著者 : 川原礫
《複合現実》という名の牢獄と化した、アルテアに閉じ込められてしまった、雪花小学校6年1組。 ユウマたちはこの世界の脱出のためクラス全員で協力する体制を築こうとするも、予期せぬ裏切り者の襲撃により仲間たちが次々と石化してしまう。 「どうしてだよ…………二木!!」 目的のわからない襲撃。信頼していた者の裏切り。新たに判明した【DemonizeRatio】--悪魔化レシオの存在。そして妹のサワに続く、愛莉亜の悪魔化。 まだ幼き彼らは、生き残るために悪魔との共生ーーあるいは依存を深めていく。その意味と代償を知らずに。
『私の主催するミニゲームに参加して、最後まで進みなさい』--SJ5の死闘の翌日、謎のプレイヤー・ビービーから届いたミニゲームへの挑戦状。それは、デヴィッドの告白に対してのビービーからの招待状でもあり、ご褒美はリアルビービーとのオフ会ーー。レン、フカ次郎、ピトフーイ、エム、SHINCとMMTMはデヴィッドの恋の成就のため(!?)そのミニゲームに参加することに! GGOの豪華キャスト勢ぞろいで繰り広げられる超個性的なゲームと、デヴィッドの恋の結末とはーー!? そして、ビービーの正体とはーー!?
キリトvs謎多き《銃使い》イスタル。アリスvs皇帝アグマール。宇宙軍基地とセントラル・カセドラルを舞台に繰り広げられる戦いが激化していく中、かつての《アンダーワールド》の守護者たちが、ついに覚醒する。 整合騎士第二位、ファナティオ・シンセシス・ツー。そして《いにしえの七騎士》が一人、その名はーー。 一方、現実世界の明日奈にも、思いがけない再会が訪れる。 「……ごめん、アスナ。二年間、一度も連絡しなくて」 新たな出会い、そして再会が待つ《ユナイタル・リング》編、第七章!
「トライアル・ナンバーツーは、今日でサービス終了だ!」 《ブレイン・バースト2039》の戦場に突如現れた、新たな戦士《ドライブリンカー》たち。それは第四の加速世界《ドレッド・ドライブ2047》による、侵略の開始を告げる合図だった。 圧倒的な力でバーストリンカーたちを蹂躙していく、侵略者ドライブリンカーの尖兵・ユーロキオン。 「--クロウ! 私の翼を使いなさい!」 かつてない強敵との戦いの中、シルバー・クロウは新たな力を手に入れる! BB世界の命運をかけた《世界間戦争》の行方はーー?
クリアするまで脱出不可能、ゲームオーバーは本当の“死”を意味する。VR世界にプレイヤーを閉じ込め、数多の被害者を生んだ『SAO事件』。 そこには、迷宮入りとなった「連続殺人事件」が存在していたーー。 《アルヴヘイム・オンライン》の世界で探偵事務所を開いていた少女スピカと助手の俺は、とある手記を偶然入手する。それはSAOの難解なダンジョンに閉じ込められた後に起きたという、おぞましき凶行の記録。未解決の殺人事件の真相を調査しようと意気込むミステリマニアのスピカとともに、事件現場になったという新生アインクラッド二十層《ひだまりの森》の片隅にたたずむ《迷宮館》を訪れ、推理を始めるが……。 謎が紐解かれたとき、あなたの認識は覆される。SAO×本格ミステリ!
“もしも”をテーマに『SAO』の世界を自由に描く公式アンソロジー小説! 『ガンゲイル・オンライン』や『クローバーズ・リグレット』だけじゃない! 『魔法科高校の劣等生』×『SAO』の幻のコラボ掌編も収録! グルメあり、ゾンビやアンデッドあり、そしてキリトが本編より三歳年下だったらまで!? IFだからこそできる豪華な一冊! ▼参加クリエイター陣はこちら▼ 時雨沢恵一×黒星紅白、香坂マト×あるみっく、佐島 勤×石田可奈、周藤 蓮×星河シワス、渡瀬草一郎×ぎん太、高野小鹿×rin、牧野圭祐×かれい、Y.A×長浜めぐみ、川原 礫×abec
VRMMO“アクチュアル・マジック”に参加した雪花小学校6年1組の生徒は、気づけば“複合現実”-デスゲームと化した現実世界の中にいた。混乱するユウマたちを幾多の危機が襲う。モンスターと化したクラスメイト、絶望的なまでに強大な巨人の襲撃ー。その窮地を救った存在は、「初めまして、お兄ちゃん」妹のサワに憑依し、ヴァラクを名乗る“悪魔”だった。その導きに従い、ユウマたちは幼馴染のナギを助けるべく、彼女がいる“アクチュアル・マジック”へ再び旅立つ。そこでは思わぬ出会いが彼らを待ち受けていた…。
1億クレジットの賞金がレンに懸けられた第五回スクワッド・ジャム。濃霧の中放り出されたレンは他の参加者に執拗に命を狙われ続けるも、なんとかフカ次郎やピトフーイ達との合流を果たす。 しかし開始から1時間後、突如フィールドが外側から崩れていき、残ったのは直径3キロメートルの城だけに。辛くも崩壊から逃れたレン達だったが、シャーリーが放った炸裂弾によりピトフーイが死亡してしまう。 様々な思惑が入り乱れるSJ5。決着の時が近づく中、待機所に送られたピトフーイが目にしたのは、新たに追加された特殊ルールだった……。 第十章 「城の罠。あるいはビービーの」 ……017 第十一章 「城内戦」 ……069 第十二章 「ラストバトルを私達に」 ……131 第十三章 「塔攻防戦」 ……201 第十四章 「ゴースト/スクワッド・ジャムの幻」 ……267 第十五章 「争い済んで日が暮れて」 ……393
「お兄ちゃん、ここは現実だよ!」雪花小学校6年1組の芦原佑馬は、VRMMORPG“アクチュアル・マジック”のプレイ中、ゲームと現実が融合した“新世界”に足を踏み入れる。事態が呑み込めず混乱するユウマの前に現れたのは、クラス一の美少女・綿巻すみかだった。だが彼女の容姿は悲劇的なほど変貌していた。それはゲームの『モンスター』としか思えないもので…。「-これはゲームであって、そして現実だ」VR(仮想現実)、AR(拡張現実)に続く、川原礫最新作の舞台はMR(複合現実)&デスゲーム!
神聖術師団長セルカ。整合騎士ロニエ、ティーゼ。二百年の時を越え、キリトは縁深い人々と再会を果たす。だがーー。 「……うそ……生きてたの……?」 《彼》に似た面影を持つ男ーー整合機士団長エオライン・ハーレンツの存在が、彼女たちの心に大きな波紋を投げかける。 その衝撃冷めやらぬ中、ついに姿を現した《敵》。アリスたち整合騎士と、エオラインたち整合機士ーーアンダーワールド新旧の護り手たちの、戦いの火ぶたが切って落とされる。 一方《ユナイタル・リング》攻略は次なる局面へ。第二階層に到達したキリトたちもまた、次なる戦いに身を投じる!
“終焉神テスカトリポカ”の顕現。それは加速世界に混沌を、ハルユキ=シルバー・クロウに“ネガ・ネビュラス”脱退という激動をもたらした。黒雪姫のもとを離れ、白の王の軍門に降ったハルユキは、“オシラトリ・ユニヴァース”の本拠地・私立エテルナ女子学院を訪れる。そこではかつて激闘を繰り広げた強敵“七連矮星”の面々、そしてとある“試練”が待ち受けていた。一方、“レギオン”という繋がりを失った、ハルユキと黒雪姫の関係にも重大な転機が訪れる。「黒雪姫先輩。僕は、あなたがー」新章“第七の神器編”、ここに開幕!
間髪入れず開催された第五回スクワッド・ジャム。1億クレジットという大金がかかった賞金首にされてしまったレンは、SHINCとの共闘による王座奪還を誓うのだがー特殊ルールにより、チーム全員バラバラの地点に放り出されてしまう…。濃霧のなか、SJ4でZEMALを優勝に導いた謎のプレイヤー・ビービーと偶然出会ったレンは、一時的に手を組み死戦をくぐり抜ける。好敵手のボスやデヴィッドも加わり、どうにか陣形を整えたレン達の前にビービーのチームメイトを容赦なく撃ち殺すグレネード・ランチャー使い=フカ次郎が現れ…。レンは無事仲間と合流し、SJ5優勝へ導くことができるのか?
SHINCとの合同チームで挑んだクエスト“ファイブ・オーディールズ”。その壮絶なバトルから間髪入れず開催が発表された第五回スクワッド・ジャム。スポンサー作家によって課せられる今回の特殊ルールは『ゲーム途中で、チームメイトが運ぶ別の装備一式にスイッチ可能』という、全プレイヤー混乱必至のものだった。当然のごとくSJへの挑戦を決めたレンたちは、首都・グロッケンの酒場で作戦会議を敢行するのだが、思いもよらぬ知らせが彼らのもとに届くー。それは『今回のSJでレンを屠ったプレイヤーに1億クレジットを進呈する』というもので…。
セントラル・カセドラルでキリトを待っていたのは、二度と会えないはずの人々だった。彼女たちをめざめさせるため、そして《アンダーワールド》に迫る悪の正体を突き止めるため、キリトは惑星アドミナを目指す
第七層のカジノを支配するナクトーイ家とコルロイ家の長きにわたる暗闘は、キリトとアスナの介入によって予測不能の展開に突入する。“モンスター闘技場”を牛耳るコルロイ家の不正を暴こうとするキリト。だがそこにはさらなる陥穽が仕掛けられていた。“秘鍵”奪還、フロアボス討伐、そして悪辣なる陰謀の阻止ー。数々の難題に対し、残された猶予はわずか二日。この高難度クエスト攻略の行方は、全財産をかけた闘技場での大勝負に委ねられた。「大丈夫、うまくいくよ、キリト君」十重二十重に待ち受ける罠を潜り抜け、キリトたちは勝利を掴めるのか?
かつて、ベータテスターの半数が脱落したといわれるアインクラッド第七層。そこでプレイヤーたちを待ち受けるのは巨大カジノとー。「…失ったよ、全てを」ベータ時代のキリトが全財産を失った“モンスター闘技場”だった。情報屋のアルゴに誘われ、闘技場に仕掛けられた不正を探るキリトとアスナは、いつしかカジノの暗部へと足を踏み入れていく。いっぽう、“エルフ戦争クエスト”もまた急展開を迎えていた。キズメルと合流するため、ダークエルフの拠点“ハリン樹宮”を目指すキリトたちを、あまたの危機が襲うー!
亡き友と同じ目、同じ声を持つ仮面の男エオラインとの邂逅は、キリトに深い衝撃をもたらす。だが二つの仮想世界で同時進行する異変が、感傷にふけることを許さない。「もしかしたらこれは、新たな異界戦争の端緒なのかもしれない」二百年後の“アンダーワールド”に、再び訪れる動乱の予兆。一方“ユナイタル・リング”では“仮想研究会”のムタシーナとの決戦が迫る。彼女が率いるのは、恐るべき窒息魔法“忌まわしき者の絞輪”に拘束された、百人もの大部隊。迎え撃つキリトたちは、圧倒的劣勢を跳ね返すべく策を練るがー。
“太陽神インティ”との激闘を制した、ハルユキたち六大レギオン。しかし彼らを待っていたのは、さらなる絶望だった。加速世界に終わりを告げる超存在、その名は“終焉神テスカトリポカ”。最強最大の敵を前に、ハルユキの新たな心意技が覚醒する。「-僕の中の光…みんなを、守ってくれ…!!」一方、ホワイト・コスモス率いる“白のレギオン”との戦いもまた、最終局面を迎える。ともに戦うバーストリンカーたちが次々と倒れ行く中、ハルユキは大きな決断を迫られるー。“白のレギオン編”、衝撃の完結!!
総務省仮想課職員、菊岡誠二郎との再会。それはキリトとアスナ、アリスを、“大戦”から二百年後の“アンダーワールド”へといざなうものだった。再びあの世界へ降り立った彼らを待っていたのは、ロニエとティーゼの子孫であるローランネイとスティカ、そして。「これが“星王”を名乗る男の心意か。-よろしく、キリト君」“整合機士団”団長を名乗るその男は、かつてキリトが失った“彼”と同じ目をしていてー。一方、“ユナイタル・リング”世界では、キリトと仲間たちを狙う最大の“悪意”がついにその姿を現す!!
熾烈極まる第四回スクワッド・ジャムの死闘から約1週間後。『ファイブ・オーディールズ』、すなわち“5つの試練”の意味を持つ謎のクエストに、レンたちLPFMはボス率いるSHINCとの合同チームで挑む!「今回のクエストは、スクワッド・ジャムとは違って対人戦闘はナシ。フィールドに出る“エネミー”を倒しクリアを目指す。そして一番重要なのは十二時ジャスト一斉スタートの“競争型”ってこと」第一のフィールドに転送されエネミーを警戒するレンたちが目にしたのはー「こんにちは、皆さん」。言葉を喋るかわいい犬で…!?