著者 : 明石六郎
最強の剣士、天狗の里でついに敗北!? 幸せな結婚式を終えた山水は、死を覚悟した師匠・スイボクの最期の旅に同行する。 訪れたのは天狗が治める秘境、かつてスイボクを追い詰めた迅鉄道の使い手が暮らす里。里の者と手合わせすることになった山水を待っていたのは、余裕が一切持てない戦いだった。 不細工に、 不恰好に、 それでも。 ──貴方が無事で、少し寂しかった。 ──貴方が無事でなくてよかった。
実力がバレた天才魔導士ガイカク。 自称助手のエルフやら重装兵の女オーガやらを従えて大活躍した結果、 最強の女騎士の試練を超え、彼らは奇術騎士団として正式に認められた。 (助手:先生のお陰で、国中の誰もが私たちを羨んでいます!) 工兵、女ドワーフを配下に加え、技術&戦術無双が加速し、 ガイカクのハーレムもさらに充実。 そんな奇術騎士団に舞い込んだ依頼は、 ソシエを捨てた故郷、エルフの森の救援だった。 (助手:今更頼ってきてももう遅い! と思いましたけど、先生が言うなら助けてあげます……) ガイカクの頭脳VS過去最難任務、奇術騎士団の死闘の行方は!?
天才魔導士ガイカクは自称助手のエルフやら、たくさんの種族の少女を従えて、ひっそりと違法魔導研究に没頭していた。 (助手:先生の技術は凄すぎて世に出せないんです!) が、ある日最強の女騎士に見出され、いきなり騎士団長に抜擢される! 有能とバレたからには仕方ない。本気を出したガイカクは魔導技術と奇策であらゆる戦場を無双しては…… (助手:部下がダメでも、先生の頭が良すぎて勝てるんです!) 彼の力と優しさを知った女だらけの部下に慕われ、迫られる。 (助手:こ、今晩はお部屋に伺ってもよろしいですか……?) 戦術最強×魔導技術×騎士団ハーレムファンタジー!
最強の剣士は 我慢させないためにいる。 主が報復を望むのなら 叶えるだけのこと。 ドゥーウェとトオン、ハピネと祭我、ステンドと右京。 アルカナ王国では三組合同の華々しい結婚式が行われようとしていた。 異世界転移者たちのおかげで大国へと急成長するアルカナに、周辺諸国は複雑な思いを抱く。 畏怖、憧憬、反感、焦燥…… その眩いばかりの繁栄に嫉妬の影も色濃くなり、 ついには近隣国の王子からトオンへの差別的な発言が飛び出す。 そんな侮蔑、絶対に許さない。 即座に動いたのは、ソペードの若き当主だったーー。 野卑と思われようと、下劣と思われようと、 この状況をお上品にまとめようとする男になる気はない。
四度目の正直。 三度負けて、もう戦わないと約束したけど……戦う理由ができたから。 今度は派手に、祭我、山水と再戦! 全種類の魔法が使える才能に、3人の可愛い婚約者。 異世界転移でハーレムチートな人生の幕開けかと思いきや、地味な一撃に三度あしらわれへこんだ男、瑞 祭我 。 五百年修行した仙人にちょっとの努力じゃ追いつかない。 チート能力があるだけじゃ世の中、渡っていけはしない。 今、アルカナ王国で、己ができることはなんなのか──。 期待される役を演じるために祭我が決意したのは、最強剣士との再戦だった……! 一方帰国した山水には、ブロワ妊娠&出産の報が!? ねえパパ、ブロワお姉ちゃんといつ結婚するの?
最強の剣士・白黒山水と天性の強者・ランの戦いがついに決着! 戦いから数日後、ドゥーウェの命令でブロワの実家に赴くことになった山水とブロワ、レイン。目的は、結婚の挨拶。ブロワの両親に歓迎される山水だが、ブロワの兄・ヒータから敵意を向けられてしまう。一方、瑞 祭我はアルカナ王国に暗い影を落とす男の出現を予知するが……!? 『地味剣』のターニングポイントとなる第6巻登場!
婿取り合戦、開幕。 稀代の完璧王子の国外流出を止めるべく、姫戦士たちが殴り込み!? 恨みのマトは、稀代の性悪令嬢ドゥーウェお嬢様! どこをとっても完璧な男、マジャン=トオン。 王子としての気品と話術、戦士としての実力と向上心、人としての度量と色気。 全てを備える彼には、王必須の術「神降ろし」の才だけがなかった。 王位継承権のない王子はかつて惜しまれつつ国を出て、今再び婚約者と共に祖国の土を踏む。 その帰還はしかし、現王危篤の噂が立つ最悪のタイミング! 全てを曲げてもトオンを王に据えたい女たちの、煮詰まった欲望の蓋が開く__。 あなたってば、本当に罪な男ねぇ。 そんなすごい男を、私は独り占めできるのね……!
お前を殺す、そのために三千年 因縁の兄弟弟子。 仙人同士の天を混ぜ地を割り 神さえ震える戦いの行方。 突然現れ王国を暗雲で覆ったのは、スイボクの兄弟子・フウケイ。 弟弟子を斬り伏せんと執念を燃やし続けた男は、天地を操る真の仙術と不死身の体で他を圧倒する。 山水不在の中、祭我たちが応戦するも神剣エケザックスさえ通じない。 そんな彼らを救うため、なによりフウケイに詫びるため、 世界最強の男・スイボクが長年引きこもった森を出て、とうとう俗世に降り立つ。 道を別った兄弟の それぞれが得た境地と奥義が 哀しく激しくぶつかり合う
サンスイに下された新たな”指令”は、ブロワの実家へのご挨拶! 性欲と向き合う夫・サンスイ、 はしゃぐ妻・ブロワ、 イチャイチャ観察日記をつける娘・レイン。 出来立てほやほや三人家族の、珍道中の始まり始まり。 師匠・スイボクの許可を得て、弟子をとり後進の育成に励んできた山水。 地味な剣聖の下で修行を積むトオン王子と次期当主サイガは、それぞれの未来に一歩前進しようとしていた。 そしてようやく山水にも、五百年越しの青春が到来? ワガママ姫に仕え幾年月、辛苦を共に耐え忍んだ山水とブロワは 地味だけど初々しく、 不器用だけど俗っぽく、 燃え上がろうと迷走中。 男装の騎士、普通の令嬢に戻ります
「俺ツエー!」のはずが、まずは修行五百年!? 神様のミスで死んだ俺、異世界転移のギフトはチート能力じゃなく、森の中で朝から晩まで素振りし続ける地味?な修行の日々だった。 日の出とともに木刀を振り、日の入りとともに就寝するうち、「素振り楽しい」「修行楽しい」と仙人思考も板につき。このままこんな日々がずっと続くと思っていたのに… 突然森に銀髪の赤ちゃんが! 子連れ剣士は森を出て、ここから彼の本当の異世界冒険が始まる!