著者 : 悠理なゆた
「誕生日おめでとうお兄ちゃん!彼氏できたから紹介するね!」幸せな誕生日の最中に可愛い妹から爆弾発言をぶっ込まれ、しかも我が家に来たのは俺のバイト仲間のボクっ娘でー。え、俺の妹、ボーイッシュ女子を男子だと勘違いして付き合ってんの?彼氏の正体がボクっ娘だと知れば妹が悲しんでしまう!兄ちゃんとして妹の幸せを守らねば!そんなわけでボクっ娘がデート中にボロを出さないようにデートの練習をしたのだがー。「好きですっ!ボクと付き合ってください!」なんと俺が告白されてしまった!そして俺もボクっ娘に惚れており…。シスコン兄×ブラコン妹×ボーイッシュ女子の奇妙な三角関係ラブコメ、スタート!
山田姉妹と戸村に今日も奇妙な事件(相談事)が寄せられる。我が校の卒業生でもある副担任さぁや先生の依頼は、彼女が高校生のときに起きた「原稿消失事件」。文芸部の部誌に載るはずだった直前に消えた状況は、確かに不可解で…?あいかわらず平常運転で絡んでくる雨恵と雪音の山田姉妹につつかれながら、またも俺は矢面に立たされるのだった。だんだん雨恵と雪音の性格も把握してきたけど、2人の距離感は…やっぱ、近すぎるよね!?そして赤面しているよね!?可愛くて鋭い2人の山田さんと俺が解き明かす、ちょっと甘めの学園ミステリーラブコメ、第二幕!「よし!プールで推理しよう!」ええっ!?
新学期ーー俺は失敗した。 親の仕事が探偵だと口走ってしまったせいで、クラスメートから相談が持ち込まれるようになったのだ。絶版した小説の犯人当て、美術部で振るわれたナイフの謎、面倒なことになったと頭を抱える俺だったがーー 「それさ、そもそも事件じゃないね〜」 「多面的な考え方も取り入れたらどう? 戸村君」 何があっても山田姉妹は平常運転、鋭い推理でスパッと解決していく。最初は気に食わなかったけど、本気で推理する彼女たちは今では尊敬の対象だ。……が、話すときの距離、近すぎない!? 熱くなるのは分かるけど、これ完全に狙ってるよね!? 山田さんたちと俺の少し甘めな、学園ミステリーラブコメ。 【担当編集者コメント】 第15回スニーカー大賞《大賞》受賞作家作品とあって、さすがの読み応えです。特に、憂鬱なことを考え方一つで楽しくひっくり返す、山田さんの思考力は圧巻。嫁にしても、彼女にしても、幼なじみにしても、こんな切れ者はいません。早く隣に置きたい。 オススメしたい読者様は、 ・最近の《沼あま》ラブコメ設定とは違った雰囲気をお探しの方。 ・青春学園ものの古き良きをご存じの方(まさにそれって空気感です)。 思考を巡らせる面白さを追求したので、児童文庫からのランクアップにもぜひ。
クラスメイトの金髪美少女・シフォンに起きたラブコメ魔法の暴走ーシフォンの願望の現実化をなんとか解決した俺。シフォンの気持ちや笑顔を知り、少しだけドキドキしつつも再びいつもの高校生活に戻った。…と思っていたのだが、今度は名家の美人令嬢・君影から耳元でこう囁かれてー。「今から十分後、屋上にフルチ○でいらしてください。私は全裸でお待ちしております」…本当にどういうことなの?願望だだ漏れでラブコメまみれな学園ラブコメディ、清楚(?)なお嬢様がすっぽんぽんでメタルギ○する第2巻!
俺はとにかくラブコメが好きだ。それなのに、現実では中々ラブコメ展開に遭遇しないーと思いきや、遂に“空から美少女が落ちて”きた!!しかも、その美少女は「特定の人の願望が現実化するようになりました!」なんて言ってきて!?それ以降、普段は恋愛に興味無さそうなクラスメイトの金髪美少女とは『無理やり体が密着する』『ちょっとHなアイテムがテレポートしてくる』など、なぜか俺とラブコメするシチュエーションばかり発生するようになりー「わ、私の気持ちはバレてないはず!」ん?もしかしてお前、俺のことー。願望だだ漏れでラブコメまみれな学園ラブコメディ、開幕!