著者 : ゆさの
怖がりなお姫様と共に、いざお化け退治! 今日も世界一可愛いぽんこつチョロかわお姫様クレルのお世話をしつつ、皇都の民の悩みを解決する敏腕執事ロート。そんな主従の下に舞い込んだある手紙がきっかけで、二人はお化けが出ると噂の修道院へと出向くことに! 超怖がりなのにロートが心配で同行するといって聞かないクレルと共に、ロートはお化けに纏わる謎を解き明かしていく! 「ロートは私のなんですから、傍にいないと駄目なんです!」 チョロかわ最強皇女様×毒舌万能執事の最愛主従譚、第二幕!
世界が終わりを迎えるまでーーおよそ一年。 英雄の生まれ変わりとして召喚された大咲空は、この終わりゆく世界で過ごす中で、魔法使いの少女ユーリに恋をした。 学園の襲撃やユーリの暴走、数々の困難を乗り越えた空は、ついにユーリへと想いを伝えーー。 「……アイ? 言葉の意味は知っていますけど……『好き』とは少し違うものですよね?」 「……うーん。それじゃあ、『好き』と『愛』との違いを一緒に勉強してみようか」 「えっ? ……い、一緒に?」 限られた刻の中で少しずつ距離を縮める二人の前に現れたのはーー吸血鬼の少女。 自分と違って積極的に空へ“好き”を伝えるその存在に、ユーリは次第に焦りを募らせ、恋することの意味を知っていくーー。
「チョロすぎます、クレル様」 世界最硬の防御魔法を操る天才魔法士ロート。そんな彼の仕事は世界一可愛いぽんこつチョロかわお姫様クレルの護衛執事。 愛ある毒舌に逐一可愛い反応をする彼女を愛でつつ日々お世話するロートの下にある日、国宝である「魔鍵」を護ってほしいという依頼が届く。解決に乗り出した二人だが、それはやがて国の、そして二人の運命を揺るがす大事件へと発展していきーー 「私の執事さんは、絶対に私を護ってくれますよね?」 チョロかわ最強皇女様×毒舌万能執事の最愛主従譚、開幕!
終わりゆく世界を前に、少女は願う。かつて英雄が愛し、そして救った世界。余命はおよそ一年。たとえ、私が死ぬことでしか世界が救われないとしてもー。「大咲空さん。どうか、お願いします。この世界を救ってもらえませんか?」「あなたはかつて、この世界を救った“英雄の生まれ変わり”なんです」終わりゆく世界を前に、少年は自問する。召喚されてからこの世界で過ごした、少女との日々。ちょっぴりドジで、すぐ拗ねる。でも、たまに見せてくれる笑顔が嬉しくてー。この世界と、たった一人の大切にしたい女の子。どちらか片方しか救えないのならー。
ヨヨはエヴァとの仲を深め、無事に定期試験を乗り越えた。ソラナカルタ魔法学校は冬休みに突入し、ヨヨはルナとエヴァとともに工房迷宮へと潜る。そこで出会ったのは、セレスティティと名乗る3年生の魔法使い。彼女の額に埋め込まれた水晶は錬金術師の一族であるドワーフの証だった。セレスの案内で、3人は工房迷宮に隔離結界で隠されたドワーフの里を訪れる。そこでヨヨたちが知らされたのは、ドワーフ族に伝わる“巫女”と“運命”の話。運命に縛られたセレスの枷を解き、諦めた夢を取り戻すため、“星詠みの魔法使い”は星を落とすー!
魔術剣の才を開花させ、闇を払え 代々、誇り高き魔術剣士を輩出するレ・ノール家の少女・エヴァリーナ。 幼い頃から魔術剣士を夢見た彼女は、しかし、絶望的なほどに才能がなかった。 魔導書作家を志す少女・ルナと共にソラナカルタ魔法学校の定期試験に挑んだエヴァは、ルナに後れを取り、自身の無力さに焦りを覚え始めていた。 ヨヨに特訓を頼み、鍛えてもらうーーその最中。 邪教種の襲撃により、ルナが囚われの身となってしまう。 エヴァはヨヨと共に救出に向かうものの、襲い来る脅威によって窮地に追いやられていた。 傷ついたヨヨに守られることしかできないエヴァは、ルナが記した魔導書で覚醒の兆しを手にするーー!
魔導の極致に至る、主人公(ヒーロー)を綴る物語。 魔導書作家ーー魔法使いの極致で、世界にほんの一握りしかいない存在。 世界最高峰の魔法使い教育機関とされるソラナカルタ魔法学校に籍を置く上級生の少年・ヨヨ。 魔法学校の地下空間に広がる工房迷宮でヨヨが出会ったのは、夢を抱く新入生の少女・ルナだった。 「わたし、魔導書作家になりたいんです!」 あまりにも非現実的な夢を、当然のように口にするルナの瞳は輝いていた。 目的を見失っていたヨヨには、より一層そう見えた。空っぽの少年・ヨヨと、夢を追う少女・ルナ。 二人の魔導書を巡る物語が、今幕を開けるーー。