著者 : 望月唯一
出世には興味なし。仕事に求めるのは安定した給料と休暇のみー。それが高校の調理科でパティシエの講師を務めている俺の方針だ。だが、新入生として入学してきた、理事長の孫娘である四宮蒼梨花が、特別授業を求めて俺に迫ってくる。仕事が増えるのはごめんだと断った俺だが、なんと蒼梨花は俺の隣の部屋に引っ越してきた!必要以上の仕事も無駄な努力も、俺のスタイルじゃないのに…。蒼梨花の熱意に負けて、俺は最終的に特別授業を引き受けることに。だが、俺の妹弟子にして、天才だがトラブルメーカーの少女・赤崎エイプリルたちを巻き込んだ日常は波瀾万丈で…!?お菓子も仕事も青春も、甘くて時にはほろ苦いー年の差師弟の学園ラブコメ!
音楽性の違いによるメンバー脱退のため、あっさりと廃部になってしまった軽音部。その最後のメンバーだった朝比奈悠は、駅前でストリートライブをしていたところ、かぐやと名乗る少女に突然ライブのサポートを頼まれる。そのステージ上で圧倒的なパフォーマンスを見せたかぐやに惚れ込んだ悠は、翌日ふたたび出会った彼女にバンドの結成を申し出るが、断られてしまう。失意の悠にかぐやが明かした真実はー彼女の正体は、生徒会副会長の真面目な少女、宮古真尋の別人格ということだった。かぐやのことを諦めきれない悠は、彼女の心の壁をなんとか越えようとするが…!?月のような少女とまっすぐな少年が紡ぐ、爽やかな青春バンドストーリー!
フレゼリシア女子短大附属高校、通称フレ女のバドミントン部エースにして、高校女子バドミントン界『三強』の一人ー志波姫唯華。フレ女一年生の若柳小町は、もともと自分の才能に限界を感じており、中学まででバドミントンを辞める予定だったが、ある日見た唯華の圧倒的なプレイに憧れ、彼女を追ってフレ女に進学していた。そんな小町が、二年のインターハイ後に新主将に指名された唯華と、寮の同室になることになった。だが、小町の前での彼女は、コート上での女王然とした風格とは、まったく別の姿を見せていて…!?2018年7月アニメ放送開始の大人気青春バドミントンストーリー、本編から一年前のフレ女を舞台とした初の外伝小説、待望の刊行!
この世界から消えかけてしまった水希を取り戻してから、約一ヵ月。俺は水希やその双子の姉の葉月たちとともに、忙しくも平和な日常を送っていた。だが、ある夏の日にー事件はふたたび発生する。「あーあ、ちょっとくらい子供の頃に戻れたらいいのに」そんな何気ない言葉とともに、まばゆい光の中から現れたのはー小学生ぐらいまで若返った葉月の姿。どうやら一ヵ月前の事件と同様、『悪魔の料理書』の力が発動し、子供に戻りたいという彼女の願いを叶えてしまったらしい。はたして俺たちはその願いを越えて、無事に葉月を元の姿に戻せるのか…!?二度戻らない夏。二度とは戻れない夏ー。喫茶店が舞台の感動ストーリー第二弾!
「だって、篝はずっと誰かのために料理をしてきたでしょう?」二年前。幼馴染みの少女・葉月から、なにげなくかけられた言葉。きっとあの時、ただの幼馴染みは、初恋の少女に変わったー。そして現在。俺はいまだ葉月に告白できないまま、葉月とその双子の妹・水希とともに、彼女たちの実家の喫茶店でバイトをしていた。そんなある日、水希が持ち出した古本からー幼女が出てきた。彼女は願いを叶える妖精キキと名乗り、強引に俺の縁を結ぼうとする。だが、キキが俺の縁を結んだのは、葉月ではなく水希の方で…!?料理と、恋と、切なさとー。喫茶店が舞台の感動ストーリー!
人類の天敵である星喰いが湯水のごとく湧き出る災害ー大湧出。それが芽深市を襲ってから、既に二ヵ月ばかりが経った。傷は深かったものの、復興は順調に進んでおり、芽深市は以前にもまして多くの錬金術師が集まる錬金術の最前線になっていた。そして、夏へと移り変わりつつある季節の中。かつて人類最高峰の錬金術師ー達人として活躍していた三森慧は、今は相変わらず、教師として弟子の悠里や同僚のましろ達と騒がしい日常を送っていた。だがある日、慧とましろは何者かによる襲撃を受ける。彼らの前で形を成していく黒い泥。それがとった姿は、ましろと寸分違わぬ顔立ちでー。凸凹師弟が綴る学園異能バトルアクション第二弾!
約二百年前。星喰いと呼ばれる化物によって、人類は絶滅の危機に追い込まれた。そして星喰いと戦うため、人類が生み出したのが錬金術である。かつて世界に七人しかいない達人の一人ー最高の錬金術師だった少年・三森慧は、現在は全ての名誉を失った最低の錬金術師として、学校の教師をしていた。そんな彼のもとに、エリート錬金術師の少女・久住悠里が入学してくる。慧は彼女とともに、最近頻発する星喰い異常発生事件の調査にあたることになるが…。「生徒に尊敬されるのは、教師が最初にしなきゃいけない仕事だ」在りし日に人類最強の立場を裏切った少年は、いま孤高の天才少女をどう導くのかー!?凸凹師弟が綴る学園異能バトルアクション!
二学期が始まった九月。夏休みのチア勝負の余韻が残る中、セレナに一つの依頼が入る。夏祭りでの彼女の演奏が、今をときめく超一流アイドル・星庭天音の目に留まり、彼女のステージメンバーに選ばれたらしい。プロのミュージシャンと繋がりを持つのは、布教活動的にもプラスになるだろう。そう思ってOKしたセレナと俺だが、アイドルらしく自由奔放な性格の天音に俺は振り回されてしまう。さらに、俺はとあることに気づく。天音がふとしたときに見せた、身体を纏う光。それは、セレナの魅了の力と同じものでー。「私が一番安心できるのは、智希君だから」電波な女神様、ついにアイドルデビュー…!?ハートウォーム学園神様ラブコメ第三弾!
夏休み。セレナとの生活にも慣れてきた俺だが、ある日実家から戻ってくるよう言われてしまう。だが、セレナを引き留めておいて、自分は実家が直ったらさよならというわけにはいかない。すると独り立ちの条件として親から出されたのは、仕送りなしでの生活だった。そこでお金を稼ぐ必要が出た俺は、美桜のアイディアで、テレビ番組の賞金獲得を目指すことになる。種目はーチアダンス。セレナや美桜の協力のもと、俺は彼女たちのマネージャーを務めるが、ライバルに回った里崎が色仕掛けをしてきたり、それを見たセレナや美桜がなぜか機嫌を悪くしたりで…!?女神様と幼馴染とクラスメイトがチア勝負!?ハートウォーム学園神様ラブコメ第二弾!
「私の信者になりませんか?」月明かりに輝く長い金髪と、宝石のように碧く澄んだ瞳の、どこか人間離れした彼女はそう言ったー。…事態は一時間前にさかのぼる。学校の課題をなんとか終えて帰路についていた俺は、空腹で行き倒れかけていた少女を拾った。セレナと名乗った彼女は、ヨーロッパの小国出身で、職業はー女神。どうやら彼女は自国で信仰が失われてしまったため、信徒を求めて日本にやってきたらしい。どこか彼女を放ってはおけなかった俺は、セレナの信者になって、一つ屋根の下で暮らすことになる。だが、彼女は同じ布団にもぐり込んで来たりと女神のくせに無防備で、同居生活は波乱の予感で…!?ハートウォーム学園神様ラブコメ!
俺が陽菜お嬢様の執事に就いてから三ヵ月が経とうとしている。彼女の執事兼コーチとして働くことになり、所属する第二テニス部と古巣である第一テニス部との抗争などを乗り越えて、今ここに至るわけだ。だが、俺たちが引退したあとに残される後輩の珊瑚のことを考えると、いつまでも第一テニス部と対立したままではいられないだろう。そして俺たちは、珊瑚をー彼女の未来を賭けて、全国レベルの先輩率いる第一テニス部と勝負をすることになるが…!?「俺もそろそろ着替えるから、珊瑚は着替えを見守っててくれ」「はい、分かり…ませんよ!先輩は無限に変態ですね!」テニス×執事×お嬢様な学園ラブコメ、クライマックスの第三弾!
俺が陽菜お嬢様の執事になってから一ヵ月半。執事としての生活にも慣れてきた俺は、陽菜と、同じく陽菜に仕える同僚である月城と一緒に、迫る体育祭の実行委員会に参加することになった。第二テニス部のメンバーたちともども、慣れない事務仕事に奮闘する俺。そして、俺は準備の一環として、月城を買い物デートに誘うが…!?「くそ…俺がもっとイケメンに生まれてさえいれば…!」「いや、水瀬君は性格をなんとかしたほうがいいと思う」「俺がイケメンだったら、この性格でも許されたはず」「それはない」テニス×執事×お嬢様な学園ラブコメ、メイドも加わって第二弾!