著者 : 当真伊純
八百万戀歌〜やまといつくし、こひせよをとめ〜八百万戀歌〜やまといつくし、こひせよをとめ〜
八眞土の国の媛・八梛のお見合いは失敗続き。日の女神・日耶から言霊による怪力を授かってしまっているためだった。日耶の計らいで、月の神である弟の朔夜が恋の練習相手として連れてこられるが、朔夜は無口で陰気な青年だった。言葉を発さず、頭の中に直接語りかけてくる朔夜にとまどう八梛だったが、やがて彼の優しさと悲しい過去を知る。ある夜、歌垣の祭りに忍び込んだ八梛は豪族の息子・蔵麻に求婚され…!?
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