著者 : 早月やたか
ギャルにも負ケズ(1)ギャルにも負ケズ(1)
僕……遠谷幸文は、高校でひとり文芸部の部長を務めている。 どんな活動をしてるのかって? 例えば……敬愛する宮沢賢治先生の著書を読んだり、活発に活動……嘘です、部屋にこもって本を読んでいるだけです(泣)。 そんな平和な文芸部に、東京から転校してきたギャル、渋沢美鐘が入部してきた。 なんで? どうして? 全然そういうキャラじゃなくない? その日から文芸部は、賢治先生の足跡を追って岩手を走り回ったり、「ほんとうのさいわい」を探してみたりと、彼女のペースに巻き込まれて変わっていくのでした。 ちょっと待って(嬉)! 平和な毎日を返して(嘘)! 転校生×文学×恋心=新しい青春小説の開幕! プロローグ◆イーハトーブの風 第一章◆入部届 第二章◆WE LOVE ミヤケン 第三章◆熱 第四章◆メニューの多いコッペパン店 第五章◆ほんとうのさいわい 第六章◆雨夜の銀河鉄道 エピローグ◆ギャルにも負ケズ
もしもし?わたしスマホですがなにか?1もしもし?わたしスマホですがなにか?1
ピンポーン!「もしもし、こちら日比谷為明さんのお宅ですかぁ?」。ある日、誕生日プレゼントとして陰キャな俺のところに送り込まれてきたのは…最新型&超高性能を誇る、美少女型スマートフォン“エクストラ”だった! ドッキドキの「唇紋認証」で俺のスマホに登録してからは、“スマホなので”いつも一緒。転校生扱いで登校したら、「ぷるぷるダンス」でクラスのみんなとIDを交換し、俺を差し置いて一躍人気者に。メールは見せてくれないし(読み上げてくれる)、めざまし機能は役に立たないけど、仲間もできて、毎日が刺激的なものに…。美少女スマホがお届けする、新・王道ボーイミーツガール&ラブコメディ。
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