著者 : 夏野ちより
伯爵令嬢アシュリーは、憧れの騎士クライヴに人生を注ぐと決めていた。だが、別の男との婚約が成立。どうしてもクライヴを諦められないアシュリーは「彼の吐いた息が吸える距離まで近づきたい…」と輿入れまでの一年間、男装して騎士団に潜り込むことに!「あなたのシャツを洗濯した水を、僕に飲ませんてください!!」「寄るな変態!」暴走令嬢の明日はどっちだ!?
自らの願いをもとに、強大な力を持つ魔導書と契約する11カ国の王。しかし、リースルイン国の王女シルヴィアは、すべての魔導書を無効化できる“大いなる鍵と虚の書”を所有するも、絶対に契約などしないと決めていた。だが…。「-君のような王を、千年待った」突如現れたのは、美しい人型の眷属。君の願いが欲しいと嘯く彼に、頑ななシルヴィアの心は乱され!?
王都主催の花魂祭に、凶悪騎士のアドルフと『騎士と花嫁』役で参加しろと命を受けた海賊の娘クレア。真の目的は祭りに参加するとある人物の誘拐だ。魔物関連の任務に、クレアは“花嫁”をやる気満々だが、アドルフは“英雄”像を求められ疲弊した様子。思わず「まだ人を護るのが怖いの?」と訊くクレアは「…俺が好きか?」と逆に問われ!?真逆な二人の衝突ラブ、完結!
極悪騎士アドルフと不本意ながら(?)も共闘し、『船長試験』に合格した海賊の娘クレア。だが、そんな彼女に与えられた船は、父船長ですら手を焼く問題児ばかり!!そんな折、シェランド国海域では“近づくと死ぬ”と噂の幽霊船が出没。密かに討伐の命を受けていたアドルフと、無理やり問題児集団の船に乗り込んだクレアは、彼と同室生活を送りつつ幽霊船の出現を待つが!?
海賊の娘クレアは、仲間とシェランド国の有する島に降り立つー“海賊”として“奪う”ために。ところが、突如現れた黒づくめの男に殺されかけた!!男の名は“英雄騎士”アドルフ・フォード。超絶美形だが、凄まじく口の悪い男にあっさりと捕まったクレアは、仲間の命と引き換えに、彼と共に事件の解決を命じられるハメになり…!?えんため大賞優秀賞受賞作!