著者 : 八神鏡
彼女(8歳)との恋の物語。 うちのクラスには飛び級した天才幼女がいる。見た目はまるでお姫様のように愛くるしいのだが、性格はとても冷めていて誰とも関わろうとしない。彼女が心を開くのは、同じ学校にいる聖母と呼ばれている姉だけ……と思っていたのだが、ある日なんとなくお菓子をあげてみたら、めちゃくちゃ俺に懐いてきた!? 意外とチョロかった天才お姫様は、俺にすごくデレデレで甘えてくる。その愛情は留まることを知らず、俺の義妹になるために姉とくっつけようとしてーー!? これは、天才であるが故に孤独だった美幼女と、どこにでもいる平凡なモブ少年の物語。 二人の距離がさらに近づく第二弾。
「それは……あなただから、です」 俺の教室には八歳の女の子がいる。 飛び級した天才少女で、見た目はまるでお姫様のように愛くるしいのだが、性格はとても冷めていて誰ともかかわろうとしない。 彼女が心を開くのは、同じ学校にいる姉だけ……と思っていたのだが、ある日お菓子をあげてみたら、めちゃくちゃ俺に懐いてきた!? 意外と寂しがりやな天才お姫様は、俺にだけとても甘えてくる。 その愛情は留まることを知らず、俺の義妹になるために学園で一番の美少女と名高い姉と結婚させようとして? これは天才故に孤独だった幼女と、どこにでもいる平凡な少年の物語。
正真正銘の恋人同士になった中山幸太郎と霜月しほは、幸せで平穏な日々を過ごしていた。そう、二人の物語にはもう、刺激も急展開も必要ない。そんな未来のために、胡桃沢家所有のプライベートビーチに行く前に、幸太郎にはまだやるべきことが残っていた。ひとつは、自身の母親と向き合おうこと。そしてもうひとつは、しほの父親と胡桃沢一徹のこと。それは主人公でもモブでもない、「中山幸太郎」が霜月しほと一緒にいるために必要なことなのだからーー。アンチハーレム「メタ」ラブコメ、堂々のハッピーエンド!
3学期を迎えたクラスに季節外れの転校生がやってきた。ピンク色のツインテールに不機嫌そうな表情をした少女の名は、胡桃沢くるり。その正体はなんと、幸太郎の「男だと思って仲良くしていた幼なじみ」だった!幸太郎としほの「曖昧な関係」を訝しみキツめな態度を取るくるりだったが、なぜかしほの人見知りは発動しなくてー?
「北条家との縁談が決まった」。自身にとってトラウマそのものである母親から、結月と婚約しろと告げられた幸太郎。しかし、しほがそれを認めるはずもなく…「絶対に、やだっ」と泣かせてしまう。不甲斐ない自分とこの状況を変え、しほに想いを伝えると約束した幸太郎は、かつて“親友”だったキラリにある提案を持ちかけるー。
放課後、忘れ物を取りに学校に戻った中山幸太郎は、誰もいない教室で眠りこける霜月しほに遭遇する。クラスでハーレムを形成中のモテモテ男子・竜崎龍馬の大本命と噂の彼女だが、いつも無表情で笑ったところを見た者はいない。なのに今、その白い指が幸太郎の手を握ってー!?ヒロインとモブ男子の「秘密の関係」が始まる!