著者 : ハレのちハレタ
ブラックな制作会社で働いていた伊能英莉は、気がつけば異世界に転生し「魔の森」に迷い込んでいた。森に住む”願いの魔女”に拾われて弟子になったが、それから300年がすぎて、英莉はエリーと名乗り師匠のもとから旅立つことに。人間の世界で何かを”成し”、師匠のように魔女の称号を得るためーー大半は異世界の風景や食べ物を楽しむため、エリーは初めて魔の森の外に飛び出す! 師匠の使い魔・ホクトとともに最初にたどり着いたのはダーナの街。優しい人々と出会ったり、初めての可愛い弟子ができたり、旧知のエルフ・アーヴルと再会したり。錬金術に薬学、様々な技術を携えた不老のエリーが人々と交流した先で感じるものとは。しかし街には不穏なスタンピードの気配が迫っていて……? 今、お気楽魔女の果てなき旅が始まる。
肌の奇病を抱えたソフィは、わずかな癒しの力と前世のたくましさを活かし皮一枚を治すサロンを営んでいる。ある日、癒師のオズホーンがソフィのサロンにやってくる。オズホーンは、ドラゴン討伐の癒師班リーダーとして危険な地に赴くというのだ。彼を心配するソフィと、彼女を想いオズホーン。言葉にできないながらも、時間を経てお互いの関係はゆっくりと変化しているのだったー。そんな折、街ではソフィの皮膚の奇病を治せる人物がいるかもしれないとの噂が…!奇跡と軌跡が交差する、化物嬢と呼ばれた少女の癒しと恋の物語。
裕福な商社を営むオルゾン家の一人娘ソフィは、生まれつき皮膚の奇病にかかっていた。その異様な容姿により『化物嬢』と呼ばれ、学園ではいじめられる毎日。ついには退学し、屋敷で皮一枚しか治すことができない光の力の習得と勉学に励む。そんなソフィは、ある日自らの病気を苦に命を絶ちかけ思い出す。自分がかつて日本に生まれ死んだアラカンのオカンだったことを!「お父様、お母様、わたくしサロンを開きたく存じます」皮一枚のことで悩む人を、一人でも多く癒したい。生きることを決意したオカン力あふれる化物嬢ソフィが、今日もお客様の皮をお治しいたします!