著者 : ペペロン
没落令嬢の悪党賛歌 上没落令嬢の悪党賛歌 上
「あいつらも人間だから、殺すと死にますわねぇ」 オーケスタ王国の新興貴族・フォルテシア家長女のヴァイオリアは国家権力への復讐を決意する。 王立学園から帰省すると実家が燃えていたあの日にすべてが変わったからだ。 大好きな家族は安否不明。家は没落し、第七王子暗殺未遂容疑をかけられ、彼女は取り繕うのをやめた。 結果、現在天涯孤独(暫定)の脱獄犯(全国指名手配)である。 そう、大悪党であるーー。しかしこのヒロイン、転ばされてもタダでは起きない!? たった一人で仲間を集め、非常に合理的かつ効率的手法で目的達成に向けて進んでいく。 倫理観ぶっ飛びブロークンお嬢様言葉でお送りする最高に爽快&愉快な国家転覆大活劇!!
没落令嬢の悪党賛歌 下没落令嬢の悪党賛歌 下
国家権力への復讐を決意した元貴族令嬢ヴァイオリア。復讐への足掛かりとして貴族院に対抗できる権力機関である大聖堂を思いのまま操れるようにするため、聖女選挙に参加して聖女の座を勝ち取るという策を講じることに。そうして貴族、大聖堂、民の欲望が渦巻いた中で始まる聖女選挙。様々な思惑が交差する選挙でヴァイオリアはブレずに策略を巡らせる。「これからこの国は動乱の時を迎えますの。皆様、その準備はよろしいかしら?特に、今まで只々暴利を貪ってきた貴族連中は、しっかり覚悟しておいてくださいましね?」さらに腐りきった王政をぶっ壊して圧倒的ハッピーエンドを迎えることはできるのか!?倫理観ぶっ飛びブロークンお嬢様言葉でお送りする最高に爽快&愉快な国家転覆大活劇!!
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