスの手を借りて激戦地へ向かうも多勢に無勢。そんな窮地に現れたのは、異形の機械『対魔術式駆動鎧(アンチアートアタッチメント)』に包まれたあの少女で……? 食蜂操祈を参謀にお嬢様学校総動員で挑む中、上条は『大熱波』と『エレメント』を仕掛けた黒幕の正体に迫っていく!
「戦う乙女達の束の間の休息!海水浴ならぬ湖水浴やー!」“ロキ・ファミリア”都市外へ!遠征を終えたアイズ達は迷宮第二の出入り口を探すため、港街メレンを訪れていた。下心丸出しの主神に振り回されながらも青い湖に癒される少女達。しかし異邦より現れた船が波乱をもたらす。闘争と殺戮の女神が統べる“ガーリー・ファミリア”。ティオネとティオナの悪しき因縁。不穏な影が暗躍する港街で、双子の姉妹は忌々しき過去と対峙する。「闘争の行く末ーそれが見たいのじゃ」これは、もう一つの眷族の物語、-“剣姫の神聖譚”。
20周年を記念する、あの伝説のアーケードゲームと『禁書目録』が奇跡のコラボレーション! 学園都市で、大人気となった次世代競技がある。 実際の街並みに出現する巨大なバーチャロイドで行う格闘戦。その正式名称を『電脳戦機バーチャロン』と言う。超能力者だろうが無能力者だろうが、テクニックさえあれば誰もが対等に渡り合えるため、学園都市の生徒間で爆発的に広まっていった。 白の意匠でカスタマイズされたバル・バドスを専用機とするインデックスと、初期装備テムジン機の上条当麻がバトルを開始したその日。 「凛鈴。富良科凛鈴です。私はリリナではありません……むにゃ……」 寝不足気味の少女が学園都市に降り立った。 そして、上条は遭遇する。通常のバーチャロンでは起きてはならない未曾有のアクシデントに。それは電脳戦機と学園都市が融合した、壮大な闘いの幕開けの合図だったーー! 御坂美琴によるライデン機、食蜂操祈によるエンジェラン機など、多彩な専用機が登場! 鎌池和馬が小説を書き、メカデザイナーのカトキハジメが挿絵を描く完全新作ストーリー!
転校先にも、右手に『理想送り』を持つ上里は現れた。 『上条の日常』が、音を立てて崩れていくーー! 「ぼくの『理想送り(ワールドリジェクター)』ときみの『幻想殺し(イマジンブレイカー)』。ぶつかったらどっちが勝つのかな?」 神をも凌駕する右手を持つ少年二人の激突から一夜明け。 上条当麻と上里翔流は、譲れない想いを胸に、学校の食堂で献立片手に睨み合う!? 説明しよう。魔神・僧正の暴走により学校を破壊された上条は、留年阻止のため別の学校に通うことに。そこには非常に頼りないミニマム生徒会長女子・ビクビクウサギさんと、因縁の相手である上里がいて……!? 世界を賭けた戦いよりも留年の脅威を感じ、それどころではない上条。一方の上里も、なぜかフレンドリーに接してくる。これは意外にも熱き友情路線にルート変更か? と感じた刹那。 街に半裸レインコートの少女が現れた。 少女は、圧倒的な力で学園都市の超能力者(レベル5)たちを手玉に取っていく……! その半裸少女の正体は、謎の第三勢力……ではなく、あの上里さえも畏怖する妹・去鳴(サロメ)でーー!?
暗殺対象である神奈川序列第一位・天河舞姫の突然の来訪。二人っきりになる絶好の機会であるにもかかわらず、動揺する紫乃宮晶。ストーキングの証拠満載の舞姫グッズで埋め尽くされた部屋を隠し通せるのかー。さらには四天王入りを果たしたことで、「神奈川伝統の寝起きドッキリでね!」今度は逆に舞姫たちからストーキングを受けることに!?そして明らかになる衝撃の事実ー「シノって…女の子だったの?」「そうだが」新世代ボーイ改めガール・ストーキング・ガール!!
異能の力を全て打ち消す右手『幻想殺し(イマジンブレイカー)』 VS負の想念で全てを消し去る『理想送り(ワールドリジェクター)』! 「やあ、幻想殺し」 「だとすると、アンタは理想送りか?」 世界を意のままに、何万回でも塵にすることができる真性の『魔神』達。そんな無敵の存在らを、一瞬で消し去る少年がいた。 少年は『どこにでもいる平凡な高校生』にして、しかし同時に最大最悪の『理想送り』を右手に宿す存在。それは『新たな天地を望むもの』を全て消し去る、恐るべき力だった。そして、もう一人の『どこにでもいる平凡な男子高校生』上条当麻の右手に宿る『幻想殺し』と、表裏一体の存在でもあった。 「幻想殺し。ぼくは『魔神』に用がある。ぼくをこんな風にした『魔神』達に」 「それはお前の事情だろ。俺達には関係ない」 少年二人は、学園都市の暗闇で対峙した。 互いに譲ることができないもののために。 この勝負の鍵を握るのは、レイヴィニアとパトリシア、二人のバードウェイ姉妹で……!? 極大のイレギュラー同士が、ついに激突する……!
59階層の決戦を制し帰還に移る【ロキ・ファミリア】。 だが道中、ダンジョンの異常事態により行動停止となる一行は18階層で野営を行うことに。 そこにはアイズが再会を望む白髪の少年の姿が…… 「ベル……?」 昇格の世界最速記録を樹立した少年に興味津々のアイズ達、そして一人不機嫌に陥るエルフの少女。 何とか我慢しようとするレフィーヤだったが──少年がもたらす騒動に、とうとう怒りが爆発する! 「待ちなさぁ────────い!」 「ひいいいいいぃいいいいいいい!?」 冒険者達の束の間の休息編! これは、もう一つの眷族の物語、 ──【剣姫の神聖譚(ソード・オラトリア)】──
西暦二〇四九年。世界は終わるかと思ったが、終わらなかった。突如として現れた正体不明の『敵』-“アンノウン”と戦争を続ける人類。防衛都市のひとつ神奈川の学園に転校してきた紫乃宮晶。彼の目的は『神奈川序列第一位・天河舞姫を暗殺すること』。しかし『最強』の称号を有し、人類の希望である少女の強さはあまりにも規格外で…。「のぞきではない。監視だ」「今は胸を調べている」「無論、尾行だ」「変態ではない、調査だ」「秘密裏に行う家宅捜索だ」舞姫の全てを知るための観察が始まった!?新世代ボーイ・ストーキング・ガール!!
地球滅亡をかけた、上条当麻と御坂美琴のチェイスバトルが幕を開けるーー! 上条当麻は、疾走していた。 ハイテク自転車『アクロバイク』で、学園都市を逃げ回る。背中には、彼の腰にしっかりと手を回し、振り落とされないようにしがみつく御坂美琴の姿があった。 ーー二人の背後から、『巨大な闇』が迫る。 その『闇』は、次元すら超越するほどの圧倒的な破壊の力で、上条を追う。 今度はオティヌスのように和解はできない。 サンジェルマンのような『紛い物』でもない。真の魔神、真のグレムリンが迫り来る。 もはや上条や美琴では太刀打ちできない。万策尽きた二人だが、しかしそこに意外な人物が救いの手を差し伸べ……! 同じ時。背中を預けながら戦う美琴の胸中にはどこか穏やかでない『上条への想い』がくすぶり始めていた……。 地球滅亡をかけたチェイスバトル! 『グレムリン:魔神襲来』編、登場! 科学と魔術が交差するとき、物語は始まる!
「聞いても、いい?」 「えっ?」 「どうして君は、そんなに早く、強くなっていけるの?」 「……何がなんでも、辿り着きたい場所があるから、だと思います」 「私も……」 ──悲願(ねがい)がある。何がなんでも、辿り着かなければならない場所が、遥か先の高みにある。 少女にも、少年にも。 ついに始まる『遠征』。未到達領域59階層への挑戦。少女は『未知』へと挑み、そして少年は──。 『──冒険を、しよう』 これは、もう一つの眷族の物語、 ──【剣姫の神聖譚(ソード・オラトリア)】──
上条当麻は、全世界からオティヌスを守った。『魔神』の力を失った彼女は、小さな妖精さんとなり上条家の居候となる。そして、インデックスは相変わらず幸せそうにご飯を食べていた。そう、上条は望んでいた日常を取り戻したのだ。 しかし。新たな脅威は、すぐに来た。 --『魔神』が動くぞ。 --長い旅路の果てに、ついに見つけたぞ。 --サンジェルマン。それが全てを手に入れる者の名だ。 戦場の舞台となった『ダイヤノイド』は魔神によって封鎖された。最悪の状況に巻き込まれたのは、ショッピング中の『アイテム』の面々、その荷物持ち予定だった浜面仕上、そして学園都市第六位の超能力者・藍花悦ーーの紛い物。 激突が、始まる。