著者 : 久追遥希
危険で有能な仲間たちをスカウトし、永彩学園内で完全犯罪を成し遂げる秘密結社【迷宮の抜け穴(アナザールート)】の黒幕となった俺・積木来都。 最初の歴史改変で名乗りを上げた俺たちが次に挑むのは、一学期末定期試験ーー仲間の潜里羽依花が友人を引き金に「最強暗殺者」に闇堕ちしてしまう歴史的特異点(デスポイント)だ。 真の目的を隠したまま、潜里の闇堕ち阻止のために俺がとった行動は、一条さんとペアを組んで試験に挑むこと!? (なぜか一条さんも)ドキドキしながら最強の協力者を得た俺たちは、敵の黒幕の罠をかい潜り、未来を変えることができるのか? これが、黒幕同士の戦いの本当の始まりだーー!
俺、積木来都(つみき・らいと)は未来が視えるーーだから、このままだと破滅の未来を迎えてしまう世界を救うために、ある決断をした。 それは、最強の正義の味方・捕獲者(ハンター)の養成機関である永彩(えいさい)学園の内部で完全犯罪組織の黒幕となることだ。 無敵のお姫様怪盗、暗殺一家の箱入り娘、国民を騙した天才詐欺師、ギャルマッドサイエンティストーーとびきり優秀で頼もしくハチャメチャな仲間をスカウトし、“完全犯罪”を成立させて未来を改変していくこと。そして世界を破滅させる真の黒幕を暴き、学園に蠢(うごめ)く闇の秘密結社を出し抜き戦いを制する。 すべては未来を、いや、彼女を救うためにーーでは、黒幕の暗躍をお見せするとしよう。
仲間たちと共に越智春虎の数々の策略に対抗し、ついに奇跡の逆転勝利への道筋を見出した俺・篠原緋呂斗。偽りの7ツ星である俺の秘密や彩園寺の正体などの「俺たちの嘘」すら利用したギリギリの作戦に対して、越智がどんな手を打ってくるのか読み合いは続く。勝利した方が8ツ星昇格戦の権利を手に入れる頂上決戦だ。俺の持てるすべての頭脳と力を駆使して、姫路や英明学園の仲間、そして彩園寺や羽衣らと共に勝利を掴んでみせる。その先にこの最強の嘘が真実となり皆が幸せになれる未来にたどり着くために。いよいよクライマックス──最高の結末へと至る決闘を始めるとしよう!
転入早々の彩園寺との事件をきっかけに偽りの学園島最強となってしまった俺・篠原緋呂斗。嘘とハッタリとイカサマを駆使して次々に現れる強敵たちと戦い続ける俺の秘密のベールに包まれた日常ーーそれは姫路(無自覚に色んなコスで悩殺)と彩園寺(何かと突っかかってくる)はもちろん、椎名(無邪気)や皆実(マイペース)や秋月(あざとい)らも巻き込んだラブコメチックなイベントの連続……!? 見る人が見たら羨ましく思うかもしれないけど、正直、気の休まる暇がないわけで。というわけで、今回は決闘抜きの特別編。これって公開したら、やたら嫉妬されたりしないよな……?
三学期学区対抗戦ーー《シナリオライター》を駆使した越智春虎の策略と泉姉妹の「冥星」の暴走という凶悪な事態に頭を抱える俺・篠原緋呂斗。そんな俺の前に現れたのは、学園島に絶対に現れてはいけないはずの少女・羽衣紫音だった。このまま敵の思惑通りになれば、「俺たちの嘘」は最悪の結末を迎えてしまう。ならいっそ、羽衣すら巻き込んだこの状況下でしかつけない嘘をついてしまえば、俺たち英明学園にも勝機はある。越智や泉姉妹のチートじみた能力に対抗できるのは、嘘とイカサマと仲間と、これまでの鬼畜過ぎる戦いを切り抜けてきた俺自身の力。逆転の秘策をご覧あれ。
監禁という最悪な状況を考え得る限りの手段で脱し、三学期学区対抗戦にギリギリのエントリーを果たした俺・篠原緋呂斗。榎本の指揮の下でなんとか持ちこたえていた英明学園に合流し、ついに反撃の狼煙(のろし)を上げることになった。待ち受けるのは、彩園寺に加え泉姉妹まで加入し超強力になった桜花学園や奈切雷火の天音坂学園、そして8ツ星昇格を目論み牙剥き出しの越智春虎率いるアルビオンだ。正直、手強過ぎる奴らばかりだけど今回は総力戦。あらゆる手を使って、偽りの最強の看板を真の学園島最強に変える時が来たわけだーー!
クリスマスの大騒動の直後に、何者かの手により誘拐されてしまった俺・篠原緋呂斗。謎の地下空間で目を覚ました俺の前に現れたのは、学園島の「冥星」の秘密を握る彩園寺家の「影の守護者」泉姉妹だった。前人未踏の8ツ星昇格に手が届きそうな俺の学年末対抗戦への参加を阻止すべく、監禁という極悪な手段を用いる彼女たち。イカサマも仲間の助けもない孤立無援の極限状態に置かれた俺だけど、行方不明の俺を探してくれているであろう仲間たちのためにも、偽の学園島最強のすべてを賭けてこの悪魔的な「脱出ゲーム」をクリアするしかない。どうか、待っててくれよ、みんなー!
全学園を巻き込んだ激動の学園祭を終えた矢先に突き付けられた、俺、篠原緋呂斗の最大の悩み。それは複数の異性から迫られている中で、学園島で特別な意味を持つクリスマスを誰と過ごすのか、ということ。そんな中で「冥星」の秘密を知る俺の姉・柚葉に接触したのが運の尽き。俺の状況を面白がる姉からクリスマスを舞台にした決闘への参加を義務付けられてしまった。条件が厳しすぎる秋月とのミッション、そもそも島にいない羽衣、姫路と彩園寺のダブルブッキング、思いがけぬ乱入者ーそれでも俺は、来たるべき決戦に備えて、この鬼畜過ぎる決闘を戦い抜け…られるのか?
ついに姿を現したアルビオンの黒幕・越智春虎の「予言」に翻弄され終幕した「学年対抗戦」。来るべき決戦に向けてますます負けられない俺、篠原緋呂斗の次なる戦いはー最強カップル決定戦!?仕方なく相手を決めるべく彩園寺ら身近な女性陣からの猛烈なアプローチを受ける中、勝ち残るために姫路とのペアで戦いに挑むつもりだったがー俺個人に課せられたゲーム上の理由で、特定の相手としか組めないことに。拗ねる姫路にサポートを仰ぎつつ、やっと決まった俺のペア候補は「敗北の女神」と呼ばれる少女でーこれ、普通の決闘の方がいくらかマシな状況なんじゃないか…?
「ごく普通の女子高生」こと羽衣紫音からの超難問の修学旅行戦のテストを突破した俺・篠原緋呂斗。無事に修学旅行を満喫できそうだった矢先、榎本からの要請で学園島にとんぼ返りすることになった。着いてみれば、強者揃いの英明学園・三年陣営はまさかの敗退寸前。どうやら他学区に英明を標的に暗躍する「黒幕」がいるらしい。そんな心当たりと敵が多過ぎる俺の前に現われたのは、霧谷と双璧を成す謎の「予言者」と行方不明だったあの女。それでも、頼れる先輩たちのために、ココは俺が一肌脱ぐとしますかーってお前、こんな危険な場所まで付いてきて、一体何を企んでるの…!?
夏の大規模決闘SFIAの真っ只中で“正義の味方”ヘキサグラムに7ツ星の不正疑惑を告発された俺・篠原緋呂斗。それでも奴らのボス佐伯薫のクズすぎる策略を看破し、なんとか決勝に辿り着いた。後輩の水上摩理以外の生き残りは、彩園寺や霧谷ら他校屈指の強豪とヘキサグラムの連中ばかり。イカサマを封じられた俺にとって容赦のない戦いが待っている。けどな、いい加減俺も我慢の限界なんだ。佐伯たちに泣かされた奴らの分まで、何倍もお返ししてやる。さあ、ここからは逆襲の時間ー押しつけがましい奴らの正義の化けの皮を、完膚なきまでに引き剥がしてやろうぜ。
「彼女」に振り回された挙げ句、その謎が深まった中で迎えることになった夏の学校対抗戦。学園島中の高校生が参加するお祭りムードの中、俺・篠原緋呂斗を待っていたのは「七ツ星は不正をしている」という“正義の組織”の告発だった。ヘキサグラムを名乗るそいつらに目をつけられた俺は周囲から疑いの目で見られ、さらに正義の味方を信じ切った後輩やら覚醒した皆実雫にも絡まれてうかつにイカサマもできない。絶体絶命の状況だけど、どうも奴らも本物の「正義」ってわけでもなさそうだ。ならこの状況を打破するために、偽物の底力ってやつを見せてやる頃合いかもなー
五月期交流戦を切り抜け、束の間の休みを満喫する俺・篠原緋呂斗に“特殊な決闘”の挑戦状が届いた。なぜか俺が学園島に来た理由を知る「彼女」を名乗る相手は、この決闘をクリアすれば自分に会わせてくれるという。状況の裏取りのため学長に相談したところ、なぜか俺はその流れで色付き星を賭けて彩園寺とこの“特殊な決闘”を行うハメに。決闘の内容は…恋愛相談?しかも恋のお呪いアイテムGETやギャルの悩みを解決しろだって!?でも勝負なら仕方ない、カンパニーの力を借りて7ツ星の力を…ってあの姫路さん、もしかしてちょっと怒ってらっしゃいます…?絶対に負けられない学園頭脳ゲーム&ラブコメ第5弾!
チートまみれの百面相(カメレオン)の策略で大混乱に陥った五月期交流戦≪アストラル≫。 俺、篠原緋呂斗率いる英明学園はこの状況を利用する敵チームの強襲にも対処し、空中分解寸前でなんとか踏みとどまった。 だけど、百面相は他校チームを傘下に加えて凶悪な連合軍を結成するなどやりたい放題は変わらない。 一方の俺たち英明学園は生存チームの中で最下位と厳しい状況のままだ。 だけど、ここから先はーー逆転の時間だ。 盤外戦術もなんでもアリの百面相を倒せるのは俺たちしかいない。 それじゃあ、みんなお待ちかねの徹底的な逆襲劇の始まりだ。
区内選抜戦が終了した矢先にもたらされた"3人目の彩園寺更紗”出現の驚報。学園島最強(偽)である俺と彩園寺を狙う通称“影武者(ドッペルゲンガー)”が持ちかけてきた勝負の場は、各学校で選抜した5人チームが覇を競う大規模決闘(ゲーム)・五月期交流戦だった。他校には一撃で相手を倒す"鬼神の巫女"だとか"絶対君主"なんて危険な異名を持つ強敵がゴロゴロ。もちろん正体不明の“影武者”はさらにヤバい事態を狙ってきやがる。けれど俺たち英明学園のメンバーは個性派揃い過ぎてチームワークは最悪……ってマジかよ。なら仕方ない、この最悪の状況を利用してウソとイカサマまみれの俺の“真の実力”を見せつけてやろう。
決闘(ゲーム)で等級(ランク)を決める学園島(アカデミー)で、史上最速の学園島最強(偽)に成り上がった俺、篠原緋呂斗(しのはら・ひろと)。姫路(ひめじ)らの力も借り、強敵・久我崎(くがさき)との死闘も切り抜けた。でも“偽りの最強”である俺に平穏はない。英明学園の伝統イベント・区内選抜戦は、一週間で生徒総数9000人が連戦で最後の一人になるまで続く鬼サバイバル。最強の座を盤石にするためにも戦略も立て準備は万全、のはずだった。だが、不穏な動きを見せる英明の“小悪魔”秋月乃愛(あきづき・のあ)のせいで、俺の行動は全て先読みされてしまう。これは敵の不正(イカサマ)のせいなのか? OK、ならば俺に不正(イカサマ)で勝負を挑んだことを小悪魔に後悔させてやろうー!
学生同士がランクを決める決闘(ゲーム)を繰り広げる学園島(アカデミー)。俺、篠原緋呂斗(しのはら・ひろと)は国内最難関の学園島編入試験で歴代トップの成績を叩き出し、昨年度の絶対王者・彩園寺更紗(さいおんじ・さらさ)を転校初日で陥落させ、学園島史上最速で頂点に君臨する“7ツ星(セブンスター)”に成り上がった。 ーーああ、もちろん、そんなのは全部嘘だ。 大事をやらかした俺が学園島で目的を果たすためには、嘘でもトップに君臨し続けなきゃいけない。そのためならば、俺を主人として補佐する美少女メイド姫路(ひめじ)のイカサマも、実は偽お嬢様だった彩園寺との共犯関係も何でも使ってやる。じゃあ、世界を制する嘘を始めよう。
人智を超えた究極のAIシリーズ・電脳神姫ー彼女たちを救うため、夕凪は星乃宮織姫の用意した究極の鬼ごっこ『EUC』を知略の限りを尽くして見事クリアした、かに思われた。だが、ゲームは制御不能となってしまい、その原因が電脳神姫三番機・未冬と四番機・冬亜にあることを突き止める。これまでの非道な扱いへの反発からスフィアに、さらには世界への叛逆を開始した少女たち。夕凪は、彼女たちを止めるため、最悪の裏ゲーム『GRA』へ参加。「縛り内容のわからない縛りプレイ」という極限の緊張感のなかで、少年の頭脳が冴え渡るー10代から圧倒的支持の逆転ゲーム第4弾!
人智を超えた究極のAIシリーズ電脳神姫ーー驚異的なゲームセンスを持つ少年・夕凪は、世界的ゲーム企業スフィアの開催する裏ゲームをクリアし、そのうちの二人・春風と鈴夏を救出することに成功。美少女たちに囲まれ、彼の学園生活は騒がしいものになっていた。そんな彼を学校全体で集団ログインさせて無理やり裏ゲーム『EUC』に招き入れたスフィアの最高幹部・星乃宮織姫。突如幕を開けた「究極の鬼ごっこ」で彼を待っていたのは、織姫に忠誠を誓う一見ドジっ娘の電脳神姫・秋桜と、緻密に計算され尽くした天才技術者による策略だった。自らが救い出した者たちを守るため、少年の絶体絶命のゲーム攻略が始まるーー!