著者 : 匈歌ハトリ
ユニークスキル『植物図鑑』を手にした転生者レフトは、スタンピードの一件を解決した後、冒険者パーティー「火竜の一撃」とともに公国を訪れる。 ある日、パーティーメンバーの用件に同行したレフトは、使用人斡旋所で盲目の獣人イヴと出会い、彼女がとある貴族に狙われていることを知る。 彼女のただならぬ事情に関わる中で、レフトは様々な苦悩と挫折を経験し、更なるユニークな力を手に入れるがーー!? 異端のユニークスキルを持つ少年が、異世界を培う最強の成長物語、第二弾!!
厳つい顔で周囲から恐れられてきたヴァレリオと、彼の心根の優しさを見抜いていたリラ。無事に二人の婚約話を進み、結婚することに。幸せいいっぱいの新婚生活を満喫する二人だったが、新婚旅行として訪れた先で、リラの婚約者と名乗る男が現れてーー。
現世で職務を全うして死んだ男は、気づけば異世界の男爵家三男、レフト・アルストリアとして転生し、幸せな日々を送っていた。 魔力の多さと聡明さから神童として期待されるレフトだったが、神から彼に与えられた恩恵(ギフト)は『植物図鑑』という、雑草や花を召喚するだけの魔法だった。 しかしレフトは気付いていたーー『植物図鑑』は新たな植物を登録でき、いつでもどこでも自由に取り出せるという真の能力に。 様々な種と出会うため冒険者となった彼は、頼れる先輩冒険者パーティーとの出会いなどを経ながら、この世界で圧倒的なスピードの成長を遂げていく! 「一体、これからどんな冒険が待っているんだろう。どんな植物と出会えるんだろう」 異端のユニークスキルを持つ少年が、最強の植物使いとして異世界を培う!!
騎士団長にして公爵家当主ー申し分のない肩書を持つヴァレリオだが、婚活では連戦連敗。その原因は子供が泣き出すほどの厳つい顔。断られ続け完全に心が折れた彼が、最後のお見合い相手に選んだのは社交界の幻の花と呼ばれる貴族令嬢だった。またフラれるに決まってると思いながら、顔合わせをすると、話はトントン拍子に進みなんと婚約成立に!引く手数多のはずの幻の花がなぜ?そこには何やら秘密があるようでー。小説家になろう発!強面男子と内気な貴族令嬢が紡ぐほんわかラブストーリー!!
“洞窟王”という謎の紋章を理由に、孤島へ追放された王子ヒールは、万能の採掘スキルを開花させた!彼は、スライムやゴブリンたち、もふもふコボルトなど愉快な仲間と共に、孤島を快適な楽園へと開拓していく!!そんな中、沿岸に屈強なオークの海賊が現れるが、なにやら彼らにはのっぴきならない事情があるようでー。洞窟王と最高の仲間たちが開拓する、楽園スローライフ第二弾!!
生まれ持った紋章がすべての世界で、“洞窟王”という意味不明の紋章を得た王子ヒール。王族の恥さらしとして疎まれた彼は、草木も生えない孤島の領主として左遷されてしまう。諦めてなるものかと、小さな洞窟を拠点として整えるべくピッケルを握ったヒールは、その時はじめて“洞窟王”の能力を開花させた。それはあらゆる採掘を最高効率で行うことができ、洞窟を開択するには万能すぎる力で!?ヒールは掘り続けるうちに、金銀宝石のみならず摩訶不思議な効果を持つ鉱石をザクザク手に入れていく。さらに手助けしてくれるスライムや、流れ着いたゴブリンたちが配下に加わって、彼らは孤島を住みやすく快適な場所へと開拓していきー。「さあ、今日も掘って掘って掘りまくって、島を発展させよう!」無限の可能性を持つ洞窟の王が開拓する、最高の楽園ライフがここから始まるー!
訪れた獣人の大陸で、トラブルに見舞われたもののパートナーである仲間のエルフ・ルーシャの転職を終え、異世界に召喚された桜井広希は、ついに元の世界へ帰る糸口も見つける。早速ヒロキは日本から一緒に召喚された仲間達に連絡をとろうとするも、二人の行方が分からなくなっていた。二人の足取りを追っていたヒロキ達は、元の世界に帰る手掛かりである魔法陣を研究する、大樹の民の研究施設へとたどり着く。大樹の民はそこで研究されている魔法陣の生贄に、なんと勇者を使おうとしていて…?「ルーシャ、ここは俺が食い止めるからお前は逃げろ」明かされる勇者召喚の秘密。そこでヒロキが出した答えとはー。異色の『回避ヒーラー』冒険譚、いよいよクライマックス!
異世界に召喚された桜井広希は、元の世界へ帰る手掛かりを探すため、獣人の大陸を目指していた。だが、彼は大陸に渡る前に立ち寄ったダンジョンで、魔物が異常に集まって行動するという奇妙な事態に遭遇する。冒険者ギルドに報告をしたヒロキは、それがなんと災害級の魔物「コカトリス」が迫っている前触れだという事を知る。緊急招集に集まった冒険者たちだったが、コカトリスの強さに戦況は押されていく。コカトリスと直接対峙する危険な前衛に行きたがらないヒーラー(回復役)ばかりのなか、ヒロキは前線へと向かう。「ルーシャ、もしかしたら…すぐ倒せるかもしれない」戦況をひっくり返すためにヒロキが立てた作戦とは…?災害級の攻撃も完全回避!異色の『回避ヒーラー』冒険譚、第五弾!
異世界に召喚された平凡な大学生・桜井広希は、敵の攻撃を受けない回避特化の回復役(ヒーラー)として着実に成長していた。魔王のお披露目式が無事に終わり、次の大陸へ旅立とうとしたヒロキだったが、彼は自分のせいで国王と不利な契約を結ぶことになった仲間を助けるため、一度人間の国に戻ることにした。だが、勇者という強力な駒を自国に留められる契約を国王が簡単に破棄するはずもなく、ヒロキ達はどうにか交渉の手立てを探そうと模索する。ヒロキは貴族達にも交友を広げていた仲間のおかげで、公爵家の兄妹と知りあい、なんとか国王との交渉にこぎ着けたが、無理難題をふっかけられてー?「残念でしたね陛下。回避を侮るから、そんなことになるんですよ」完全回避の本領発揮!?異色の『回避ヒーラー』が紡ぐ冒険譚、待望の第四弾!
異世界に召喚された平凡な大学生・桜井広希。しかし、彼は敵の攻撃を受けない『回避ヒーラー』になったことで一方的に無能のレッテルを貼られ、城を追い出された。そんなヒロキは仲間が受けた呪いを解くために訪れた魔大陸で、無事に解呪ポーションを入手する。喜びあうヒロキ達は、そのポーションを作成した錬金術師の頼みで、今度は魔王城に行くことに。元々魔王討伐のために召喚されたヒロキだったが、自分達を召喚した国王はどうにもきな臭い。自分の目で魔王のことを確かめようと行動するヒロキだが、なんと魔王は引きこもりだった!?「魔族も大変なんだなぁ…」それでもどうにか会うことに成功したヒロキだが、ある頼み事をされて…?魔王も癒やす!?異色の『回避ヒーラー』冒険譚、第三弾!
異世界に召喚された平凡な大学生・桜井広希。魔王討伐の勇者パーティとしてプリーストの適性があったヒロキだが、敵の攻撃を受けないことこそ回復役(ヒーラー)の理想形と考え、ステータスポイントを全て回避に振ってしまう。しかしそれは、この世界では非常識とされる行為で、王からは無能扱いされ、城を追い出されてしまった。それでも敵の攻撃を避ける『回避ヒーラー』となり、冒険者として活躍していくヒロキだが、一緒に召喚された仲間が受けた呪いを解呪するため、魔大陸に足を踏み入れる。「くそっ、俺はプリーストなのに痛みを取り除くこともできないのかっ!?」刻一刻と迫る呪いのタイムリミット。さらにヒロキを狙う刺客も現れて…。異色の『回避ヒーラー』が繰り広げる冒険譚、波乱の第二弾が開幕!
平凡な大学生の桜井広希は、突然魔王討伐をする勇者一行の一員として、異世界へ召喚される。召喚によってプリーストの適性を得たヒロキは、パーティの回復役(ヒーラー)として敵の攻撃を受けないことこそ、ヒーラーの理想形と考え、手持ちのステータスポイントをすべて回避に振ってしまう。いわゆる、敵の攻撃を避ける『回避ヒーラー』になるために。「ダメージを受けない完全回避は、ヒーラーとしての理想なんだ」しかし、回避ヒーラーの魅力は、その異世界ではまったく理解されなかった!国王の怒りを買い、無能のレッテルを貼られ、一人冒険者となったヒロキだがー。ダンジョンボスの攻撃すら余裕で避けて回復させる、異色の『回避ヒーラー』登場!
ウラム公爵領攻防戦においてトラスベリア王国グレイグ公の軍勢に勝利したグラミア軍。グラミア快進撃の報せが周辺国に轟く中、ナルは次の一手としてグラミアの支配体制の強化と周辺国家からの侵略への対抗策を展開する。グラミア東部国境の異民族問題には、ハンニバルが、旧アラゴラ王国の統治強化にはアルウィンがそれぞれ対応するその頃、東部都市国家連合のオルビアンでは、グラミア軍、帝国軍の諜報戦が激化し、グラミアとの開戦へと世論が動き始めめていた…。
聖紅騎士団総長シュケルを負傷にまで追い込み、神聖スーザ帝国とのクローシュ渓谷決戦に勝利したグラミア。アラゴラ王国の制圧、2度に渡る帝国軍の撃退、リュゼ地方の奪還というグラミアの躍進は、これまでグラミアを小国と侮っていた周辺国にその名を知らしめた。そんな中、周辺国のひとつ、トラスベリア王国の選帝公グレイグは、対グラミアの拠点としてドラガンが治めるウラム公領への進軍を開始する。一方、帝国ではクローシュ渓谷決戦で戦死したズラン・ゴラン枢機卿に代わり、新たに選出されたローター枢機卿とアルメニア軍との戦いが幕を開ける。
最愛の師、ルヒティを失いながらもラウム公爵バザールとの戦いに勝利し、王権の奪取に成功したイシュリーンはグラミア王国の王となった。その後、神聖スーザ帝国とのクローシュ渓谷における王としての初陣をナルの策により勝利で飾ったが、対帝国以外にも、対近隣諸国など多くの問題が残されていた。そんな中、王補佐官となったナルは、イシュリーンを守るべく数々の策略を巡らせていく。『小説家になろう』未掲載書き下ろしエピソード収録。
クローシュ渓谷でのバザールの謀略による王女軍敗戦に端を発したグラミア王国王女イシュリーンによる王家反乱軍の蜂起。偶然ながらも王女を救ったナル、“雷神”と呼ばれた傭兵ダリウスとモルドバ伯爵マルーム、オデッサ伯爵ルヒティをはじめとしたグラミア各地の諸候の協力によりルマニア地方の制圧を成し遂げた王女軍だったが、迫り来る帝国軍の脅威に対抗する為にも、ウラム公爵バザールから王家を取り戻すべく、王女達は次なる戦いに身を投じる事となる。敵は国務卿ウラム公爵バザールー果たして王権奪取は成るのか!?
グラミア王国と神聖スーザ帝国の争いが激化の一途を辿る中、自ら戦場に立ち続けるグラミア王国の王女イシュリーン。撤退の最中、敵兵に追い詰められたイシュリーンだったが突如現れた謎の青年ナル・サトウに偶然ながらも命を救われる。後に、女皇イシュリーンと呼ばれ、周辺諸国を斬り従えた女傑と、彼女を支えた事で亡国の大軍師と呼ばれたナル・サトウー二人の出会いが激動の時代の始まりを告げる…