著者 : タンバ
戦場にて運命の再会を果たした、アルシオン王国のユウヤ・クロスフォードと、レグルス王国の使徒にして、「白光の薔薇姫」の異名を持つエルトリーシャ・ロードハイムは、マグドリアの侵攻を受けるアルシオンの救援へと向かう。ユウヤは交戦中のアルシオン軍と何とか合流し、マグドリアの攻撃を阻止しようと図るのだったが、そこにはまたしても、あの黒き強敵の姿がー。「使徒」と呼ばれる神秘の者たちをめぐる戦いを描くファンタジー戦記。文庫版だけの書き下ろしエピソードも収録!!
ヴェリスの戦勝記念舞踏会。普段は軍服姿のノックスの隊長たちもこの日ばかりは燕尾服やドレスに身を包み、宴に酔いしれていた。だがこの機をストラトスが見逃すはずはなかった。ヴェリス兵を操り、カグヤの暗殺を謀るストラトス。間一髪のところで、難を逃れたカグヤだったが、身代わりとなった軍師・ユキトが…。皇国・帝国そしてヴェリスの思惑が交錯する「小説家になろう」発、異世界バトルファンタジー第五弾!書き下ろし番外編『ニコラの予想』『持つべきものは友』も収録!!
アルビオン公園の策略により、交戦状態になってしまったヴェリス王国と帝国。緒戦でヴェリスが勝利したのも束の間、帝国はいよいよ本隊を投入する。帝国が誇る海軍の精鋭「紅の艦隊」。そして、その隊を率いる大陸屈指の知将カール・ベッケンバウアー。ヴェリスの2倍にも及ぶ帝国軍が、カグヤを、そして軍師・ユキトを窮地へと追い込む。番外編『戦勝会』を含む、「小説家になろう」発、異世界バトルファンタジー第4弾!
ユキトは隣接する3ヶ国連合軍に侵攻されたヴェリス王国を勝利へと導き、“至上の乙女”ソフィアと念願の再会を果たす。カグヤ、ソフィア、そしてユキトに訪れた久しぶりの平穏。だが幸福な日々も長くは続かなかった。大国間の均衡を破り、帝国と組んだアルビオン公国が、ヴェリスへと侵攻を始めた。一方、魔獣討伐のため、故郷のユーレン伯爵領を訪れていたユキトの副官・ミカーナの周囲にも不穏な動きがー。番外編『ミカーナ』を含む「小説家になろう」発、異世界バトルファンタジー第三弾!