著者 : 土橋真二郎
「今から人質ゲームをやりたいと思います」ある日一人の女生徒が自分の命を人質に交渉を持ちかける。提示された条件は罪を犯した教師の贖罪、そして十人の自殺志願者!? 戦慄のジレンマゲーム第2弾!
願いが叶うチケットがあるという。それは学校伝統のチケットで、使用者の願いを叶えるのだ。そのチケットを手にすることができるのは男子に限られ、そして願いを叶えるのは同級生の女の子だという。その名は──おっぱいチケット。 ……伝説は本当に存在する。「裏切らない、おっぱいは裏切らない」 「失敗して灰色の生活を送るのは嫌だ」 「出し抜こうと動いている人間がいる」 ──揉むか揉まれるか。《夢と希望》、そして《絶望》が表裏一体となった伝説のゲームが幕を開ける!
制作の頓挫したゲームアプリの開発者たちが一堂に集められ、ゲームのプレイヤーを“演じる”ことを命じられる。矛盾を起こせば死ーー記憶だけを頼りに抜け落ちた時間のイベントを補完する、決死の舞台が幕を開ける。
女子だけが持つ機器 「ブリッツ」 の効力をいち早く理解し、ゲームの主導権を握った沖田。だが、彼のペアを軽視する行動は他の女子との軋轢を招いてしまう。 利用する者とされる者、男子と女子の力関係が表面化した中で続行される脱出ゲーム。その流れに反発する女子グループの台頭などゲームはさらなる混迷を見せる一方で、いまだ見えぬ“脱出”の条件……。果たして勝利を掴むのは? 脱出ゲームはクライマックスへ!
高校生活最後の夏休み。無人島に集められた100人の男女が島からの脱出を目指して競い合う。ゲーム名【ブリッツ】── 鍵を握るのは、自身とペアの“価値”!? そして、女性だけに与えられた謎の機器の持つ意味とは──? 「極限ゲームサークル」 から“変わり者”として要注意される主人公の沖田瞬は、このゲームの本質にいち早く気づくが……。土橋真二郎が贈るノンストップ《ゲーム》小説新作スタート!
タクティクス東京は成功を収めスフィア世界も順調に再生を始めていた。だがしかし、前田篤人は《謎の現象》に巻き込まれていた! 毎晩気づくとベッドの上で横になっている自分。その世界は明らかに自分の世界とは異なり、またスフィア世界でもなかった。それは、まるで夢の世界にいるような感覚で……。持ち越せないもうひとつの世界の記憶、そして起こる生き残りを懸けたサバイバル──。その現象が示すものは? 人気シリーズ第3弾!
スフィア再開の宣伝をかねて、現実の東京で開催されたイベントゲーム 「タクティクス東京」。サークル存続のため、部長の遙花は参加に意気込む。しかし──、「……東京をあきらめないで」 謎の言葉を残してサークルを離脱した悠羽美。さらにはゲームから抜け出せなくなるというトラブルに巻き込まれてしまい……!? 現実世界でゲームの“制約”に縛られたSSSメンバーの運命は──?
とある理由により閉鎖された仮想世界 「東京スフィア」。高校生の前田は、普段は言葉を交わさないクラスのアイドル青原遥花から、その存在について相談を受ける。 身に覚えのない東京スフィアの入場チケットと大金100万円── その後も執拗にスフィアのことを調べたがる遥花は、前田の他にも数名の生徒を誘って、サークルを設立してしまうのだが……。 そのチケットは、前田にとって歓迎すべき“招待状”なのか、それとも── !?
他人を生贄にして自らの生を得るーー そんな冷酷な選択を繰り返しがらも、生徒たちは課せられたルールに従うことで精神状態をなんとか繋ぎ止めていた。だがゲームは、生徒たち自らの“裏切り”によって、クラス間での騙し合いへと発展する。 友人、恋人、血縁ーー 人との“より深い絆”が生き残りの鍵となる中で、鈴木理香という恋人を得た篠原純一だったが……。そして始まる最後のゲーム! 果たしてその内容とは? 『殺戮ゲームの館』 の著者・土橋真二郎が贈る話題作、完結編!!
生き残るためクラスメイトに投票し生贄を選出するか。それとも自ら生贄に志願し、他者を救うかー残酷な選択を前に、生徒たちが思考を停止させる中、やがてルールにある変化が起こる。生贄志願者の“価値の低下”-それは投票による生贄の選出を促すものであり、やがて起こるクラス間での凌ぎ合いを意味していた!そんな中、篠原純一は、些細な誤解やすれ違いによって徐々にクラスから孤立していき…。ジレンマゲーム第2弾。
「今から三時間後にあなたたちは全員死にます。ただし生き残る方法もあります、それは生贄を捧げることです」卒業を間近に控えた篠原純一が登校してみると、何故か校庭には底の見えない巨大な“穴”が設置され、教室には登校拒否だった生徒を含むクラスメイト全員が揃っていた。やがて正午になると同時に何者かから不可解なメッセージが告げられる。最初はイタズラだと思っていた篠原たちだが、最初の“犠牲者”が出たことにより、それは紛れもない事実であると知り…。
── 誰かが言った。この二つには共通点があるのではないか。 一つは時折マスメディアをにぎわす集団自殺のニュース。そしてもう一つは人間が殺し合う娯楽ビデオが存在するという都市伝説。 出会いや遊びが目的のオカルトサークルに所属する福永祐樹は、ネットで偶然見つけた自殺サイトに興味を持ち、集団自殺の現場となったというある廃墟にたどり着く。だが祐樹が目覚めた時、彼を含むサークルメンバー11名は密室に閉じ込められていた……。 戦慄の密室サスペンス、上巻。
密室に閉じ込められた福永祐樹含むオカルトサークルメンバー11名の前に待ち受けていたのは、一方的に提示される不可解な《ルール》と、夜を迎える度に一人、また一人と殺されていく悪夢のような現実だったーー。 やがて祐樹たちの前に“警告者”が現れ、密室の中で行われる死を賭けたゲームの存在と、どこかに“殺人犯”がいることを告げるが……!? 疑心渦巻く密室サスペンス、下巻!
天使と人間との“関係”に疑問を持つ者たちが起こしたクーデターによって、「天使たちの楽園」ユーロランドは、一瞬にして人間を閉じ込める“檻”と化した。 騒動に巻き込まれた遼一と奈々は、人質となった天使の姫を助けるためキサラギとともに危険な《ゲーム》に身を投じるが、そこに待ち受けていたのは“クリアするために他者の命を奪わねばならない”という過酷な選択だった! 死へのタイムリミットが迫る中、遼一たちの選んだ選択とは? その一方で、非情な決断を下す上層部に反発を覚える天使たちも現れ……!?
「私は本当の場所を探すことにする ── 」 《プログラム》を勝ち残り天使となることを許された奈々。ある日、遼一たちは同好会の合宿で奈々の研修先「ユーロランド」を訪れるが、何故か遼一は奈々と会うことに消極的な態度を示す。お互いを想うが故に空回りする奈々と遼一。しかし、そんな二人をよそに“天使たちの楽園”で突如クーデターが起こってしまう。 奪われた“姫”を救うため、アトラクションに用意された《ゲーム》に挑む遼一たち。三人一組でのチーム戦という制約の中、二人が組むことになった相手とは……?
「──ずっとそばにいればいいのよ。ずっと……」 平穏な生活は唐突に終わりを告げる。奈々が目を覚ました時、見知らぬ場所で一人、全裸で鎖に繋がれていた。喧嘩しながらもいつも隣で見守っていた遼一から無理やり引き離され、自分と似たような四人の少女と対峙する奈々。彼女たちは奈々と同じく、プログラムに落第した面々だった。 五人の少女と四つしかない出口。そして、生き残りをかけた密室ゲームが始まりを告げる。 遼一を想う奈々と、奈々が残した言葉を噛みしめる遼一は──。
《もしもこのトランクを拾った方がいたら絶対に開けないでください。人にとって危険な武器が入っています。開けない限り危害はありません》 混乱する事故現場で相沢遼一が託された歪にひしゃげたトランク。その中に入っていたのは、両膝を抱えるように丸くなっている精巧な人形のような……一糸まとわぬ少女だった。はたして彼女が危険な武器なのか、もしくは何かの道具(ツール)なのか、それとも──。 遼一の手元にあるのは七つの駒(ピース)と地図(マップ)とウサギのぬいぐるみ。謎の少女を連れて、目的の見えぬ生き残りを賭けた“禁断”のゲームが始まる!
福原駿介が囚人ゲームサイドから渡されたのは携帯ゲーム機。その携帯ゲーム機を起動させてみたところ、中に囚われていたのは、あの“オリビア”だった。 彼女を助けるために、福原はゲームに参加することを決めた。ゲームの目的は“魔王を倒し姫を救出すること”で、しかも現実とゲーム機の中の世界がリンクしているらしい。魔王とは何者なのか。そして姫とは……? ゲーム機を片手に東京の街を歩き回る“冒険”が始まる……!
「このゲームはチェスをモチーフにしています。 ピースは二種類を使用します。 King:男性プレイヤーが受け持ちます。 Queen:女性プレイヤーが受け持ちます。」 パルスに感染したことで一変した福原駿介の人生。 “兵士タイプ” “英雄タイプ” “指揮官タイプ” “魔法使いタイプ” の4つの中から “魔法使いタイプ” と診断された彼のパルス能力とは果たして……? 読み出したら止まらない! ノンストップストーリー・第2弾!