著者 : ミズノアユム
名もなき竜に戦場を、穢れなき姫に楽園を2名もなき竜に戦場を、穢れなき姫に楽園を2
分断された世界で、約束を果たすため奔走するクロトとロア。しかし、かつて命を散らした英雄・水の精霊使いリュシエールの帰還が、新たな戦場の予兆となってーー世界の隔たりが綻ぶとき、二人の意思は再び交錯する。
名もなき竜に戦場を、穢れなき姫に楽園を(1)名もなき竜に戦場を、穢れなき姫に楽園を(1)
死を喰らう竜騎兵クロト。最新兵器を操る機械の姫ロア。魔導王国と機械帝国が争い続ける戦場で、戦争を終わらせるため戦う二人の運命が、戦場以外の場所で交差するとき、彼らは己が戦う意味、真の願いと向き合うーー
死線世界の追放者(2)死線世界の追放者(2)
英雄に討伐されたはずが平和な世に甦ってしまった、破戒王四天王のひとりウルズナ。彼は、自分の復活のキッカケとなった少女シアリーと共に、破戒王の遺物を探して各地を巡る。畏光の都プロセア。闇を司る四天王ヴィーヴィルに因縁の深いこの街に、求めるものがあると訪れたウルズナたち。しかし到着早々-「立ちはだかるというなら薙ぎ払って進むだけだ」「出来ると思うの?守護者である私に、この禁戒地の中で」光を食らう死線獣『硝亡』から街を守る少女カノンと諍いに。更にはヴィーヴィルを名乗るモノまで現れる。そして、破戒王すら滅ぼせなかった大いなる災厄が覚醒めー。
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