著者 : ゆらん
元西方大陸最強の黒天騎士団がひとりシオンは、軍師アートルム卿の名を受け継ぎ、己が剣技と知略を駆使して、家族を奪ったグラニヤ帝国の復讐を誓っていた。王女ローゼリアを旗印としてエルザイム王国と東部諸国との同盟が完成し、対グラニヤ帝国全面戦争の準備が整う。城塞都市テリナスの決戦で黒天騎士を退け武勲をあげたシオンとセレインは、両軍が雌雄を決する因縁の地・マントラウ湖へー。だが、ふたりはまだお互い秘密を抱えたままだった。アートルム卿の仮面に隠された復讐の炎が晒されたとき、セレインは何を思うのか?天下分け目、決戦の幕が切って落とされる!!
元西方大陸最強の黒天騎士団がひとりシオンは、軍師アートルム卿の名を受け継ぎ、己が剣技と知略を駆使して、家族を奪ったグラニヤ帝国への復讐を誓っていた。アートルム卿の活躍で、王女ローゼリアの下でひとつになったエルザイム王国は、帝国の侵略に対し徹底抗戦に入る。要は城塞都市テリナス。両軍が進攻するなか、街へ入ったシオンの目の前に、失ったはずの実の妹ランが現れた。「ようやく会えたね、あにさま。…死ねばいいのに」黒天騎士団“白鳥”となり凶刃を振るうランー妹を闇から救い出すため、シオンは過去の亡霊と対決する!!
西方大陸最強のグラニヤ帝国“黒天騎士団”がひとりシオンは、母国に裏切られ家族を壊された。復讐に燃える少年は「武」に勝る「知」の力を得て、軍師アートルム卿の名を継ぎ強大な帝国に復讐を誓う!そして現在、東部のエルザイム王国は、帝国の脅威に晒されていた。抗戦か、講和か。国論は二つに割れ、王国は内乱の危機にある。抗戦派の旗印ローゼリア王女に仕える女騎士セレインは、海辺に流れ着いたシオンを介抱する。シオンは正体を隠したまま彼女と行動を共にするのだが、この出会いが後に大陸史を塗り替える『デュシア大戦』の幕開けとなるとはまだ知る由もなかったーいま、逆襲の戦記が幕開く!!
男エルフの僕を「おとこ」にするためはじまった、三人の女の子との共同生活。稀代の天才といわれるエルフのティアから魔法の個人レッスンを受けたり、食人鬼のゼナとちょっとお姉さんなイツミの料理対決に巻き込まれたり、一日にかけもちで三人とデートをしたり…。そんな毎日を送るうちに、だんだんみんなのほんとの姿が見えてきて、無理やりの共同生活が、少し楽しくなってきた気がしないでもなく。それでもあいかわらず、予期せぬエッチな出来事はおこったりして…。そんなこんなで、いつか僕も、誰かを好きになったりするのかなぁ。
僕はクルト。百年ぶりに生まれた男エルフだ。男エルフは数が少ないというだけでなく、その子供はとびきり優秀になるという珍しい存在。だから、僕自身はたいした取り柄もないんだけど、子供目的で結婚を望む女性がたくさんやってきたんだ。だけど僕は、誰彼構わず子作りしたいとか思わない。そもそも僕はまだ、完全な男になれていないし…。まあそんな理由があって、僕は三人の女の子たちと、無理やり共同生活をすることになった。え、なんとも羨ましいって?僕はほんとうに好きな人が見つかれば、それでいいんだけどね。
事故で異世界転生した色黒ギャルな女子高生・東条あにすは、その容姿から、ダークエルフと間違えられてしまう。兵士に捕らわれてピンチに陥るあにすだが、小国フィニアスの王女ラダに救われる。そしてどうやら、あにすはオークなどのモンスターや、万物の力の源であるマナさえも魅了できる、『マブる』という特殊なスキルを持っているらしい。女難の相を持つ冒険者ケンゴとともに、新米冒険者として活動しつつ、元の世界に戻る方法を探すことにするあにす。しかしある日、ラダ姫が何者かにさらわれてしまう。そしてその事件は、フィニアスに迫る戦乱の予兆で…?ギャルが異世界を舞台に数々の伝説を築いていく痛快ファンタジー、ここに開幕!
辺境都市グランノワール。かつて魔王を滅ぼした大英雄である剣士リュカ・クラージュは、100年の眠りから覚め、この地を彷徨っていた。ある時、悪漢に襲われている少女・ユーノを助ける。リュカにとって忘れ難い人の面影を宿す彼女との穏やかな時間が始まった。だが、「1年後、莫大な借金の形として奴隷になる」というユーノの秘密を知ってしまう。彼は決意する。どんな手を使っても、たとえ悪に堕ちてもユーノを必ず救ってみせると。
グランパレスを後にした薫は、アリシアとともに古の都ミュージクルを目指していた。その道中で魔物に襲われる女性を助けたのだが、彼女はグランパレスで出会った歌手のシャーリーだった。シャーリーはミュージクルで開催されるミュージクルフェスタに参加するということで薫とアリシアも同行することとなったがー。「小説家になろう」発、異世界医療ファンタジー。
人類が“至高の血族”と地上の覇権を争う世界。対血族部隊に所属する十影はその圧倒的な戦闘力から「暁の英雄」と呼ばれていた。そして、少年には守るべき者たちがいるー。十万を超す至高の血族の大軍がクリアナに迫っている。数の上で絶対的に不利な人類は、一騎当千の精鋭たちー十影、クルススク、紅蛇、そして、クラリタ、ペスティから成る小隊“シルバーエッジ”に、全てを託した。相対するは、超人たちすら絶対絶命へと突き落とす怪物級“誉れ高き血統”が三傑ーされど、戦士たちは命を賭ける。愛する者と生き残るために。英雄よ、その刃を以て人類を勝利に導け!全面戦争、勃発!!
人類最強の存在である英雄王に負け、長き眠りについていた魔帝ロキ。人にとって永遠とも思える時間を費やし、また人を超越した“完璧”な存在として蘇る…そのはずだった。ところが、完全体となる前に何者かに叩き起こされ、ロキは不完全な状態で復活してしまった!目を覚ましたロキの周りにいたのは、美少女4人組。「誰にも邪魔されない、自分だけのハーレムを築きたい」と願っていたロキは大喜び。だがそんなロキに突きつけられたのは、彼女たちはロキの命を狙う英雄だという事実だった!実力では勝てないLv1のロキが選んだ道は、英雄を倒すのではなくー?女の子好きでお調子者な魔帝による、命がけ(?)のナンパラブコメディ!
人類が“至高の血族”と地上の覇権を争う世界。対血族部隊に所属する十影はその圧倒的な戦闘力から「暁の英雄」と呼ばれていた。そして、少年は新たな宿命を背負い始めるー。晴れてエクイテスへの入隊を果たしたペスティ、そしてクインとの日常を謳歌する十影だったが、強大な敵が過去から蘇る。第三十三太陽塔設営戦ー十影が英雄と呼ばれたその日に生まれた復讐劇の渦が、要塞都市クリアナに襲いかかる!!至高の血族たちの襲撃を迎え撃つペスティたち。しかし相手は規格外の闇闘技を操る“誉れ高き血統”だった!太陽光を覆う闇のなか、十影は復讐の槍を砕けるのか!?人類の要を防衛せよ!!
人類は、かつて吸血鬼と呼ばれた種族“至高の血族”と世界の覇権を争っていた。対血族部隊に所属する十影は、その圧倒的な戦闘力から「暁の英雄」と称される若き剣士ーだが、すべてを救うことは叶わない。強大な至高の血族の力を前に、隊員たちの死は、毎日、着実に積み上がっていく。孤高の剣士は、ひたすら最前線で敵を斬り続け、血腥い夢にさいなまれていた。しかし、異端の少女・ペスティと出会うことで、運命の歯車が動き出す!!クォーターであるがゆえに、両陣営から狙われる彼女を守るという新たな宿命は、この戦争に夜明けをもたらすのか?絶対なる“強さ”を問う伝説が幕を開けるー!!