著者 : ぴょん吉
改めて正式に入籍した晴と理桜。「なんだかんだ言って……ちょっとは浮かれているんじゃないのか?」「う、浮かれてないし、全然浮かれてないし!」そんな二人の下、理桜への挨拶という名目で晴のバイト先の同僚たちが家に遊びに来た。同僚であり晴と同大学に通う女子大生、鹿野千百合。彼女はまだ晴に未練があり、さらには二人の関係を疑っていて……。「……晴さん、結婚したこと、後悔してないですか?」偽装結婚であることがバレないようにボロを出さずに頑張る二人だったが、なりゆきで千百合が泊まることになり!? 両片想いでも素直になれない、じれったい二人が織りなす偽甘新婚ラブコメ、波乱が波乱を呼ぶの第2弾!
「まったく、なんであんたと結婚しなきゃいけないんだか」「そりゃこっちの台詞だ」石動晴は家の事情により、一時期付き合っていた幼馴染み兼元カノの玉木理桜と政略結婚することになった。一つ屋根の下、形だけのドライな同居生活を送ろうとするがーー実はこの二人、まだ未練タラタラで……。「ダ、ダメよ……こんなそばにいたら、私、また晴のことを」「バレるわけにはいかない。俺が理桜のことを引きずってるなんて」必死に吹っ切ったフリをするがお互いに意識しまくり。偽りだったはずの新婚生活で、昔の恋がどんどん再燃していく。元カップルが恋心を隠したまま偽装結婚!? じれったい二人が織りなす偽甘新婚ラブコメ!
イブリスと奴隷を巡る事件も収束し、再び日常を取り戻した少年シオンと四人のおねえさん。事件の流れで偶然にも未知の聖剣を手に入れたシオンだが、その聖剣には何者かの思惑が張り巡らされていることに気づくーー。それはそれとして、屋敷では相も変わらず賭けトランプやエロ本騒動でドタバタしていた。メイド達による『シオンに一番似合う服選び大会』が開催された結果、(なぜか)とある山頂に見つかった温泉の調査に向かうことになった一行。温泉の観光地化に向けて問題解決を託されたシオンたちだったが、そこは強力な魔獣の住処となっており……。最強の神童少年と四人のおねえさん達のラブラブ同居生活、ほんわか第4弾!
ナギの怪しい夜なべ仕事を巡る騒動や屋敷全体を巻き込んでの酒盛り饗宴もありながら、少年と四人のおねえさんの日々は続く。武闘大会で出会ったシオンに瓜二つの少年、ノイン。彼の正体を探るべく、シオンは己の足枷となっている魔王の呪いに関して調査を開始した。参考文献の買出しに出かけたアルシェラ達は、街中で一部の貴族が始めた亜人を主な対象とした『奴隷反対運動』を目にする。数日後、シオンの屋敷に訪れた商人が紹介してきたのは二人の幼いハーフエルフ、偶然にも渦中の存在である奴隷だったーー。辺境で穏やかに暮らす最強の神童少年と、四人のおねえさん達のラブラブ同居生活、世界が動き始める第3弾!
相変わらずメイドたちにちょっかいを出されながらも、神童シオンと四人の日々は穏やかに続いていた。だがある日、街で行方不明事件が相次いで発生しているという噂を耳にする。その事件の被害者は皆、若い男で、どうやら淫魔が関わっているらしく。調査に乗り出したシオンだったが、なぜか女装して武闘大会に参加することに!?「アルシェラ。なぜお前はこの服を持ってきている?」「こんな場合もあろうかと思いまして」「どんな場合を想定していたんだ……?」さらにはイブリスの手違いで子供の部への参加になってしまいーー。辺境で穏やかに暮らす最強の神童少年と、四人のおねえさん達のラブラブ同居生活、待望の第2弾!
かつて神童と謳われた勇者シオンは、魔王を倒し世界を救うが『魔王の呪い』により王都を放逐され、辺境での隠遁生活を強いられる。世界を救い、けれど世界に忌み嫌われた少年はある頃から四人のメイドのおねえさんと一緒に住むように。戦えば無敵のシオンだが年上のメイド達にはからかわれ続ける日々を送る。「どうして僕のベッドで寝ているんだ!?」「どうしてと言われましても、私が添い寝当番でしたので」「もうっ、シー様かわいいっ!」「……お前ら、僕で遊ぶのもいい加減にしろ」強すぎるがゆえに迫害された神童勇者と、少し変わったメイド達。辺境で穏やかに暮らす最強の少年とおねえさん達のラブラブ同居生活!
晴れて希美と付き合うことになった僕、芦屋優太。少しずつ二人のこれからの思い出を作っていこうとしていたのだけど、僕の意図していないタイミングでの早送り能力が発動してしまう。 気づけばクラスの風紀委員、柊木美月の制服盗難疑惑が僕にかけられていた! どうして僕がそんなことを!? さらには一緒に風紀委員をすることになっていたり柊木に希美との関係を否定されてしまったりと、僕の日常は変わってしまった…… 僕の知らないうちに一体、何が起きたのか、全てを知るために僕は動き出した。 他でもない、希美との未来のためにーー 「一人じゃ意味がないんだ。希美と同じ場所にいて同じ時間を過ごさないと」 第13回MF文庫J新人賞最優秀賞受賞作!
みんなは近いうちに逃げ出したくなるような嫌なことってある? あるよね、きっと。明日になっちゃえばいいのにって思うようなそんな時。僕、芦屋優太はそんな時間を早送りできる能力を手に入れたんだ。これでもう勉強や揉め事、全ての嫌な時間から逃げることができる。やったね! そうして早送りしながら日々を過ごしてたら知らないうちに彼女が出来ていた! しかも相手はあのクラスの問題児、柳戸希美だって? 僕は怯えながらも付き合い始めたんだけど、意外にも柳戸はとても優しくて、そしてとても可愛くて……。どうして柳戸はこんな僕のことを好きになってくれたんだ……? え、このラブコメ、僕だけ知らないの? 第13回MF文庫J新人賞最優秀賞受賞作!
〈天の梯子〉を狙った襲撃事件から一ヶ月。カイルとヴィータは変わらずアイリーンの酒場で賑やかな日々を過ごしていたが、そこにやってきたのは教会に所属する脳筋槍騎士のセレスティナ、そして研究員シャレーナの二人だった。彼女たちが下層に降りてきた理由は、上層セフィラの一つ、ケセドが徐々に下降していて、このままでは下層セフィラのいずれかに衝突する恐れがあると言う。なりゆきでカイルたちも調査に協力することになるが、再び、十の浮遊都市の存亡を賭けた大きな陰謀に呑みこまれていく……。第11回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作受賞作、待望の第二巻!
「世界は概ねクソったれであると理解している」十の浮遊する都市、セフィラが人々にとっての世界の全てだった。かつて親友のリアと共に自作飛行機の事故で空から落ちた少年、カイル。彼は下層セフィラ、イェソドにある酒場の用心棒として生計を立てていた。そんな彼の前に、空から一人の少女、ヴィータが落ちてくる。世界の本質に干渉しその在り方を《再定戯》する力“定戯式”を駆使して少女を救ったその時、彼の日常は一変する! 第11回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作受賞作、世界を賭して空を翔けるボーイミーツガール、堂々開幕! 「カイはなにをしたい? なにを手に入れるために飛ぶ?」
武琉に粉砕されたかに見えた人類救済会議の隠謀は、理事長の計画の一手に過ぎなかった。閉鎖されるエーテルフロート。集められる神域封剣使いたち。武琉は世界の滅亡を止めることが出来るのか!?
己が力を解放出来る異世界へと召喚された武琉。学園最強を決めるトーナメント、神剣刀争本戦でも圧倒的な力を見せつける武琉の前に、双剣の神域封剣を帯びたネオリカ第二位レナードが立ちふさがるーー。
異世界では貴重なヤマトの血脈を持つ武琉は、周囲の注目を浴びながらも神霊浮遊都市での日々を送っていた。そして、封剣学園全体で行われる神剣刀争の予選が始まる。順調に課題を突破していく武琉だったが……。
過去の事故が原因で特殊な身体能力を得てしまった高校生、如月武琉は、窮屈ながらも変わらずに現代社会を生きていた。けれどある日、自宅の倉で謎の光に包まれ、気がつくとそこは、魔力を増幅させるための装置としての剣が世の中を支配している異世界だった…。呆然としていた武琉に、咲耶と名乗る黒髪黒目の美少女は告げる。「ここは高度一万五千メートルに浮かぶ、世界唯一の空中都市ー神霊浮遊都市」各国の超エリートが集められた学園『封剣学園』を舞台に繰り広げられる、学園バトル無双幻想曲、始動!「剣気ー解放ーッ!」