著者 : 御子柴奈々
レイの前に現れた、魔術の祖であるフリージア。 彼はレイに語る。 魔法と魔術の関係。七大魔術師や抑止力というシステムの存在理由。 あの極東戦役さえまだ通過点でしかない、現代へと続く因果をーー。 そんな中、夏休みに入ったレイはキャロルと旅行に行くことになる。 アメリアたちとの出会いもありつつ、海や夏祭りなどを楽しむレイ。 星空の下で語られる、キャロルの過去と、その胸に秘められた想い。 「だから、過去に囚われ続けるんじゃなくて、未来も見ないとね?」 そして、魔法の世界を取り戻すために、優生機関のリーダーであるライナスが、 ついにこの世界の抑止力であるレイと邂逅するーー! TVアニメ化&コミックも好評の王道学園ファンタジー待望の第8巻!
二年生となったレイ。妹のステラたちも入学し、新年度が始まる。新入生の中でも注目を集めるのが、オリヴィア王女だ。かつてレイに助けられたことがある彼女は、レイを先輩と呼んで慕ってくる。それに穏やかでないアメリアやレベッカたちを交えた、新たな日々。だがそんな日常に忍び寄る、優生機関による学院への介入の魔の手。レイに示された甘美な誘惑ー世界を在りし日に巻き戻せる可能性。巡る輪廻。因果の干渉。もしもあの時にもう一度戻れるのならー。「だからーこれからもレイの側にいてもいい?」世界の抑止力たるレイが選ぶのは、過去か、それとも未来かー!?TVアニメ化&コミックも好評の王道学園ファンタジー待望の最新刊!
サイラスを喪った哀しみもつかの間。ずっと「黄昏」を支配してきた「七魔征皇」との戦いを前に、リアーヌ王女はこれまでで最大規模の反攻作戦に取りかかる。そして作戦の要となる「最強Sランク対魔師」ユリアは、力強い味方となったシェリーやエイラたちとともに、七魔征皇が巣食う黄昏の最深部へと向かう。悲劇を繰り返さぬために。そして人類の手に青空を取り戻すために。最強の人類と最強の黄昏、いま激突の時!!
冬休み。今年の聖歌祭のパーティーは、エルフの国で行われる。しかしエリサの様子がおかしい。なんと彼女はエルフの王族だったのだ!婚約者を紹介された彼女は、思わずレイの腕を掴んでー「この人が、私の恋人です…っ!」こうして二人は恋人のふりをすることになる。そして始まる偽の恋人生活。だがその裏には、エルフの国を揺るがす陰謀が蠢いていた。さらに敵は、レイのー冰剣の魔術師の、真の意味にも迫り…!?抱えてきた自分の弱さ。それは変わる。決して消えない強い光に。眠っていた自分の強さ。それは目覚める。大切な人を守るためにー。TVアニメ化&コミックも好評の王道学園ファンタジー待望の最新刊!
七本の聖剣・魔剣・妖刀。原初の刀剣と呼ばれるそれらによって起きる天災を止めるため、千年後の世界に転移した最強の剣士サクヤ。彼は、魔剣・死の白剣をその身に宿すフレイディル王国の王女アイリスと協力関係を結び、原初の刀剣の収集を進めていく。そんな中、彼らが通う魔法騎士学院は、学院同士が競い合う魔法騎士競技大会の話題で持ちきりだった。最優秀選手には、特別な力を秘めた聖遺物のひとつである聖十字架のレプリカが授与されるらしい。アイリスの魔力的負担を減らすため、それを入手しようとするサクヤたち。一方、その裏では、新たな魔剣使いの影が蠢き…!?コミカライズも大好評!三種の刀剣を巡る王道学園ファンタジー第二弾!
鈍色の空の下、レイ=ホワイトは在りし日々の記憶を思い出すー。どこまでも深い闇。紅く染まった世界。行くあてもなく彷徨う日々。そんな世界に差し込んだ、かすかな光ー師匠リディアとの出会い。「お前はこれからも、私とーいや。私たちと一緒だ」生まれる師弟の絆。だがそれすらも、戦争という波に呑まれてゆく。極東戦役の拡大。大切な仲間と、失われる命。そして覚醒する冰剣。何かを探して歩き続けて目にしたものは、どうしようもない喪失で。けれど慟哭の空の果てには、やがて希望の未来が待っているからー。-これは今へと至る、少年が世界最強の魔術師となるまでの物語。コミックも好評の王道学園ファンタジー、過去と現在をつなぐ追想編!
黄昏の最も危険な区域で、モンスターの大群に包囲されてしまったユリアたち。他の対魔師の協力で何とか囲みを突破したユリアとシェリーは、第一結界都市の王城へと向かう。いっぽう王城では、裏切り者のSランク対魔師・サイラスがリアーヌ王女を追い詰めていた。腐敗した人間の世に絶望し滅ぼそうとするサイラスに対して、ユリアは哀しみながらも剣をとる。しかしサイラスは「七魔征皇」と手を組んでいたー。元・落ちこぼれの活躍を描く学園無双ファンタジー、第5巻!
七本の聖剣。七本の魔剣。七本の妖刀。原初の刀剣と呼ばれるそれらによって引き起こされる、この世界を終わらせる災害ー天災。最強の剣士サクヤは、次の天災を止めるという一族の悲願を果たすため、千年の眠りについた。そして目覚めたサクヤは、暴漢に襲われそうになっていた少女を助ける。すると彼女はこう言ったー「わ、私の護衛になってくれませんか!?」彼女は次の天災が起きるフレイディル王国の王女アイリスで、魔法騎士学院入学のための護衛を探していたらしい。依頼を請けるサクヤだが、アイリスは呪われた聖王女という異名を持っていて…!?聖剣、魔剣、妖刀ー三種の刀剣を巡る王道学園ファンタジー開幕!
学院の垣根を越えた三人一組のチームで戦う大会ー大規模魔術戦。アリアーヌの誘いにより、レイはアメリアを含めた三人のチームで、それに参加することに。アメリアは虚構の魔術師リーゼロッテと、アリアーヌはレイと彼の妹ステラとともに、それぞれ特訓に励む。やがて始まる大会。注目は、冰剣の魔術師たるレイと、最強の魔術師の座をかけて冰剣に固執する。絶刀の魔術師ルーカスの対決だ。そうした中で、アリアーヌは胸に宿った、ひとつの想いに気付く。そして、その感情の名前は、きっとー。「だからこそ、レイ。わたくしはあなたのことをー」コミカライズも好評連載中の王道学園ファンタジー、待望の第四弾!
ユリアが強敵「七魔征皇」を撃退したことで「黄昏」への遠征は成功。次に計画されたのは、黄昏内に基地をつくり、将来それを新しい都市に発展させていくという、人類初の一大作戦だった。作戦の前、つかの間の休暇を楽しんでいたユリアはリアーヌ王女から呼び出され、結界都市内にいる「裏切り者」が判明したと知らされる。ユリアが王女から聞かされた「裏切り者」の名前は、あまりにも意外なものだったー!!コミカライズも大人気の学園無双ファンタジー、第4巻!
二学期。文化祭でメイド喫茶をすることになったレイたちは、その準備に勤しんでいた。一方そんな中、学院にはとある噂が広まる。それはレイたちの先輩である、生徒会長レベッカの婚約発表だった。レベッカを祝福するレイだが、彼女はどこか物憂げな様子。どうやらこの婚約発表の裏には、なんらかの陰謀がうごめているらしい。見え隠れする、七大魔術師のひとりー虚構の魔術師の影。そして暗躍する優生機関。レイはレベッカの妹のマリアとともに動き出す。大切な先輩を救うために。そして、すべてを終わらせるために…!世界に顕現する真紅の冰。それは彼らを導く。確かな未来へとー。コミカライズも好評連載中の王道学園ファンタジー、待望の第三弾!
若き天才錬金術師、エルウィード・ウィリス。錬金術学院を卒業した後すべての誘いを断り農業にいそしむ彼は、錬金術を進歩させるロストテクノロジーを求めて危険とされる「第六迷宮」へと向かう。途中でエルフの村に立ち寄ったエルウィードは、そこで錬金術を学ぶことを夢見るエルフの少女・モニカと出会い、エルフ独特の農業技術や珍しいキノコに興味をそそられる。そんなエルフの村が第六迷宮から出現した巨大蜘蛛に襲われていると知り、迷宮の最深部をめざすエルウィードたちだったがー?「小説家になろう」発、錬金×農業ファンタジー第2巻!!
名誉をかけて三つの魔術学院同士がぶつかり合う、魔術剣士競技大会がついに始まろうとしていた。“冰剣の魔術師”レイは、自らは魔術領域暴走がまだ完治していないため出場できないものの、大会の運営委員をつとめることになる。新人戦に出場するアメリアの最大のライバルは、彼女の幼馴染みにして、三大貴族が一つオルグレン家の長女、アリアーヌ=オルグレン。圧倒的な実力の彼女に、アメリアはレイの女装やブートキャンプといったサポートを得て挑む。一方でレイは、大会の陰に潜む、帝国の暗殺者に立ち向かい…!?籠の中の鳥は、やがて自由に羽ばたく翼を手に入れ、大空に舞うー。コミカライズも好評連載中の王道学園ファンタジー、待望の第二弾!
仲間に裏切られ、魔族だけが住む辺境である「黄昏の地」へ追放された劣等生の少年ユリア。それから2年、黄昏の地で必死に生き抜いたユリアは異端の力を身に着け、ただの器用貧乏から人類最強の対魔師へと成長していた。人間界に戻り、エリートを養成する「対魔学院」に入学したユリアはいきなりSランク対魔師に大抜擢され、「幻影」と「具現化」の力で全ての敵に勝ち抜いてゆく。コミカライズも進行中の「小説家になろう」発、最強剣士の学園無双ファンタジー!
エルウィード・ウィリスは、史上最高の天才錬金術師である。錬金術界の最高位である「碧星級」を史上最年少で獲得し、大いに将来を期待された天才がいま、錬金術学院を卒業するのだがー。「あなたの進路はより取り見取り、王族との結婚話もあるのよ?」「いや、錬金術師は引退する。そして世界最高の農家を目指す」「-は?」ありあまる才能を、愛する農業に注ぐウィリス。しかし世界を揺るがす彼の才能を狙う錬金術の二大派閥、神秘派と理論派の引き抜き合戦がエスカレートしてー!?これは、邪魔者をなぎ倒しながらスローライフを目指す天才の物語。HJネット小説大賞2019受賞作!
数多くの偉大な魔術師を輩出してきた名門、アーノルド魔術学院。少年レイ=ホワイトは、学院が始まって以来で唯一の一般家庭出身の魔術師として、そこに通うことになった。周囲は貴族や魔術師の家系出身の生徒たちばかりの中、彼に注がれる視線は厳しい。しかし人々は知らない。彼が、かつての極東戦役でも数々の成果をあげた存在であり、そして現在は、世界七大魔術師の中でも最強と謳われている“冰剣の魔術師”であることをー。枯れた魔術師と軽んじられながらも、やがて彼はその力を周囲に示していき…!?これは、凍てついた規格外の天才がその冰を溶かしていく物語ー。王道学園ファンタジー、書き下ろしエピソードを加えて待望の書籍化!