著者 : 安田現象・Xenotoon
「明君が二人いればよかったのにね」 研究に没頭する明に対する茜の軽口を真に受けて、明は自分の複製ロボを作った。『ロボ明』はインストールされた記憶を頼りに学校へ通う役割を与えられる。しかし、明と同様に結局学校で様々な騒動を起こし……何だかんだ茜に世話して貰っていた。 「ほら、味の感想を聞かせてよ。私は『あなた』の感想が聞きたいの」 「凄いじゃん、ロボ明くん!」 茜との交流を重ねる度に「明本人と茜の関係が深まった記憶」が再生され"何か"を感じ始めるロボ明。そして、彼は次第に「自分自身とは何なのか」「僕は何者なのか」と疑問を持ち始め──。 映画『メイクアガール』のスピンオフが登場。
様々なロボットを開発する天才科学少年・水溜明。 自身の研究の行き詰まりに対し、友人の大林邦人が彼女のおかげで「パワーアップ」したという話を聞き、自身も研究を「パワーアップ」すべく“カノジョ”を作り出すことに。 “0号”と名付けられた彼女とともに生活していくことで明の感情も揺れ動いていきーー。 歪な関係の2人のすれ違いは思わぬ結末へと収束していく。 映画『メイクアガール』を安田現象監督監修で完全ノベライズ! プロローグ ZERO TO ONE 第一章 AUGMENTATION 第二章 INITIATION 第三章 ACTIVATION 第四章 EXPECTATION 第五章 ADORATION 第六章 DECELERATION 第七章 TERMINATION 第八章 REPRODUCTION 第九章 ABDUCTION 第十章 ACCELERATION 第十一章 PROTECTION 第十二章 DESTINATION 第十三章 RESUMPTION 第十四章 UNIFICATION エピローグ ONE TO TWO
高校生の川ノ瀬初は、その名前と違い「万年2位」がお決まりのポジションであった。城北大学が天才を選抜する〈次世代高校生プログラム〉でも応募者中2位であったが、このプログラムでは「3人一組」のチームでコンペティションを勝ち抜くことが求められた。 衝撃的な出会いをした最下位の少女・深森ソナタと、同じく劇的な出会いをした1位の少女・水溜稲葉とチームを組むことになった初は、なぜか2人と共同生活をすることになりーー!? 映画『メイクアガール』その「はじまりの物語」を安田現象監督監修のもと、池田明季哉が手掛けた完全スピンオフが登場! プロローグ TWO TO ONE 第一章 QUALIFYING 第二章 ENCOUNTERING 第三章 IGNITING 第四章 LAUNCHING 第五章 SERVING 第六章 UNWRAPPING 第七章 SUMMONING 第八章 DRIFTING 第九章 CAPTURING 第十章 COLLIDING 第十一章 DEMONSTRATING 第十二章 FALLING エピローグ ONE TO ZERO