著者 : サイトウケンジ
僕の日課は深夜のファミレスで幼なじみの人気配信アイドルの星子ちゃんを喜ばせるため、『オカルト』話を語ること。 「幽霊にも指紋があるはず!」 「水って海水なのかな?それとも水道水?」 怖い話を変わった方向から追及する少し不思議なところもあるけれど……、やっぱり星子ちゃんはかわいいなあ。大好きすぎる。 怪談のディテールを求める彼女との楽しい時間はこれからもずっと続くはずだった。 あの夜、自称魔女の語る怪談を聞くまでは。 「『魔女の怪談話』には絶対的な3つのルールがある!」 「ひとつでもやぶるとどうなるんだい?」 こうして。 ーー“僕”にとって最期の夜が始まった。
都市伝説が実体化した存在ー『ロア』。高校生の少年、九十九仁はその中でも最強と名高い『吸血鬼のロア』である外見幼女、シルヴィアの封印を解いてしまい下僕(こいびと)になってしまう。そんなある日、仁の最愛の妹である時雨のお願いで、都市伝説「一人かくれんぼ」のロアを退治することになった仁。謎の転校生・綾瀬の手を借りて解決したものの、それは事件の影で暗躍する『最後の吸血鬼』との戦いの始まりでもあり…。サイトウケンジの愛と勇気と絶望のノンストップハーレム系都市伝説、再び開幕!
多分、俺の席には未来人が座っていた。数年前、不可解な現象に巻き込まれた果瀬春太郎は、少し先の未来を見る力を得た。その原因を知るために、いわゆる都市伝説的な現象を調べる日々。そんなある日、春太郎の目の前に、昨日まで存在していなかった少女が現れた。春太郎は自分の力の原因を知るため、冬海は自分の置かれた現状を把握するため、互いに協力することに。-だが、特異点でしかない冬海の存在は、望まぬうちにハプニングを巻き起こし…。春太郎は究極の二択を迫られる。少し不思議な未来異能エンタメ!
俺、桜田門次郎は母さんである桜田門優都の罠にはまり、“カグヤ”となってしまった椎名町先輩と八殿識を失ってしまった。大切なものを同時にいくつも失いどん底に落ちた俺を復活させてくれたのは、藤里に久宝、夕顔ちゃんと夜顔ちゃんという、これまで俺が体を張って助けてきた仲間たちだった。そうだ、まだ終わったわけじゃない。このまま椎名町先輩を“カグヤ”として生きることを強いる母さんの思惑通りにはさせない。そして、大切な椎名町先輩との日常を取り戻すため、俺は残された仲間たちと共に、決戦の舞台である八殿家の屋敷で開催されるパーティーに乗り込むー!
洋館を舞台にした八幡朝顔・夕顔姉妹をめぐる事件を解決した俺・桜田門次郎が自宅へ帰ると、妹の愛和が待ち構えていた。今回の事件で生じた俺の感情を愛和に説明するうちに、椎名町先輩と八殿識の間で揺れる俺の気持ちを見抜かれてしまい、じっくりと問い詰められるハメに。そんななか、俺たちの街に「伝説のナイツ」がいるという情報が届けられた。先輩の身を狙う強敵の出現を報告に彼女のもとに行くと「伝説のナイツに対抗するため」という名目で、先輩と識と俺の3人でデートすることになってしまった。こうしてハラハラドキドキのデートは始まってしまったんだけどー。
俺・桜田門次郎は、八殿識の実家が所有する別荘まで椎名町先輩や藤里たちと遊びにやってきた。先輩の浴衣姿に和んでいると、識の従姉妹である八殿朝顔、夕顔の双子姉妹と出会う。そんな楽しいひと時をぶち壊しにする台風の到来で、外との連絡を遮断されて孤立してしまった洋館。しかも、よりによって今日は先輩の「危険日」だったりもして、敵が先輩の命を狙うにはうってつけの機会だ。というわけで、先輩の身の安全を守ろうと気合を入れる俺に、夕顔ちゃんがとても気になる言葉を耳打ちしてきた。「後でお部屋に行ってよろしいですか?」-こんな危険な日に、そんな甘い誘惑なんて、絶対何か裏があるに決まってる、ような気がするんだけど…。
「この街は完全に、わたしの人質になりました!」アーリとの壮絶なバトルを終え日常を取り戻した矢先、『蒼銀の滅竜・リヴァイアサン』を従える少女リヴィアがカガリに決闘を申し込んでくる。願わくばそんな申し出を断りたいカガリではあったが、リヴィアは宿敵である『赤い悪夢』を彷徨とさせる容貌の持ち主であったー。さらに、新たに『聖剣バルムンク』である桜華も現れ、美影開発都市における『聖剣』と『魔竜』の戦いは混迷度合を増していく。安息の日々を求めるカガリが戦うべき相手は、果たして『魔竜』だけーなのか!?さらに加速する聖剣と魔竜のクライマックスバトル、第2章!
「本日は安全日なので、私の部屋まで来て下さい」俺・桜田門次郎は、図書委員の椎名町香夜先輩から突如大胆なことを告げられた。期待に胸を膨らませる俺が、先輩の住む『時計塔管理人室』を訪れたときー先輩は血まみれで倒れていた。そこから事態は予想外の方向へ急激に加速する!犯人は俺の周りにいる人物?先輩の秘密とは?そして誰にも言わないで隠してきた俺の過去と血筋がー。サイトウケンジ×CARNELIANが贈る大スケール学園異能バトル、鮮烈に開幕!!美しく、妖しい少女たちが前代未聞の物語を紡ぐ…。-その時はまさか、俺の命が終わる日になるとは夢にも思っていなかった。
一文字疾風、通称モンジは、日々の平穏な学園生活を過ごす中、何故か胸の中にもやもやしたものを感じていた。そんな中、突如ある日出会った謎の少女を思い出す。その名は…『一之江』。徐々に蘇る共に歩んだあの日の記憶…。決して消え失せない強い想いが込み上げる。「さあ、百物語を始めようー!」ドラマCD化も決定した、サイトウケンジ×涼香が贈るノンストップ学園アクションラブコメは遂にクライマックスへそして終わらない物語…そう、ハッピーエンドを紡ぐためー。
一文字疾風、通称モンジは、ある日突然『百物語の主人公』になってしまった、ちょっと普通じゃない高校生。南の島から戻ったモンジを迎えたのは、街全体が霧に包まれた夜霞市だった。そして殺人鬼のロア『切り裂きジャック』により、仲間たちにも連絡がつかないまま、モンジはいきなり襲われてしまう。一之江とともになんとかロアを撃退したモンジだが、その前に現れたのは…!?「モンジ君に知り合えて良かった。君に出会うことが、私の物語の終末だったとしても、後悔はないくらいだね」サイトウケンジ×涼香が贈るノンストップ学園アクションラブコメ、疾走の第七弾。
一文字疾風、通称モンジは、ある日突然『百物語の主人公』になってしまった、ちょっと普通じゃない高校生。南の島でのバカンスを引き続き堪能するモンジの耳に、海に浮かぶ怪しげな霧と船ー新たなロアの噂が入った。一之江に対抗して一人でロアを退治すると張り切るスナオをなだめ、一緒にロアのもとに向かうモンジだが、二人きりで『ロアの世界』に取り込まれてしまう。そして、二人の前に姿を現した『ノストラダムスの大予言』の少女・ヤシロは、モンジにあるゲームを持ちかけてきて…!?サイトウケンジ×涼香が贈るノンストップ学園アクションラブコメ、緊迫の第六弾。
一文字疾風、通称モンジは、ある日突然『百物語の主人公』になってしまった、ちょっと普通じゃない高校生。従姉妹の理亜を無事に自分の物語にしたモンジは、一之江やキリカたち女性陣と一緒に、テスト休みに詩穂先輩の紹介で南の島に遊びに来ていた。詩穂先輩への告白の返事待ちという状況を抱えつつも、楽しいひとときを過ごすモンジ。だが、単なる『主人公』からひとつの『勢力』になったモンジに、新たなロアが迫ってくる。さらに、『8番目のセカイ』の『管理人』の秘密も明らかに…!?サイトウケンジ×涼香が贈るノンストップ学園アクションラブコメ、水着回の第五弾。
一文字疾風、通称モンジは、ある日突然『百物語の主人公』になってしまった、ちょっと普通じゃない高校生。そんなモンジの前に、妹のように大事にしている従姉妹の理亜が『終わりなき千夜一夜』として現れる。兄に戦いをやめさせたい理亜と、そうはいかないモンジー誰よりも互いを想うがゆえに、ぶつかり合わざるをえない二人。一之江ら大切な物語たちと、同じく大切な妹との戦いを前に、モンジは苦渋の決断を迫られる。「私の物語になりなさい、兄さん」理亜の言葉にモンジの選択は…!?サイトウケンジ×涼香が贈るノンストップ学園アクションラブコメ第四弾。
一文字疾風、通称モンジは、ある日突然『百物語の主人公』になってしまった、ちょっと普通じゃない高校生。6月に入ったある朝、クラスメイトのキリカと都市伝説トークに花を咲かせていたところ、生徒会長の詩穂先輩から呼び出しを受ける。どうやら、学校内で最近流れている『神隠し』の噂について調べてきてほしいらしい。一之江と、生徒会副会長である六実音央と三人で現場のワンダーパークに出かけるモンジ。ちょっと見てきて、何もなかったというのを確認するだけ、そのはずだったがー。サイトウケンジ×涼香が贈るノンストップ学園アクションラブコメ、緊迫の第二弾。
一文字疾風、通称モンジは元気な普通の高校生。親友のキリカと他愛のない会話をしたり、憧れの先輩と一緒に帰ったりと、平和な日々を過ごすーはずだった。だが、ある日出会った謎の少女から、突然Dフォンというケータイを手渡される。それは、“実際にある”都市伝説を集めたサイト、『8番目のセカイ』に繋がるものだった。彼はそこで「百物語の主人公」に選ばれてしまったらしい。そんな彼の前に現れた転入生、一之江瑞江は囁くー「どうして、電話に出なかったのですか?」サイトウケンジ×涼香という最強コンビが贈る、ノンストップ学園アクションラブコメ開幕。