著者 : カグユヅ
奇跡を起こし確かな絆によって異世界へ再召喚された俺は、召喚師・セリナと感動の再会を果たして楽しい日々を過ごしていた。ある日、俺が過去の召喚について語っていると、突如として召喚の兆候が『ミツネ』に現れる。自分が対象じゃなくてホッとする俺だったがー結局、その場にいた全員が巻き込まれることに!?やってきたのは、俺が五回目に召喚された世界。つまり、ミツネの故郷だった。しかも呼び寄せたのは、かつての親友と、死んだはずのミツネの妹にそっくりな少女で!?明かされる俺とミツネの過去、そして召喚された理由を知ったセリナは何を思うのか。美少女召喚師と送る、笑いあり感動ありの異世界ライフ第二弾!!
かつて勇者として召喚された俺は、世界を救い帰還した。二度とない経験と思っていたが、それはあっさり訪れる。そう、何度もー。幾度となく召喚され強くなった俺は、いっそ運命を受け入れ旅行気分で楽しむことを決めた。そして再び喚ばれた俺は、自分史上最高の美少女召喚師・セリナと出会う。今回も淡々と異世界を攻略するも元の世界に戻る気配がないのでひとまず適当に過ごすことにした。かつての敵をペットに、国の勇者を弟子にしつつ、異世界を満喫する俺。セリナとの日々が楽しくて、いっそ帰らなくても良いかなと思い始めてみたりする。俺が、喚ばれた世界から初めて帰りたくなくなった召喚師との感動の物語がここに始まる!!
なぜか異世界に転移してしまった若きバーテンダー・夕霧総は、店を襲った獣人・ベルガモの妹、コルシカを『カクテル』の力で救う。彼はその事で、貧しい人々に何とか『カクテル』を届けたいという思いを強くし、躊躇っていた『ポーション品評会』への参加を決めたー。総はコルシカのための一杯を探す課程で、『魔草』という魔力を秘めた植物の存在を知る。それは、彼が知っている『リキュール』と同じ名前を持っていたのだ!魔草の『コアントロー草』を使った新たなレシピで『カクテル』作り、総は順調に予選を突破する。しかし、本選で思いもかけない事態に陥って…。異世界に『カクテル』を広めるため奮闘しつつ、『カクテル』の力で大体なんとか問題を解決していく、異世界カクテル・ストーリー第3弾!
なぜか異世界に転移してしまった若きバーテンダー・夕霧総は、そこで出会った綺麗な青い髪の少女・スイの協力で、『カクテル』を提供するバーの開店にこぎ着ける。「ただいまっ。総、大ニュース!」ある日、スイが珍しく少々興奮した様子で、総に一枚の紙を広げて見せた。それはポーション品評会開催の案内で、優勝店には金貨百枚の賞金がもたらされるものだった!!しかし、大会が『金持ちのためのポーション』での競い合いに思え、総は出場を躊躇う。そんな時、貧しくて病気の妹にポーションを買ってやれず、思いあぐねてスイの店を襲った獣人・ベルガモのために、総たちはあるものを探しに行くが…。異世界に『カクテル』を広めるため奮闘しつつ、『カクテル』の力で大体なんとか問題を解決していく、異世界カクテル・ファンタジー第二弾!
神より与えられし不壊の“神剣”とそれを駆る“剣聖”が祖国の威信をかけて戦う戦乱の時代。“絶華十剣”のひとり・ソーロッドを圧倒的な強さでねじ伏せ、従者としたリューインが次に向かったのは、背徳の貴公子ミクローシュに支配されたレハール公国だった。リューインをスカウトしようとするキリリクを加えた一行は、身分を隠してミクローシュの屋敷にもぐり込むことに成功する。ここにリューインが捜し求める神剣の一振りがあるというのだが…。「あなたはソーロッドを傷つけた。それだけでもう死ぬべきだ。あの子を傷つけていいのはぼくだけなのに」最強剣聖が世界を弄ぶ前代未聞の邪道戦記ファンタジー、待望の第二弾!
夕霧総は、ある日急な目眩に襲われる。気がつくとなぜだか彼は、薬である『ポーション』を混ぜ合わせて作った新しい飲み物『カクテル』が、上質な薬と同等な効果を発揮してしまう世界にいた!総は己の技術で、薄い青色の髪をした超絶美少女・スイが営むポーション屋を助けようと奮闘するが…。若きバーテンダーの活躍を描く、異世界カクテル・ストーリー登場!
神より与えられし不壊の“神剣”とそれを駆る“剣聖”が祖国の威信をかけて戦う戦乱の時代。ラドガヴィガ王国から神剣を強奪した一匹狼の剣聖・リューインは美少女揃いの剣聖集団“絶華十剣”のひとり、ソーロッドの追撃を受ける。ソーロッドを軽くあしらって行方をくらました彼が逃げ込んだのは、王国と敵対するゼゼルク大公国の前線基地。盗んだ神剣をエサに大公国軍の食客となったリューインは、メガネっ娘書記官キリリクを引き連れ、ソーロッドがいる王国軍の要塞へ向かうが…?殺人、傷害、窃盗、脱獄、公然猥褻、覗きにセクハラ、あっちこっちでやりたい放題!?最強剣聖が世界を弄ぶ前代未聞の邪道戦記ファンタジー、堂々開幕!
もしウィンチェスター教官なら、こんなときどうしていただろう?死ぬはずだったマリーの運命は変えられたけど、カロンが死んだ。そして俺はこのクソったれな運命に押し潰されそうになっている。チェルシーが慰めてくれる一方で、イカれた奴らのせいでシャルロットがいつの間にかおかしくなっちまった。それでも俺は、こんなデタラメな世界の絶望的な未来を変えてみせなくちゃならない。王子の陰謀だろうが、顔のない男だろうが、関係ねえ。俺は託されたものを成し遂げるために、必ずYのもとにたどり着いてみせるー深淵なる世界の闇と絶望の運命に抗う者の物語、第3弾!
ウィンチェスター教官の遺志を継ぎ、レオンと僕たちは運命に抗う決意をした。教官が遺した文書には、僕とシャルロットが本当はもう死んでいたことや、この後すぐにレオンが歴史的な出来事ー敵国ガルゼノン王国の女王亡命作戦に参加することが記されていた。僕たちは知っている、その女王がレオンの初恋の少女マリーであることを。この作戦が悲劇的な結末を迎えることを。僕たちは知っている、教官の時との違いを。レオンにはチェルシーもシャルロットも、それに僕だっていることを。一度は死んだはずのこの命に懸けて、僕は最高の仲間たちと未来を掴み取るために戦おう。だからレオン、この世界を諦めたりしないでーたとえ、僕がいなくなったとしても。
レオン・カーターは、神秘の力を持つ紋章を宿した少年少女が通うここローウェン紋章学園で俺が受け持つ生徒だ。一向に開花しない力を“飾りの紋章”とバカにされても、仲間と気楽な生活を送るこのスケベは、女風呂覗きの罰として、聖堂の掃除を命じられる。そこで不思議な声を聞いたレオンは、聖堂の地下で眠る“Yの娘”チェルシーと出会う。その矢先、彼女を狙う敵に遭遇し追い詰められ、土壇場で目覚めたのが、無能と蔑まれた右腕の“Yの紋章”-多くの人間を愚弄して嘲笑する忌まわしきクソったれの証。それが全てのはじまりだった。これは、狂気と混沌に立ち向かう“或る運命”の物語。俺たちはたどり着いてみせる、“Y”のその先の未来まで…!
神魔に対抗しうる力“狂乱のアダム”解放の鍵となる“六人のイヴ”を探す背徒の少年・ジュカ。新たなイヴ候補は、二つの神器を操るアイドル・桐美原いつきだった。なんと彼女はジュカの幼馴染で、「ジュカ君は、この三流アイドルも落とそうというの?」と強力なライバルの出現に杏里たちは色めきたち!?しかし、そんな彼らの前に神魔の頂点に立つ“一の座”にして因縁深き紅河朱奈が現れる!巨大人口都市エデン・ゼロを海に沈めたその力の前に、世界に再び危機が訪れるが!?「このままでは勝てない。でもイヴに愛されたあなたならー」乙女たちが覚醒するとき、アダムの真の力が振るわれる!!
世界の無慈悲な支配者・神魔。圧倒的な力を持つ神魔の殲滅を誓う背徒の少年・ジュカは、その身に宿す“狂乱のアダム”の力を解放すべく“六人のイヴ”を探す。イヴのかけらは、ジュカと縁のある少女に宿っている可能性が高いらしいがー「次の女を探すのがジュカ君の役目。大変なお勤めね…」“蒼穹のイヴ”天ヶ崎杏里からの冷たい視線を受けてのイヴ探し。背徒・紀野トーコに監視され、神器覚醒者・二ノ宮咲耶に狙われ、ジュカに縁のある少女は増えるばかり。さらには、最古参の神魔・サリエールの狂気の策略が張り巡らされー物語が加速する、断罪のダークバトルファンタジー!
“神魔”により支配される神聖都市・第6エデン。人々は心身を縛る縛鎖による服従を代償に平和を享受していた。だが、高校生・天ヶ崎杏里は、その魂を神魔から狙われることとなる。次々と襲撃を受ける杏里の前に現れた者とはー「縛鎖を断ち切るなんて…あなた、誰なの?」「冴木ジュカーこの世界の敵だ。おまえを守りにきた」神魔に抗う戦士“イヴの背徒”であるジュカ。彼は強大なる“狂乱のアダム”の力を宿す復讐の使徒だった。目指すは神魔の住まう楽園への扉、その鍵はー「おまえだ、天ヶ崎杏里」偽りの世界を断罪するダークバトルファンタジー、始動!