ラノベむすび | 著者 : 手島nari

著者 : 手島nari

人狼への転生、魔王の副官(16) 黒狼卿が望んだ未来人狼への転生、魔王の副官(16) 黒狼卿が望んだ未来

平和な世界に“英雄”はいらない!人と魔族の叡智を結集し、世界最後の“戦神”との決戦ーー全編書き下ろしで送る大人気シリーズの最終巻! 南の国クウォールからの要請で海を渡ることになったヴァイトたち。大樹海にドラゴンが現れたときと同様に魔力の変動で山に異変が起きているのだと聞き、有志を募って山を越えた先の荒野の調査を開始するが調査団の一班が独断専行し、会敵の末に謎の力で皆殺しにされてしまう。事態を知り“戦神”の出現を悟ったヴァイトは残りの調査団を撤退させるべく自らが時間稼ぎの囮となることに。しかし、かつての“勇者殺し”ヴァイトであっても一人で戦神を相手取ることは難しかった。それを察したフリーデは調査団を送り届けたあと急いで戦地へと戻るが、残されていたのは崖下まで続くヴァイトの血痕だけ。一方、調査団との接触によって人間が山の先で国を築いていると知った戦神たちは人間たちを力で支配し栄華を取り戻そうと動き出すが……。

人狼への転生、魔王の副官 14 黒狼姫と砂の追憶人狼への転生、魔王の副官 14 黒狼姫と砂の追憶

風紋砂漠で“アソン”の謎を追う!? 生きる伝説“黒狼卿”ヴァイトの娘フリーデは使節団の一員として訪れた氷壁の帝国ロルムンドで功績を収め今度はその噂を聞いたワの国から技術交流の名目で招待されることに。 しかし、ワの国のことなので文字通りの技術交流なわけがない。これは“フリーデたちがミラルディアの次世代の担い手として足るか”の試練だ。案内役と称してミホシ衆の見習いである少女イオリが監視するなか、天性の勘と智勇でもって次々に試練を突破していくフリーデ。ついには風紋砂漠へ足を踏み入れるが、突如出現した砂の壁に囲われる街に迷い込んでしまった。一面の砂景色のなか、古風なワの服装をした一人の男に遭遇する。 曰くーー「我こそはアソンなるぞ」 アソンといえば千年以上前にワを建国し、数多の伝説を持つ転移者だ。そして、旅に出たまま姿を消したことから神世に還ったとされていた。本物であればヴァイトに匹敵する英雄。しかし、この男から人間のにおいは一切しない。フリーデのこれまでの経験と勘が“この人を信用してはいけない”と警告を鳴らしていて……。 ほぼ全編書き下ろしストーリーでお送りする黒狼親子の新たな冒険譚!

TOP