著者 : 仁木悦子
子どもたちの長い放課後 YAミステリ傑作選子どもたちの長い放課後 YAミステリ傑作選
これぞ仁木作品の真骨頂! コージーミステリの旗手が選りすぐった傑作短編がずらり。 「わたしをミステリファンにし、 実作者にまでしてしまったのは、仁木悦子である。」 ーー若竹七海 バイクの修理代ほしさに高校生たちがネコを誘拐すべく奮闘する「誘拐者たち」、 少女の一途な感情が思いがけない展開を呼ぶ「うす紫の午後」など、 〈仁木兄妹もの〉と並んで人気の高い著者の〈子どももの〉から、 書籍初収録作「やさしい少女たち」「影は死んでいた」を含む七編を厳選。 ユーモラスでありながらほのかにダーク、忘れがたい余韻を残す子どもたちの探偵簿。 〈編集後記・若竹七海〉
刺のある樹 仁木兄妹の事件簿刺のある樹 仁木兄妹の事件簿
仲良し兄妹探偵が活躍するユーモア本格ミステリ 「ミステリへの期待と憧れ。ミステリを読む愉しみ。 ずっと変わらぬミステリの良心が、仁木悦子の小説にあります。」 --恩田陸(帯より) ミステリマニアの仁木雄太郎、悦子兄妹の下宿に、ひとりの紳士が相談に訪れた。 このところ不可解な出来事に次々と見舞われ、命を狙われているのではないかと脅えているらしい。 ふたりが調査に乗り出した矢先、紳士の妻が何者かに絞殺されるという事件が起き……。 息もつかせぬ展開、二転三転する推理合戦の行方は? 「日本のクリスティ」と呼ばれた著者による好評シリーズ第四弾! 〈解説・日下三蔵〉
PREV1NEXT