著者 : 望公太
異能バトルは日常系のなかで(7)異能バトルは日常系のなかで(7)
猛暑が続く夏休み。太陽と水着の季節の中でーどういうわけか安藤は、やたらと『水着回』を経験する。「まさか文芸部メンバー全員から、別々にプールに誘われるとは…」千冬&九鬼と水着でクイズ大会!!「アンドー、超かっけぇ…」家族ぐるみの海水浴で鳩子がまさかの大胆モテかわアピール!?「ジューくん、私、隙だらけだよ?」彩弓さんのビキニは水濡れ厳禁?「う、ぅ…見ないでください…もうお嫁にもらってください…」そして灯代とのプールはー「私、あんたに言いたいことがある」四者四様、覚醒める恋心!!いつもより灼い夏の予感に恋もドラマも大きく動く本編急進の第七弾!!
異能バトルは日常系のなかで(6)異能バトルは日常系のなかで(6)
高梨彩弓の突然の問いかけを発端として、秘められた安藤寿来の中二時代がついに紐解かれる。三年前、中二だけど厨二じゃなかった安藤には同学年の友がいた。幼馴染みの少女、櫛川鳩子。性癖が破綻した少年、相模静夢。そんな彼を愛した少女、双葉環。心を許せる友と過ごした掛けがえのない時代にー少年は、生まれて初めて『絶望』を味わった。四人の中学生が織り成す、醜くも美しい、始まりと終わりの黒歴史。安藤寿来のルーツが明かされる、シリーズ第六弾!
異能バトルは日常系のなかで(5)異能バトルは日常系のなかで(5)
これは外側の物語。異能に目覚めた安藤たち文芸部員が今日もそれぞれの日常を謳歌している一方、本物の異能バトルの中に身を置く者たちがいた。『始まりの堕天使』-桐生一。灯代の兄であり誰よりも異能バトルを愛する彼は、まるで従順ではない配下を従え、ただ『最強』として生まれた者ーシステムへと挑む。ついに語られる舞台裏。伏線回収の異聞録にして、桐生一とそのキレた仲間たちがお贈りする脱本格異能バトル!非日常系が覚醒め、原点に迫るシリーズ第5弾!!