著者 : 時雨沢恵一
『私の主催するミニゲームに参加して、最後まで進みなさい』--SJ5の死闘の翌日、謎のプレイヤー・ビービーから届いたミニゲームへの挑戦状。それは、デヴィッドの告白に対してのビービーからの招待状でもあり、ご褒美はリアルビービーとのオフ会ーー。レン、フカ次郎、ピトフーイ、エム、SHINCとMMTMはデヴィッドの恋の成就のため(!?)そのミニゲームに参加することに! GGOの豪華キャスト勢ぞろいで繰り広げられる超個性的なゲームと、デヴィッドの恋の結末とはーー!? そして、ビービーの正体とはーー!?
1億クレジットの賞金がレンに懸けられた第五回スクワッド・ジャム。濃霧の中放り出されたレンは他の参加者に執拗に命を狙われ続けるも、なんとかフカ次郎やピトフーイ達との合流を果たす。 しかし開始から1時間後、突如フィールドが外側から崩れていき、残ったのは直径3キロメートルの城だけに。辛くも崩壊から逃れたレン達だったが、シャーリーが放った炸裂弾によりピトフーイが死亡してしまう。 様々な思惑が入り乱れるSJ5。決着の時が近づく中、待機所に送られたピトフーイが目にしたのは、新たに追加された特殊ルールだった……。 第十章 「城の罠。あるいはビービーの」 ……017 第十一章 「城内戦」 ……069 第十二章 「ラストバトルを私達に」 ……131 第十三章 「塔攻防戦」 ……201 第十四章 「ゴースト/スクワッド・ジャムの幻」 ……267 第十五章 「争い済んで日が暮れて」 ……393
間髪入れず開催された第五回スクワッド・ジャム。1億クレジットという大金がかかった賞金首にされてしまったレンは、SHINCとの共闘による王座奪還を誓うのだがーー特殊ルールにより、チーム全員バラバラの地点に放り出されてしまう……。濃霧のなか、SJ4でZEMALを優勝に導いた謎のプレイヤー・ビービーと偶然出会ったレンは、一時的に手を組み死戦をくぐり抜ける。 好敵手のボスやデヴィッドも加わり、どうにか陣形を整えたレン達の前にビービーのチームメイトを容赦なく撃ち殺すグレネード・ランチャー使い=フカ次郎が現れ……。レンは無事仲間と合流し、SJ5優勝へ導くことができるのか? 第六章「10分間の鏖殺・再び」 第七章「それまでのみんな」 第八章「それまでのエム」 第九章「合流・その2」 第六章「10分間の鏖殺・再び」 第七章「それまでのみんな」 第八章「それまでのエム」 第九章「合流・その2」
SHINCとの合同チームで挑んだクエスト《ファイブ・オーディールズ》。その壮絶なバトルから間髪入れず開催が発表された第5回スクワッド・ジャム。 スポンサー作家によって課せられる今回の特殊ルールは『ゲーム途中で、チームメイトが運ぶ別の装備一式にスイッチ可能』という、全プレイヤー混乱必至のものだった。 当然のごとくSJへの挑戦を決めたレンたちは、首都・グロッケンの酒場で作戦会議を敢行するのだが、思いもよらぬ知らせが彼らのもとに届くーー。それは『今回のSJでレンを屠ったプレイヤーに1億クレジットを進呈する』というもので……。 「わたし、賞金首になったくらいで、 SJから逃げないもん!」 時雨沢恵一×黒星紅白が贈る痛快ガンアクション、第11弾が登場! ◆目次◆ 第一章 「五度目の正直」 第二章 「賞金首、その名はレン」 第三章 「アローン・イン・ザ・ミスト」 第四章 「二人だけの戦い」 第五章 「合流」 第一章 「五度目の正直」 第二章 「賞金首、その名はレン」 第三章 「アローン・イン・ザ・ミスト」 第四章 「二人だけの戦い」 第五章 「合流」
「みなさんにはこれからーキャンプをしてもらいます!」茶子先生の提案から始まる、すぐやる部の今回の活動はキャンプ。木乃が、静が、犬山たちが、それぞれの装備で現地集合する、ゆるかったりゆるくなかったりするアウトドア編!富士山を臨む広大なキャンプ場で繰り広げられる、様々なキャンプHOWTO。テントの張り方に始まり、火の熾し方、寝袋の心得、果てはトイレ談義まで。これはもはやサバイバルー!?上級生組3人が振る舞う野外グルメにも注目!前巻に引き続き、これは本当に『学園キノ』なのか…?な第7巻!
「あの箱ですか?私達の永遠の命を守ってくれるものですよ!」国に入る前に、キノとエルメスは答えをもらいました。答えが全然理解できなかったので、キノが訊ねました。背広を着た入国審査官は、とても若い男でした。まだ二十歳前に見えました。彼は、それはそれは嬉しそうに、手続きそっちのけで説明してくれます。「あそこには、たくさんの国民達が眠っています!」「眠っている…?」キノが首を傾げました。「つまりまさかー」エルメスの言葉を、「墓地じゃないですよ!」入国審査官は笑顔で遮りました。「みんな生きています!ただー」キノが反対側に首を傾げました。
熾烈極まる第四回スクワッド・ジャムの死闘から約1週間後。『ファイブ・オーディールズ』、すなわち“5つの試練”の意味を持つ謎のクエストに、レンたちLPFMはボス率いるSHINCとの合同チームで挑む! 「今回のクエストは、スクワッド・ジャムとは違って対人戦闘はナシ。フィールドに出る“エネミー”を倒しクリアを目指す。そして一番重要なのは十二時ジャスト一斉スタートの“競争型”ってこと」 第一のフィールドに転送されエネミーを警戒するレンたちが目にしたのはーー「こんにちは、皆さん」。言葉を喋るかわいい犬で……!?
これは、謎の正義の味方に変身する腰にモデルガンを下げてちょっと大飯喰らいなだけの普通の女子高生・木乃と、人語を喋るストラップのエルメスが繰り広げる、硝煙反応たっぷりの連射乱射な物語。 ーー今回は、“謎の美少女ガン・ファイターライダー・キノ”の正体を、パパラッチのごとき執念で解き明かそうとするカメラ少女が登場! 学園を揺るがす特大スクープなるか!? さらに、カバーイラストをご覧あれ! 間違えた訳ではありません。多くは語れませんが「木乃がキノに!?」な特別エピソードも収録! これは本当に『学園キノ』なのか……?な第6巻!
キノとエルメスは誰もいない街を走りーーそして、国の南側で、一つのドームを見つけた。「よし、行ってみよう」そのドームへ続く道へとエルメスを傾けた。薄暗いドームの中には、平らな石の床が広がっていた。その上に、無造作に散らばっているのは、多種多様な白い骨。薄暗闇の中で、骨はまるで、ちりばめた宝石のように光っていた。「なるほど……」「一つ謎が解けたね」キノは、滅多に点灯させないエルメスのヘッドライトをつけた。ドームの床を、真っ直ぐな灯りが走った。「いくよ」「あいよ」(「餌の国」)他全11話収録。
レンのリアル・小比類巻香蓮との結婚を目論むファイヤこと西山田炎の誘いに乗り、“結婚を前提としてお付き合い”をかけて戦うことになった第4回スクワッド・ジャム 是が非でもレンに勝利したいファイヤは、打倒LPFMのために編成した結託チームに、ボス率いるSHINCを取り込むことに成功するーー。 MMTMとの壮絶な“高速バトル”を潜り抜けたレンたちは、ついにSHINCのメンバーと相まみえたのだが、そこにファイヤ傘下のチームが突如現れ…… 銃声と硝煙とほのかな恋心が入り乱れる第4回スクワッド・ジャム、いよいよクライマックスへ!
恋愛には人一倍疎い香蓮に、突如持ち上がった若手実業家・西山田炎(にしやまだふぁいや)との結婚話。GGO内で遭遇した彼のアバター・ファイヤのあまりに無粋な振る舞いに、レンは売り言葉に買い言葉で“結婚を前提としたお付き合い”をかけた勝負を約束してしまうーー。 そうして始まった第4回スクワッド・ジャム。香蓮の人生を左右する勝負と並行し、今度こそ宿敵SHINCとの直接対決で決着をつけたいレンだったが……優勝候補であるレンたちを倒そうと手を組んだ卑劣な結託チームの中に、なぜかSHINCの名前がありーー!?
第4回スクワッド・ジャム。熾烈な銃撃戦の裏側で、香蓮の人生をかけたもう1つの戦いが幕を開ける! 『結婚を前提に、香蓮さんとお付き合いがしたいと思っております』 香蓮の父親のもとに届いた一通のメール。それは、父に付き添ったパーティー会場で出会った若手実業家からの、リアルな結婚の申し入れだった。しかし、香蓮は『ピーちゃんみたいなのがタイプ……』と取りつくしまもなくーー。 そんななか開催が決定した第4回スクワッド・ジャム。今度こそSHINCとの決着をつけるべく参戦を決めた香蓮だったが、首都グロッケンでの作戦会議中、突如レンの前に現れたハンサムな男からある勝負を持ちかけられ……。
ずしりと重い音と共に城門が開ききって、キノがエルメスを押していくと、彼等が喋っているのが分かった。その声が聞こえてきた。 『情報通りです! 旅人さんが! たった今入国しました! 若いモトラド乗りで、モトラドは銀色タンクの渋い一台! 革鞄には年季が窺えて、旅の過酷さを如実に物語っている!』 彼等は喋っていた。キノとエルメスにも聞こえるくらいハッキリとした大声で。 しかし、それは隣にいる人間に向けてのではなく、全員が視線をキノ達に向けたままでーー。(「有名になれる国」)他全13話収録。
第三回スクワッド・ジャムの死闘から約一ヶ月。 全国各地に散るSJプレイヤーのもとに、ある一通のメールが届く。それは、過去三度開された大会の上位入賞チームのみが参加できるという新ゲーム、“20260816テストプレイ”への招待状だった。 GGOの運営会社《ザスカー》からの依頼によって開催されるスクワッド・ジャムとは全く趣旨の異なるゲーム。そのミッションとは、最新AI搭載の敵NPCが守る“拠点”を攻略するというものでーー。 SHINCと交わした再戦の約束を果たすため、消極的ながらも参加を決意したレン。彼女が目の当たりにするNPCの脅威とは。 時雨沢恵一&黒星紅白が贈る“もう一つのソードアート・オンライン”第6弾が登場!!
「旅人さん! オレには分かるよ、実は女性だろ? マニッシュな雰囲気がステキだぜ! だから単刀直入に言うぜ! オレの彼女にならないか?」 キノは、一人の男にそう話しかけられた。ガラガラだった店で生魚の切り身を美味しく平らげて、港に面した広い歩道にとめていたエルメスに近づいた時だった。 「はい?」 口調は若かったが、実際には四十歳は越えているだろう男だった。身綺麗で、暑い中、小洒落たジャケットを着ている。 不自然なニコニコ笑顔で、 「おっと、怒った顔も綺麗だぜ?」 「いえ、呆れています」 「だろう? 呆れた顔も美しいぜ?」 (「拘らない国」)他全11話収録。 記念すべき20巻! スペシャルな(!?)“あとがき”にも注目!!
海へ沈むフィールドと座礁した巨大豪華客船ーー 裏切りの銃弾は何を射貫く!? "さあ、存分に殺し合え。かつての仲間は、今は敵だ" 生き残りチームから各一名がランダムに選抜され、ビトレイヤー(裏切り者)チームを結成する「特別ルール」が発動した第三回スクワッド・ジャム。優勝候補筆頭と目されていた最強チーム<LPFM>からは、レンが最も戦いたくなかったプレイヤー・ピトフーイが選ばれてしまう。 激震が走る参加者たちをよそに、刻一刻と海へと沈むフィールド。その中央部分、濃い霧に隠されていた【UNKNOWN】エリアに鎮座していたのは、一隻の巨大豪華客船だった。行き場を無くした彼らは、やがてその客船に呑み込まれてーー。 裏切りの銃弾が飛び交う、壮絶なバトルの結末とは……!? 時雨沢恵一×黒星紅白が贈る「もう一つのSAO」第5弾が登場!!
時雨沢恵一&黒星紅白による「もう一つのソードアート・オンライン」が再び! ピトフーイのリアルな死をかけた第二回スクワッド・ジャムから約三ヶ月。突如アナウンスされた第三回大会に、レン、ピトフーイ、フカ次郎、 エムの最強チーム〈LPFM〉が挑む! 優勝候補筆頭と目される彼らを待ち受けていたのは、“時間経過とともに海へ沈むフィールド”“MAP中央に潜む【UNKNOWN】エリア” “無名チームの結託”という過酷な状況だった! ーーそして大会中盤、突如全プレイヤーに告げられる特別ルールとは!?
記念すべき15周年に贈る、キノとエルメスの旅の物語。最新19巻が登場! 「師匠は言った。"私の長い旅の中でも、最も印象に残っている国の一つだった。あの国のことは、忘れようとしても忘れられない"って」「なるほど。あのお師匠さんが詳細を語るのをもったいぶるくらい、とても素晴らしい国だったんだね!」「または、一生忘れられないほど酷くて酷くて、ボクに伝えることすら憚られるほど、本当にどうしようもない国だったか……」「でもさ、すでにそれ以外に、どうしようもない国の話をたっくさん聞いているよね。すると、それら以上?」「うーん……。そうなると、もはや想像がまったくつかないね。なんにせよ、そこにボクがもうすぐたどり着けるというのは、嬉しい」 キノが言った時、城壁が遠くに見え始めた。 「さあて、どんな国だろう?」 キノが楽しそうに言って、エルメスのアクセルを開けた。 (「美しい記憶の国」他全12話収録) "あとがき"は15周年スペシャル×××××!!
「第二回スクワッド・ジャムの夜に、人が死にます」 そんな衝撃の一言で風向きが一変した第二回SJ。“リアル世界のピトフーイの死”をかけたこの大会で、最悪の事態を回避できる唯一の方法は、レンの手によってピトフーイを殺すことだった……。 参加を決意したレンは《ALO(アルヴヘイム・オンライン)》からコンバートした地元の親友・美優とタッグを組み、ピンクのP90と両手グレネード・ランチャーを武器に次々と現れる強敵をなぎ倒していく。 一刻も早くピトフーイのもとに辿り着こうと焦るレンたちをよそに、鬼のような強さと狂気をみせるピトフーイは、「死」を愉しむかのように参加チームを壊滅させていきーー。 果たしてレンはピトフーイを救うことが出来るのか? 『キノの旅』コンビが贈るもう一つの『ソードアート・オンライン』第三弾が登場!
突如、全《GGO》プレイヤーにアナウンスされた、第二回スクワッド・ジャム。知らせを受けた第一回大会優勝者のレンこと小比類巻香蓮(こひるいまきかれん)だったがーーあまり気が乗らない様子。 しかし、香蓮に忍び寄る、謎のストーカー男が口にしたのは、こんな言葉だった。 「第二回スクワッド・ジャムの夜に、人が死にます」 敵として出場するピトフーイを《SJ2》内で倒すことでしか、“最悪の事態”を避けられないという男。香蓮は苦悩の末、大会への参加を決意するのだが……。 原作者・川原礫も息を呑む痛快ガンアクション第II弾!!