著者 : 嬉野秋彦
「わらわのために戦ってくれるか、勇者ハルドール?」各異世界に召喚され続け、最強となった勇者ハルの新たな召喚先は、魔王たちが大暴れする世界だった。召喚主は自分の平和な治世を守りたい“万能の魔王”じゃじゃさま。彼女はこの争いを勝ち抜くための望みをかけて宿敵である異世界勇者を呼び出したのだ。さらに伝説の武具を授けてくれるはずが…現れたのはとがり耳の美女二人!?「勝負してもらおうか」と挑戦的な眼差しのクロ。「そういう怖いのやなの」とゆるふわに懇願するシロ。対極な二人を従えて、ハルは魔王乱世を勝ち抜けるのか!?
「ここに最近、多くの呪物が持ち込まれたはずだ。…どこにある?」女子高生と陰陽師の二重生活をしている少女ひよりと、その同居人で魔女術使いの青年レイジの元へと持ち込まれる依頼が急増していた。何者かが付喪神を宿した呪物らばらまいて騒ぎを起こしており、それを調伏して回るレイジ。一方、期末試験のため勉学に励んでいたひよりは、レイジ不在の事務所を謎の黒ずくめに襲撃されてしまう。ピンチに陥ったひよりだったが、相手もどうやら同年代の少女のようでー!?呪具をばらまいた犯人の目的は、そして黒ずくめの少女の動機は何なのか。謎が謎を呼ぶ、ウィザーズファンタジー第二弾、登場!
順調に聖務をこなすアルゾラに、また極秘聖務が与えられた。それは小国レンドシャールへの潜入捜査。アルゾラが殲滅した背中に奇妙な武器を突き立てた手負いの大型マラークに、レンドシャールが関わっているというのだ。しかも相棒はまたもキュリアロス。体よく彼の手綱役をさせられているのではと勘ぐるアルゾラ。しかし潜入当日、いきなり兵士に捕まり不穏な施設に連れていかれてしまいー!?神に愛を捧げる枢機卿達のファンタジーアクション第2弾!
西洋・東洋の魔術師たちが闇に潜みながら生きる現代。女子高生と陰陽師の二重生活をしているひよりは、同居人の『魔女術』使いレイジと共に行方不明になった父の遺した探偵事務所を経営していた。同業の女性魔術師、史鳳が受けた「箱を探して欲しい」という依頼に協力するひよりだったが、簡単だと思われた箱探しは、時を同じくして発生していた連続殺人事件とも繋がり、事態は思わぬ展開を見せることにー!?半人前とベテランのコンビが紡ぐウィザーズファンタジー、開幕!!
悪神を倒せる唯一の神の武器を授けられ、めでたく護法枢機卿となったアルゾラ。だが初陣を無事に切り抜けた彼女に与えられた聖務は、輿入れの最中に行方不明となった法王の妹君の救出。しかし一緒に聖務にあたるキュリアロスは、人の心を解さない超合理主義の失礼な少年だった!過激にも思える彼の発言にヒヤヒヤするアルゾラだったが、実は彼は最強の枢機卿と言われる“黒の巡礼者”でー。神に愛を捧げる枢機卿達の苛烈なファンタジーアクション!
年二回行われるクラス対抗戦が近づき、代表者三名の選出で揉める二年朱雀組。実力的には自分とミオ、マルコがふさわしいと主張するカオリだが、嫌がるマルコと監督・山崎の推薦で三人目はユキナリに決定!さらにマルコの提案で、ユキナリはカオリと賭けをすることに。実力者集団“不動連”の思惑も錯綜する大イベントで盛り上がるその頃、学園都市に謎の少女が姿を現し、不穏な気配が不動台高専を包み始める…。新世代学園異能バトル、第2巻登場!
「…死ね」という言葉とともに気を失った進藤雪也は、編入先の“不動台術式高専”の保健室で目を覚ました。紹介されたクラスで彼を攻撃した少女を見つけたユキナリだが、クラスメイトとなった山崎雅明や網代木澪の話から、「この学園は素養のある生徒が集められた、就職率日本最高の退魔士育成機関」であること、そしてあの少女の名が蘭崎香織里であることを知り、彼女が幼い頃に別れた双子の姉であることを思い出すー。姉と弟、最悪の再会が始まりを告げる新世代学園異能バトル!
神より与えられし不壊の“神剣”とそれを駆る“剣聖”が祖国の威信をかけて戦う戦乱の時代。“絶華十剣”のひとり・ソーロッドを圧倒的な強さでねじ伏せ、従者としたリューインが次に向かったのは、背徳の貴公子ミクローシュに支配されたレハール公国だった。リューインをスカウトしようとするキリリクを加えた一行は、身分を隠してミクローシュの屋敷にもぐり込むことに成功する。ここにリューインが捜し求める神剣の一振りがあるというのだが…。「あなたはソーロッドを傷つけた。それだけでもう死ぬべきだ。あの子を傷つけていいのはぼくだけなのに」最強剣聖が世界を弄ぶ前代未聞の邪道戦記ファンタジー、待望の第二弾!
“破滅の獣”の解体作業が進められるキーンホルツに、シェーラの姉と兄が属する“神秘の瞳”が帰還する。優秀な姉ルキナと折り合いのよくないシェーラだが、ルキナは“人間嫌い”から妹を取り戻したいと考えていた。そんな折、遺跡視察を希望した新任の市長ドロイトンと、同行したルキナたちが崩落に遭い、ドロイトンが行方不明になってしまう。マルタから“V機関”の存在を知らされ不穏なものを感じたクローは、仲間とともにドロイトン救出へ向かうー!!
太古の魔導文明が眠る遺跡の街。そこへ向かっていたニコルは、山賊に襲われていたところを赤毛の少年に救われる。しかもその少年クローはトップクラスと名高い調査隊“人間嫌い”を率いる凄腕の“調査鑑定士”で、ニコルは埋文局の命により、彼のチームにその身を預けることに!個性的な三人の少女に続く仲間を求めていたクローは、ニコルの力を試すべく“キーンホルツの闇”へ挑むー!広大な迷宮都市を舞台に贈るダンジョンクロールファンタジー!
神より与えられし不壊の“神剣”とそれを駆る“剣聖”が祖国の威信をかけて戦う戦乱の時代。ラドガヴィガ王国から神剣を強奪した一匹狼の剣聖・リューインは美少女揃いの剣聖集団“絶華十剣”のひとり、ソーロッドの追撃を受ける。ソーロッドを軽くあしらって行方をくらました彼が逃げ込んだのは、王国と敵対するゼゼルク大公国の前線基地。盗んだ神剣をエサに大公国軍の食客となったリューインは、メガネっ娘書記官キリリクを引き連れ、ソーロッドがいる王国軍の要塞へ向かうが…?殺人、傷害、窃盗、脱獄、公然猥褻、覗きにセクハラ、あっちこっちでやりたい放題!?最強剣聖が世界を弄ぶ前代未聞の邪道戦記ファンタジー、堂々開幕!
ディヤウスとしての己の出自を知った上で、その手でメルディエトを葬ったディー。彼の苦悩を包み込むかのように、ヴァレリアはディーと結ばれる。一方その頃、カリンと決着をつけたいと願うダンテと、ついにルオーマに直接攻撃をかける用意を整えたルキウスとオルヴィエトはユールローグを出立する。それぞれの相手を迎え撃つべく、カリンが、シャキーラが、そしてディーとヴァレリアが最後の戦いに臨む!大人気ファンタジーアクション、堂々最終巻!!
オルヴィエトの命により、各国の拠点破壊と神巫襲撃を続けるユールローグ一派。それに合わせるかのように、ディーはかねてより自分を苦しめる悪夢の真実に気づき始める。予断を許さない状況の中、ディー、ヴァレリアを含めたアーマッド首脳陣を招集した国王とシャキーラは、ついに神聖同盟とレドゥントラの、本当の歴史について語り出す。一方、虚無に囚われ圧倒的な力で殺戮を続けるルキウスにも変化が訪れー。真実、歴史、そして宿命が翻弄する第12巻
生まれ育った村を守るハンマー使いの少女、スクア。十年ぶりに再会した幼なじみは美しい少女を連れていて…『風読みレウス』。新種のモンスターを探すセリカは、あるハンターと運命の出会いを果たすー『竜は腐れず、誓いは朽ちず』。気球から落っこちたハンターが目覚めた先はアイルーの集落!?『アイルーの手も借りたい日』。村づくりを進める最中、ティガレックスが現れて…『白銀の道標』。豪華執筆陣が集結した究極のアンソロジーノベル登場!
圧到的な力を見せたギャラリナを逃がしたとはいえ、アーマッド一行は見事ロマリックの叛乱を鎮圧した。しかし妙に冷たいディーの態度の変化に、ヴァレリアはもやもやした思いを募らせる。そんな折、ビトーの神巫ソルグンナが亡命を望みアーマッドに逃げ込んでくる。国家間の信頼維持のためソルグンナを返還したい首脳陣の意向に反し、臆病な彼女を助けたいと考えるヴァレリアだが、その気持ちがディーと決定的な溝を生んでしまい…!謀略疾る第8巻!
乾燥地帯のオアシスにある村「トムテット」を目指し険しい峡谷に挑むハンター・ゼクートを、火竜リオレウスの鋭い爪が襲う。急降下する一撃を避け、背負った大剣を構え直し、彼は不敵な笑みを浮かべた。「-あれに手間取るようじゃ、ハナシにならんか」壮大な世界観、圧倒的なボリューム、そして何より狩りの楽しさで大人気のオンラインゲーム『モンスターハンターフロンティアG』のノベライズ、ゲーム本体で使用出来るイベントコードがついて、堂々登場!
アーマッド南部の大都市、ロマリックを訪問することになったヴァレリア。“神巫”の行幸という形式ゆえに、同行するのはごく少数の護衛と侍女に限られることを懸念したディーは、ルキウスに頼みティアルを一行に加える。アーマッドに併合されたという歴史のため、独立の気運が強いロマリック住民の視察、慰撫を目的として現地を訪れた一行だが、ロマリックと裏で通じるビゲロウの者たちの罠が、彼らを陥れようと待ち構えていた…!緊迫の第6巻登場!
セリバ・ビラノバの件のねぎらいのため、国王ジェフレン一一世より王宮に招かれたヴァレリアとカリン。その最中、同盟国ハイデロータから、新たに神巫として着任した彼女たちを正式に披露するよう催促の書状が届けられる。アーマッドを目の敵に軍拡を推し進める相手の目論見を察しながらも、あえて二人を差し向けることにする国王とオルヴィエト。イサーク率いる“封印騎士団”も共にした、この外遊の背後に潜む陰謀とは!?混迷へ向かうシリーズ第3巻。
イソウドの奸計によりペルスヴァルを倒した伊織たち。その数日後、伊織はクリスと、そして偽書の一件で薬子と袂を分かった常葉とリリオーヌとともに、母方の曾祖母の住む岩手へ旅立つ。しかし執拗なまでに伊織を狙うイソウドの刺客が彼らに迫っていたー!一方二人の不在を怪しむさつきとルテティア、薬子の真意を問いただす頼通はこの戦いの終局を考えはじめ、“吟遊詩人”たちにも最終局面を予感させる出来事が…!佳境を迎えるシリーズ第7巻。