著者 : アオジマイコ
御苑筆姫物語御苑筆姫物語
呑気な隠居を夢み、円満退職を願う代筆係の采女・蒼月。期せずして皇帝から六人の姫へ贈る恋文と、物語の執筆を頼まれることとなる。蒼月は六つの物語作りに奮闘するはずが、祖国の反乱に巻き込まれーー?
炎の姫と戦国の聖女炎の姫と戦国の聖女
燃えるような赤い髪の少女・千寿は、実の父にして母の仇ー豊臣秀吉を討つために京の都へ。ついに父娘は生涯初の対面を果たすが、千寿の心は怒りと情の狭間で揺れ動くのだった。一方、元武士の南蛮貿易商人・大野木双悦のもとでは、聖母と呼ばれる美女・カテリナが、預言者として切支丹たちの崇拝を一身に受けていて…。歴史を変える女たちの戦い、その衝撃の結末はー?
炎の姫と戦国の魔女炎の姫と戦国の魔女
時の権力者・豊臣秀吉の起こした戦で、異国生まれの母を亡くした赤髪の少女ー千寿。成長した彼女は母の仇を討つため、鉄砲鍛冶の養父が造った唯一無二の鉄砲“でうす”を携え、太閤秀吉が城を構える京の都を目指す。一方、出羽の武将・熊谷八郎成匡の末娘晴姫は、秀吉の甥である関白秀次に輿入れの道中、賊に襲われたところを千寿に救われる。これがきっかけで千寿は晴姫の護衛となり、共に京を目指すが…。
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