著者 : 岸馬きらく
最強パーティが『アカシックレコード』の謎に迫る! ミハエル・マルストピア率いる腕利きの騎士たちに包囲されたリックたち。 ミハエル相手にはさしものアリスレートの魔術も回避され、六宝玉の一部がミハエルの手に落ちてしまう。 密かにミハエルたちと手を結んだ『ブラックカース』がオリハルコンフィストの敵に回ったため、リックたちは後を追うこともできない。 ブロストン、ゲオルグがそれぞれ強敵と対峙するなか、ラインハルトが戦うことになったのは『超越者』=かつて魔王を倒した五人組の一人、ストライドだった。 衰えを知らないストライドの戦闘力に防戦一方のラインハルトだったが、そこに駆け付けたのは意外な人物でーー!? 「最強オッサンファンタジー」、伝説の「根源の螺旋」の謎に迫る第15巻!!
決戦!「努力の英雄」アラン VS 「天性の魔王」ベルゼビュート!! この世の命運を決する、「七英雄」vs「魔王軍」の戦いは激化の一途をたどる。 第七王国では七英雄のひとり『村人・ヨシダ』と『虚構生命』ロキが戦端を開くが、ただの凡人にしか見えないヨシダでは勝てないと判断した「グレート・シックス」は独断でロキに戦いを挑む。 第四王国では『悪役令嬢最終形態』イザベラと『遊戯神』アデクが激突。 「それではお互い、何を賭けるのかしら?」 彼女らが選んだ勝負の形式はカードゲーム。しかしそこには意外なワナがーー。 そして『暗黒僧侶』デレクが守る第三王国に攻め込んできた魔人は、角を持つ無垢な少女マスターユニコーン。 どちらが悪役か分からない戦いが続くなか、『光の勇者』アラン・グレンジャーと『魔王』ベルゼビュートの決戦が25年ぶりに始まりーー!? コミカライズも大人気のレジェンド級バトルファンタジー、第4巻!
大人アリスレート登場!? オリハルコンフィストの過去が語られる!! ミハエルとの再戦に備え、リックは「人の意識だけが10倍の速度で過ぎる」空間へと赴く。 その背中を見守るラインハルトは、およそ13年前、まだ「オリハルコンフィスト」がラインハルト、ブロストン、ミゼットの3人しか居なかった時代に思いを馳せる。 その時代、謎の失踪事件が続くレストロア侯爵領にやってきたラインハルトたちは事件の解決に協力することになるが、吸血鬼に襲われた人間のなれの果てである、グールの大群に襲われる。 グールを操る吸血鬼を探す「オリハルコンフィスト」だが、彼らが出会ったのは「全員がSランク級の実力を持つ」と言われる吸血鬼、「十二使徒」だったーー。
世界屈指の犯罪組織「ミスリルインセクト」によって末の妹・エミリを誘拐されてしまったアンジェリカ。リックたち「オリハルコン・フィスト」はアンジェリカとともにエミリの奪還に向かうが、Sランク以上の実力を誇るミスリルインセクトの攻撃に幻惑される。そんな中、ミスリルインセクトの刺客「縞蚊(モスキート)」の前に立ちはだかったのは、かつてリックに軽々と粉砕された「キタノ」ことフリード・ディルムットだった!!第五の「六宝玉」が眠るディルムット公国の当主がまさかの降臨!というか、こいつ本当に強いのか!?エミリの身柄と名門・ディルムット家の誇りを賭けて、ラスター&フリードの兄弟がいま立ち上がる!(リックも戦います)最強オッサンクロニクル、意外なキャラクターの意外な活躍を描く第11巻!
アラン・グレンジャー率いる『七英雄』と『魔王』ベルゼビュートが送り込んだ『真・暗黒七星』との戦いは続く。七英雄のひとり「最強の遊び人」ケビンと「神魔」アトランティスとの戦いが始まった第五王国。アトランティスの無限再生能力にケビンの苦戦は必至だったがー。「スキルの数だけ誇ってるガキに負けやしないよ」第五王国の王・ケビンの、百戦錬磨のスキルがついに開放される!舞台は変わって第六王国では、冷静沈着な「歴代最強賢者」ノーマンと自在に魔術を操る「邪骨王」グレイブが激突。「年相応」の自重をかなぐり捨てたノーマンが見せる、驚愕の戦闘スタイルとはー!?
かつてブロストンとリックに地獄の特訓を受けたアンジェリカは、休暇でディルムット公国に戻っていた。そんなアンジェリカに急な来客がー。「アンジェリカ様!門のところに喋るオークが!あとなんか冴えないオッサンも!」「!!!!!」押しかけてきたのは、もちろんブロストン率いる「オリハルコン・フィスト」。何でも五つ目の「六宝玉」がディルムット公国にあるのだと言う。「オリハルコンフィスト」とディルムット家の面々が騒動を繰り広げる真っ最中、公国に世界屈指の特殊犯罪組織「ミスリル・インセクト」の影が迫っていた!!
『魔王』ベルゼビュート率いる「真・暗黒七星」の登場により、未曽有の危機を迎えた人間界。魔王軍を迎え撃つ「七英雄」のリーダー・アランは、ひとりだけ召集に応じなかった七英雄、「最強の遊び人」ケビンの居場所に向かう。しかし。「申し訳ないけど、僕はもう戦わない」かつての戦いですべての情熱を失ったケビンを、アランは何とか戦線復帰させようとするがー。いっぽう「真・暗黒七星」の先鋒「暴虐龍」ゲオルギオスは、砂漠の国を一気に踏みつぶそうと攻撃をかける。しかしそこに立ちふさがったのは、七英雄のひとり「怪力聖女」ドーラだった。最強アラフォーたちのレジェンドバトルファンタジー第2巻!
「年末にアンタの言う太陽系一可愛い彼女連れてきなさいよ」冬休み初日、母親からの呼び出しに応じ結城の実家へと向かうことになった二人。緊張した面持ちの小鳥と初対面を果たす快活な母、そして兄とは対照的に家に引きこもりがちな弟。更には結城祐介のことが好きだと宣言する幼馴染みも現れて!?愛情、コンプレックス、恋心。結城祐介に向けられた様々な感情に触れつつ清水小鳥は遠地で変わらぬ思いを吐露するー「私は結城さんを愛するって、そう決めたんです」結城祐介を形成してきた過去、そしてこれまで歩んできた軌跡が明かされる。二人の愛と絆が深まる第4幕。
最終戦争「ティタノマキア」。死闘の末、人類は魔族を完全に滅ぼし勝利した。それから二十五年。大戦で魔王ベルゼビュートを討伐した七人の英雄の一人アランはもう四十三歳。辺境の騎士団長として上役や部下に「ロートル」「全盛期は過ぎた」などと言われながらも、平和な日々を過ごしていた。しかし事態は急変する。滅んだはずの魔族軍が突如復活し、再び攻め込んできたのである。抵抗むなしく倒されていく部下たち。責任を押し付け合うだけの貴族たち。だから、アランは再び立ち上がった。今度こそ禍根を断ち次の世代に繋ぐために。それに呼応して、再び集結するかつての戦友たち。今、戦場に七つの伝説が帰還する!!
互いに強く惹かれ合い順調に愛を育んでいく結城と小鳥。一方、2人を一番近くで励まし見守ってきた大谷翔子は深く静かなる葛藤を抱えていた。日増しに高まっていく結城への恋心を自覚した大谷はある日、大きな決断を迫られるのだが!?『女はね、恋が一番大事なのよ。アタシの子だもの翔子もいずれ分かるわ』愛する父と自分を捨て、別の男の元へと走った母が言い残した言葉が悪魔の囁きのように鳴り響くー。(自分の恋の為に奪いに行くなんてことをしたらアタシは…)これは飛び降りようとしている女子高生を助けた少年を巡り、初恋と純愛に翻弄されていく大谷翔子の恋物語。
マジックボートレースの大会「エルフォニアグランプリ」もついに佳境。優勝を目指しながらも魔力をうまく扱えなくなったエルフの少女・フレイアのために「オリハルコンフィスト」の面々は力を尽くす。そして、彼女のボートにかけられた呪い「アンラの渦」を解くため、リックは「魔術王」カエサル、およびその部下である4人のエルフと対峙していた。行きがかり上、4人のエルフを一気に相手することになったリック。しかし彼らはそれぞれ地・水・火・風の魔力を極めた存在でー!?
「おかえりなさい、結城さん。今日も一日お疲れさまです」勉強にアルバイトと忙しい日々を過ごす結城に彼女ができた。毎日とびきりの笑顔で出迎えてくれる彼女に満たされ、小鳥もまた結城との時間で心の傷を癒やしていくのであった。そんな日々を過ごしていたある日、結城と小鳥は1人寂しそうにポツンと佇む隣人の少女と出会う。孤独な少女が2人の生活に加わる事で、まるで新婚のような暮らしがはじまって?「…私、結城さんの彼女になれて本当によかったです」家族のような繋がりの中、磨り減った2人の心は更に満ちていく。生きる事を諦めた女子高生との幸せな新生活、第2幕。
特待生の学費免除を維持するため勉強とアルバイトだけをして高校生活を過ごしてきた結城祐介はある日、猛烈に彼女が欲しくなってしまった。そんな思いつきから寂しさがこみ上げた帰宅途中、ふと空を見上げると廃ビルの屋上から身投げしようとしている少女を見つける。「なんでこんな事してんだよ!」「私は…生きてる意味…無いですから…」「待て。美少女が死ぬのはもったいない」「…?」「死ぬくらいならさ、俺の彼女になってくれ」「えぇっ?」こうして奇妙な出会いからはじまった謎の少女・初白小鳥との新たな日常と恋物語。失意の底に落ちた女子高生との、温かな同居生活が始まる。
伝説の「六宝玉」が東方騎士団本部にあると知り、さっそくピクニック気分で国家権力を襲撃する「オリハルコン・フィスト」の面々。リックの方も、特等騎士クラインにさらわれたアルクを助けるため、騎士団本部に潜入する。いっぽう、アルクを見捨てて逃げ出した自らの情けなさに涙を流していたヘンリーは…。大興奮の「騎士団学校編」に加え、完全新規書き下ろしの「リックとリーネットの温泉旅館編」も収録!!最強オッサンの新たな伝説を見逃すな!!
三つ目の「六宝玉」を求めて騎士団学校に入学したリックは、そこで相部屋になった新人騎士たちと絆を深めていく。しかし騎士団学校では貴族あがりの上層部による理不尽なシゴキが横行していて、リックもターゲットにされる。リック『え?腕立て伏せ二百回でいいんですか?ホントに?二万回の間違いじゃなくて?』てな感じで、地獄のシゴキを無自覚に突破していくリック。だがその影で、ひとつの陰謀が進みつつあったー。コミカライズも絶好調連載中の最強オッサンサーガ、新章「騎士団学校編」がついに開幕!!
新米おっさん vs オークの最強おっさん、師弟対決のゆくえはーー!? 「拳王トーナメント」もついに決勝戦!! しかしブロストンは弟子であるリックとの勝負を楽しみにする一方、師匠・ブロストンの圧倒的な強さを知るリックは頭を抱えていた。そんな時、リックはミゼットからブロストンの過去を聞かされる。『ブロストンのやつは、自分と対等に戦える相手をずっと望んどった』師匠の過去と試合にかける望みを知り、リックは決意の拳を固め、決勝の舞台へと向かう。コミカライズも好評連載中の最強オッサンサーガ、Sランク級師弟による世紀の「拳比べ」がいま、始まる!!
おっさんルーキー冒険者、鍛えた拳で「天才」を打ち砕く!! 世界一の武道会、「拳王トーナメント」もついに準決勝。規格外の強さで勝ち上がったリックとブロストンは、ベスト4へ駒を進めた。いっぽう圧倒的な実力で「天才」扱いされるギースは、相変わらずリックをナメくさった態度をとる。 「三十歳から拳闘士? なに夢見ちゃってんの?」(ギース) 「じゃあ、試しにいっぺん闘(や)ってみようぜ」(リック) ギースと対峙するリックは、健闘しつつもギースに敗れたアンジェリカのため、ある秘策を胸に闘技場へと向かう。コミカライズも進行中の最強オッサンサーガ、妹弟子のためリックが真の実力を見せる!!
おっさんルーキー強い、圧倒的に強い!! 『冒険者になるのはできるだけ若いうちがいい』そんなことは常識だ。冒険者の強さの基礎である「魔力」は若いうちに鍛えなければ、ほとんど伸びないからである。しかしその男、なんと30歳を過ぎてから冒険者を目指したリック・グラディアートルは、新米ながらも最高位であるSランク並みの戦闘力を有していた。 「ははは、その歳から冒険者とか(笑)」 「よっこいしょ」 メキメキメキィ!!! ←(最高位魔法が素手でねじ切られる音) 実はリックは、大陸最強の冒険者が集う伝説のパーティ「オリハルコン・フィスト」のメンバーによって想像を絶する日常を過ごしてきたのだ。 ドラゴンからヴァンパイアまで、文字通り「モンスター」級の師匠たちに鍛え上げられた戦闘力で、リックはなめてかかってくるエリート冒険者を次々にねじ伏せていく。