著者 : タンバ
「クラウド。私はお前と結婚するためなら何でもするぞ?」 王国の第一王女にして風の魔剣を操る実力者、セシリアに求婚された剣聖クラウドことロイ。誰もが羨む状況だが、自由を愛するロイは何とか破談に持ち込みたくーー解決策はユキナを剣聖の後継者として育成、セシリアとの決闘に勝たせること!? 格下のユキナに秘策を授けて順調に修行を進めるロイであったが、セシリアの誘惑は日毎にエスカレート。しまいには……「クラウドは裸同然の私を見て初心な反応で可愛い奴だったぞ、ユキナ」「……裸同然?」予想外な女同士の場外戦に発展!? 剣魔極めし最強の力は、王女の愛すらも掌握する!
ゴードンを討ち長い反乱を終わらせたアル陣営。戦功報酬として北部全権代官に任命され、北部の復興を任されたアルは同時に藩国攻略という難題に取り組むことになる。さらには…… 「北部の王に任じられたも同然なのよ? シャキッとしなさい」 「こちらに気を遣わない奴は嫌いだが、過度では鬱陶しい」 最強の幼馴染エルナと最強の姉リーゼロッテが派遣されてくるというアルにとって悪夢のような状況に陥り!? 扱いづらさはともかく戦力は十分過ぎるほど。しかし藩国侵攻準備の最中、藩国王女マリアンヌの帝国への亡命という急報が舞い込みーー。 最強皇子による縦横無尽の暗躍ファンタジー、守戦の13巻!
剣聖・大賢者・学院の劣等生、一人三役の守護神として多忙な日々を過ごすロイの次なる暗躍はーー美少女を監視すること!? 監視対象はグラスレイン学院の剣魔十傑第一席、生徒会長でスタイル抜群と実力・美貌を兼ね備えたエニス・エルランジュ。ロイは彼女のとある秘密にいち早く気づいていた。 「ノーブラはやりすぎだったかな。でも……すっきりしたぁ」 将来の大賢者と期待されるエニスのストレス発散方法は、まさかの露出!? 彼女の問題を解決すべく動き出すロイだったが、時を同じくして帝国の放つ魔導人形の脅威に晒される王国も救わねばならず……。剣魔極めし力にて全てを影から掌握せよ!
“雷神”ローエンシュタイン公爵家の協力を得て戦力を揃えたアルたちはレオ陣営と共にゴードンとの最終決戦を開始する。 竜騎士、暗殺者、魔導師ーー互いの最大戦力がぶつかり合う中、勝利を確実にしようとするゴードン最悪の切り札が姿を現わす。絶望に染まる状況下……「俺が行く。諦めるな」最良の策略を巡らせた出涸らし皇子の希望の声が戦場に鳴り響く! 「俺もアードラーだからな。教えてやる、アードラーの神髄を」 双黒の皇子と反逆者の兄。帝都から続く長い反乱の果てに、北の大地にて勝ち名乗りを挙げるのはどちらかーー。 最強皇子による縦横無尽の暗躍ファンタジー、決着の12巻!
無気力な小国の辺境貴族ロイ・ルヴェル。学院では劣等生として、通称『落第貴族』と呼ばれる彼にはとある秘密がある。“剣の国アルビオス王国の守護神、白の剣聖クラウド”“魔法の国ルテティア皇国の守護神、黒の大賢者エクリプス”二大国で称賛される最強の正体は、無能を演じるロイなのだ!家族を守るため正体を隠した各国での暗躍と学院での自由な日々の三重生活、さらには剣聖・賢者を志す学院の美少女たちに興味を持たれ…ロイの規格外な日常と戦いは熾烈を極める!「さっさと守護神やめたいが後継者が現れるまでは世界を守るか」剣魔極めし最強貴族の新たな暗躍ファンタジー、ここに始動!!
北部に逃れたゴードンたちに反撃を受け、窮地に立たされたレオ本隊を救うべくアルの出した秘策とはーー帝国最速だが、戦力外とされた竜騎士の力を得ることだった!? 「問おう、竜騎士フィン。戦えるなら……夢を捨てられるか?」 さらに、必要なのは北部の貴族たちの力。北部最大の公爵家“雷神”ローエンシュタインの協力が不可欠だが、彼らが最も憎むのは皇族の血。雷神の孫娘、シャルロッテとの邂逅を果たしたアルは過去の因縁を断ち切るべく暗躍を開始する! 「虐げられた思い出合戦なら俺も負けないからな」 最強皇子による縦横無尽の暗躍ファンタジー、選択の第11巻!
ゴードンと連合王国による反乱を終結させたアル。しかし、シルバーに扮し王国の守護聖竜を討伐したことで戦争介入問題が勃発。冒険者ギルドから査問会議へ出席を命じられてしまう。「気は進まないが助力を求める。奴らも他人事ではないからな」空滅の魔剣士、放浪の弓神、迷子の剣聖、両極の拳仙ー大陸中に散らばる最強の全SS級冒険者たちを会議へ集めるために動き出す…が、一癖も二癖もある曲者ばかりで!?そして様々な条件交渉、強者同士の戦いを経て挑む査問会議だが…ギルド内は不当な権力者による陰謀が渦巻いていた!最強皇子による縦横無尽の暗躍ファンタジー、集結の第10巻!
激化する帝都での反乱。ゴードンとザンドラの作戦成功のカギを握る虹天玉の争奪戦の末クリスタが人質に取られてしまう。救出のためゴードンと対峙するアルには絶対的な策がありー「ゴードン、あんたはこの世で一番強いものを持っていない。それを人は“絆”という。それで否定してやるよ。あんたをな」アルの暗躍、仲間たちの奮闘、さらにレオ・エルナたち援軍の到着でこちらに戦況が傾く中…連合王国の守護聖竜が姿を現し!?混沌とした状況下、遂にシルバーの超魔法が発動する!終わりゆく帝都反乱、その行く末と残される悪意とは…?最強皇子による縦横無尽の暗躍ファンタジー、終結の第9巻!
レオのレティシア救出作戦の頃、ゴードンとザンドラの反乱に備え城に留まるアル。予想通り帝都は戦火に見舞われるー。王国と共謀による反乱軍との絶望的な戦力差の中、天才軍師グラウに扮したアルは危険に晒された皇族たちを救い、起死回生の手を打つべく協力者たちと共に城内にて暗躍を開始する!「裏切り者の末路というものを思い知らせてやらねばならん」一方、刻一刻と変化する戦場はー皇族最強の将軍リーゼの参戦、亡き皇太子の側近の帰還、そして…帝国から更なる裏切り者の出現。様々な想いと野望が入り乱れ激化の一途を辿る!最強皇子による縦横無尽の暗躍ファンタジー、遷移の第8幕!
「次代の王が私の死を望むならば…私は受け入れます」ついに開催された皇帝即位二十五周年記念式典に王国代表として来賓した、聖女レティシアが語る悲しき運命。レオは最愛の彼女を救うため、自身の想いを告げるー。「レティシア。僕の妻になってくれませんか?」しかし、残酷な運命はレティシアを逃さない。犯罪組織“魔奥公団”が彼女を狙い始め…巨大な陰謀が帝都全体を巻き込まんとする。出涸らし皇子アル、そして英雄皇子レオの最強の兄弟はそれぞれが守るべきもののため、反逆者へ制裁を加える!最強皇子による縦横無尽の暗躍ファンタジー、救済の第7幕!
“霊亀”討伐の大規模作戦を無事成功させたアルノルトに新たな問題が発生。フィーネに結婚を申し込んでいた若手貴族たちの組織“白〓連合”がアルを排除すべく動き出すが…!?「皇族に喧嘩を売るっていうのがどういう意味を持つのか。考える頭のない奴らに徹底的に教えてやるとするか」状況打開のため、あえて皇族の力を存分に使うアル。表の顔、出涸らし皇子として実力を知らしめる時がついに来たー!そして、皇帝即位二十五周年記念式典も開催直前。来賓にはレオの初恋の相手、聖女レティシアの姿も見受けられ!?最強皇子による縦横無尽の暗躍ファンタジー、反撃の第6幕!
南部の騒乱を解決し、意図せず注目を浴びてしまった出涸らし皇子・アルノルト。皇帝即位二十五周年記念式典が近づき、先の戦いで格を上げたアルは式典参加の要人接待役の命を受けることになるがー「妾こそ極東の国、ミヅホにその人ありと謳われた絶世の美姫!仙姫、オリヒメ・クオンであーる!!」最強の結界使いであるオリヒメに振り回される日々が始まり!?一方、ギルドは帝国と共同で200年ぶりに復活した“霊亀”の大規模討伐作戦を進める。国内のパワーバランス維持という制限された状況を打開すべく、シルバーは独自に動き出すー!最強皇子による縦横無尽の暗躍ファンタジー、死闘の第5幕!
帝国南部で発生した未曾有の災禍を瀬戸際で食い止めることに成功した出涸らし皇子・アルノルト。しかし、帝国内での火種は燻り続け、帝位争いの対抗勢力、第三皇子ゴードン・第二皇女ザンドラの間で、内乱の証拠となる“手紙”をめぐる争奪戦が始まる。有利に事を運び、内乱の武力鎮圧を図る第三皇子。アルは、争いの激化を防ぐため、内乱の首謀者の討伐に動く。「帝位争いのために民が利用され犠牲となるのは見過ごせない」精鋭を必要としたアルは、かつて正義のため主君を裏切って、排斥された『傷跡の騎士』の前で、身命を賭した覚悟を示す!最強皇子による縦横無尽の暗躍ファンタジー、誓いの第4幕!
優れた才能とSS級冒険者の力を持ちながらも、無能を装う出涸らし皇子・アルノルト。国を狙う謀略を正体を隠して阻止したものの、皇帝の戯れにより、国の代表として他国に赴く双子の弟・レオに同行するはめに。更に、その船旅の途中で『海竜』に遭遇してレオと引き離され、2人は入れ替わることに!?レオのフリを完璧以上にこなし、異国でも暗躍するアルだったが、目覚めた『海竜』が民に襲い掛かりー「竜の誇りか、くだらないな。人間を舐めるな」爪を隠した出涸らし皇子は、聖剣を召喚したエルナと共に、外交も『海竜』も完全制圧する!最強皇子による縦横無尽の暗躍ファンタジー、激動の第2幕!
無能で無気力な底辺皇子・アルノルト。気ままに過ごす彼は「優秀な双子の弟に良い所を吸い取られた『出涸らし皇子』」と、帝国中から馬鹿にされていた。しかし、皇子達の帝位争いが激化し危機が迫ったことで、逐に本気を出すことを決意する。「皇帝になる気は無いが、負けて殺される気もさらさら無いな」隠していた類まれな才覚による策略や交渉術、そして「禁忌の古代魔法を操る、最強のSS級冒険者」という真の力とその地位ー全てを駆使し、正体を隠して暗躍する出涸らし皇子は、彼に尽くす国一番の美姫を従え、帝位争いを影から支配する!最強皇子による縦横無尽の暗躍ファンタジー、ここに開幕!!
戦場にて運命の再会を果たした、アルシオン王国のユウヤ・クロスフォードと、レグルス王国の使徒にして、「白光の薔薇姫」の異名を持つエルトリーシャ・ロードハイムは、マグドリアの侵攻を受けるアルシオンの救援へと向かう。ユウヤは交戦中のアルシオン軍と何とか合流し、マグドリアの攻撃を阻止しようと図るのだったが、そこにはまたしても、あの黒き強敵の姿がー。「使徒」と呼ばれる神秘の者たちをめぐる戦いを描くファンタジー戦記。文庫版だけの書き下ろしエピソードも収録!!
ヴェリスの戦勝記念舞踏会。普段は軍服姿のノックスの隊長たちもこの日ばかりは燕尾服やドレスに身を包み、宴に酔いしれていた。だがこの機をストラトスが見逃すはずはなかった。ヴェリス兵を操り、カグヤの暗殺を謀るストラトス。間一髪のところで、難を逃れたカグヤだったが、身代わりとなった軍師・ユキトが…。皇国・帝国そしてヴェリスの思惑が交錯する「小説家になろう」発、異世界バトルファンタジー第五弾!書き下ろし番外編『ニコラの予想』『持つべきものは友』も収録!!
アルビオン公園の策略により、交戦状態になってしまったヴェリス王国と帝国。緒戦でヴェリスが勝利したのも束の間、帝国はいよいよ本隊を投入する。帝国が誇る海軍の精鋭「紅の艦隊」。そして、その隊を率いる大陸屈指の知将カール・ベッケンバウアー。ヴェリスの2倍にも及ぶ帝国軍が、カグヤを、そして軍師・ユキトを窮地へと追い込む。番外編『戦勝会』を含む、「小説家になろう」発、異世界バトルファンタジー第4弾!
ユキトは隣接する3ヶ国連合軍に侵攻されたヴェリス王国を勝利へと導き、“至上の乙女”ソフィアと念願の再会を果たす。カグヤ、ソフィア、そしてユキトに訪れた久しぶりの平穏。だが幸福な日々も長くは続かなかった。大国間の均衡を破り、帝国と組んだアルビオン公国が、ヴェリスへと侵攻を始めた。一方、魔獣討伐のため、故郷のユーレン伯爵領を訪れていたユキトの副官・ミカーナの周囲にも不穏な動きがー。番外編『ミカーナ』を含む「小説家になろう」発、異世界バトルファンタジー第三弾!