著者 : 村上ゆいち
王都に無事到着し、自ら育てた貴重なトマーテをフェリスに渡したリュート。さらに彼は、大きな魔力を秘めたトマーテの取引をめぐり、自分を魔法学院から追い出したアルフォンス学長に一泡吹かせることにも成功した。だがその後、リュートは故郷へ戻る途中、不意に現れた魔物の大軍と遭遇。友人のハンスを守ろうと渾身の魔法を使った結果、生命の核を削りすぎ意識を失ってしまうのだった…。眠り込んでしまったリュートをなんとか覚醒させようとするメリー、ミーア、ヴィヴィアンだったが、意外な人物の登場で、状況は大きく動きだす!一方、そんな緊急事態の裏で、世界には密かに別の危機が迫っており…?リュートの“スローライフ生活”が大ピンチ?人気ヒーリングファンタジー、緊迫の第3巻!第2回ノベルアップ+小説大賞入賞作!
本好き少女・白花音は、父に花嫁修行をすると嘘をつき、後宮蔵書室・華月堂の司書となる。しかし着任早々、鬼上司や美形宦官(?)らに振り回される毎日!おまけに、「探してほしい本がある」と秘密の依頼を受けてしまってー?持つ人は身を滅ぼすという呪本『花草子』をめぐり、花音は後宮に潜む陰謀と、呪本の「本当の意味」に迫っていく!第20回小説大賞“奨励賞”受賞作。WEB発・中華お仕事ファンタジー!
ついに、魔物の発生源である「ゲート」を封じる戦いが始まった。王都のフェリスと手紙をやりとりしながら、緑魔法で作った強力な魔法農作物を届け、魔法軍の戦いを支援しようと頑張るリュート。その一方で彼は、幼なじみのヴィヴィアンやミーア、若手魔女メリーらとともに、故郷の農村でのワイルドボア退治や新作物の「スイトー」栽培にも着手し、大忙しの日々を送っていた。そんな中、農業水路に使う特別な木材を得るため、ドリアードの森に向かった彼だったが、そこで凶暴化した森の主と遭遇してしまい…?心優しき落第魔法使いが、ハズレ魔法とされていた最弱「緑魔法」で大活躍!コミカライズも決定した「追放から始まるヒーリング・スローライフ」、待望の第2弾!第2回ノベルアップ+小説大賞入賞作!
得意の“緑魔法”を活かせず、学院を落第・追放されてしまった心優しき魔法使いリュート。彼を密かに思う優等生フェリスとも別れ、故郷に戻った彼を待っていたのは、幼なじみの森の女神・ヴィヴィアンと懐かしき人々。しかも、都会では最弱だった“緑魔法”が、緑の魔力豊かなこの田舎では、圧倒的な力を発揮することが判明!!農業はもちろん、狩りやモンスター退治にまで、万能の大活躍を見せる!ヴィヴィアンや昔なじみの少女ミーアら、彼に好意を寄せる女の子たちの助力もあり、リュートはやがて緑魔法の力で、かつてない魔力を秘めた野菜作りに成功し…?追放から始まるヒーリング・スローライフ作品にして「第2回ノベルアップ+小説大賞」入賞作!
ルーラ・ディライトは地味な容姿で読書が趣味の侯爵令嬢。美形揃いの一族の中では異端児であった彼女は、ある日父親から一つの命令を受ける。実家の没落を回避するため、かつて祖先が使ったという魅了魔法で、第一王子エドワードの心を虜にしろというのだ。だが、魅了魔法の使い方はすでに失われ、ルーラは魔力を持っていないと断るものの、「君は頭が良いから大丈夫」と父に押し切られてしまう。快適な読書環境(実家)と可愛い弟を守るため、ルーラは本の知識を駆使して奮闘し、エドワード王子との仲は急接近!?魔法に頼らないシンデレラ・ストーリー!
「今日からわたくしに侍りなさい」幼い頃、美貌の伯爵令嬢ソフィアの言葉に魅了された子爵令嬢クロエ。彼女はそれ以来、体型のせいで虐められようと、彼女の取り巻きとして楽しく過ごしていたのだけれど…。ソフィアの婚約者の裏切りによって、事態は一変し!?この窮地、ソフィア様に相応しい婚約者を、彼女の虚弱な兄オースティン様とともに探すことで乗り切ってみせますわ!全身全霊でがんばる、ぽっちゃり令嬢の婚活ラブファンタジーがWEB掲載作品を加筆修正&書き下ろし2編を収録して書籍化!!
世界の運命を分かつ、フギルとの最終決戦に勝利したルクスは、次期国王となって新王国を立て直す決意を固めつつ、今まで育んできた少女たちとの『答え』を迫られる。誰を選ぶか悩み、迷うルクスに対し、クルルシファーは全員がそろう場で、ひとつの意外な提案をする。一年間の国王生活と学生生活の両立という新たな王道を、かつて咎人だった少年は歩き出す。数多の死闘を切り抜け、英雄になった少年と、支え続けた『騎士団』の少女たちが掴んだ未来とはー王道と覇道が交錯する、“最強”の学園ファンタジーバトル、完結!!
神霊と組んで心を通わせ、未知の化け物「喰霊」を討伐する異能士。その精鋭を養成する学園に入学した男子高校生・要は、初めての契約儀式で炎妖精リリアスを呼び出し契約することになった。しかし、実は彼女には致命的な欠陥が!要も、とある理由から異能が制限されており、学園の中では落ちこぼれコンビとして認定されてしまうがー。十全に能力の使えない異能士と炎の出せない炎妖精、落ちこぼれ二人が夢を叶えるためにパートナーと補い合う、学園バトルファンタジー開幕!
異世界に転移した平凡なサラリーマン・藤島良辰は、「ハウジングアプリ」という能力を得て、まるでゲームのようにワンタッチで家を建てたり、現代のものを購入できるようになっていた。そんな彼が異世界でも快適な生活が送れると思った矢先に、自身が建てた家の周りで人間と獣人達が戦いをはじめてしまう。傷ついたコボルトと少女を助けたことで、彼らの架け橋となった藤島は、みんなで快適な生活が送れるようにアプリの力を活用していった。するとその規格外の力により藤島は、次第に偉大な魔術師だと敬われていく。本格的に人間と獣人達が共に暮らす街を作っていこうとしている藤島達だが、異世界には予想だにしない災害があるようで…?「異世界の天災は怖い、怖すぎる!」どんな異常事態もチートアプリで解決!?楽しすぎる異世界生活の第二幕が始まる!
「-さよなら、フギル。僕の英雄」『聖蝕』による、世界崩壊の危機を食い止めたルクスたちは、死闘の傷を癒すため、ささやかな休息の宴を開く。仲間たちと過ごす束の間の安らぎが過ぎゆく中、ルクスは世界改変の黒幕である強大な敵を討つか否か、重大な選択を迫られる。『大聖域』に残された、フギルも知らない千年前の記録の真相と、救世に懸けた皇女アーシャリアの想い。全てを知ったルクスたちは、アーシャリアの願いを伝え、世界をあるべき姿へと戻すため、永劫の時を彷徨う『始まりの英雄』へと挑む!ルクスとフギルの戦いと、新王国、そして少女たちの想いの行方はー。王道と覇道が交錯する“最強”の学園ファンタジーバトル、第19弾!!
平凡なサラリーマン・藤島良辰は、突如異世界の大草原に転移してしまう。困惑する藤島の前にゲームのようなコマンドタブレットが現れ、そこに入っていた『ハウジング』というアプリを操作すると、一瞬にして生活必需品が手に入り、家まで建てられた。アプリのおかげで生活する分には何不自由なさそうだったが、なぜか家の周りに人間とモンスターの軍団が迫り、彼らは戦いをはじめてしまった!「外は危険。危険すぎる」アプリの力で藤島の土地は何者にも侵されなかったが、ある日、戦いで怪我を負ったコボルトと少女を助けたことで、藤島は彼らの戦いに関わっていくことになり…?アプリの力で伝説の大魔術師だと勘違いされた藤島が、異世界の人間とモンスターとの平和で快適な生活を作り上げていく、快適で楽しすぎる異世界生活が開幕!
ルミナリエは社交界デビュー1年目。 貴族令嬢の究極のゴールイン、王太子妃の候補に選ばれ茶会に呼ばれたが、 そんなことよりも後宮の贅沢な食事のせいで身体に無駄な脂肪がついてしまうことのほうが目下の一大事! エクササイズに余念がない。 王都で初めてできた友人のエドナが誘拐されれば剣を手に捜査へ乗り出し、 王太子からのプロポーズすら解消されてもかまわないという向こう見ずな精神で事件解決に挑む。 そんな武侠がまた王太子を余計に夢中にさせてしまうのだった。 異世界一のおてんば令嬢が繰り広げる爽快系王宮ファンタジー!
『聖蝕』こと、ラフィによる世界崩壊の足音が間近に迫る中、記憶を失っていたかつての仲間たちは、ルクスという道標の下へ集い、極限の死闘が『古代の森』で展開される。一方、世界改変の呪縛に囚われたリーシャは、『蒼穹師団』の首領がルクスである現実を受け入れられず、義母ラフィと新王国を守るために剣を取る。始まりの日をなぞる二人の決闘は、思わぬ決着を迎える…。敗北の窮地に立たされたルクスは偽っていた自分の本当の気持ちに気づき、少女のために再び剣を取る!!王道と覇道が交錯する“最強”の学園ファンタジーバトル、第18弾!!
「安心してください。兄さんはー妹の私が守ってみせますから」平和の陸で『大聖域』を操り、支配を目論むラフィ女王の陰謀を止めるため、『蒼弯師団』の指導者となったルクスは、その正体を皆に隠し、『新王国崩し』を開始する!!表向きは気心の知れた『騎士団』の少女たちに癒される日々を過ごす裏で、ルクスは夜架やエーリル、アルマらを指揮し、『大聖域』が隠された地と、『聖蝕』の秘密に切り込んでいく。対するラフィスは、仲間である『騎士団』の精鋭を差し向け、幾重にもルクスを絡めとる策を打ち、ついに恐るべきその本領を現す!王道と覇道が交錯する“最強”の学園ファンタジーバトル、第17弾!!
令嬢修業を終え、美しく成長したコーデリア。研究してきた“香り”のおかげで、夜会でもすっかり人気者。そして、ついに運命の日ー。『王子様』が主催の夜会に、コーデリアと『ヒロイン』が参加。果たして“香のり令嬢”は破滅の未来を回避できるのか!?
勇者として異世界へと召喚された青年・糸波紀男は、異世界人が必ず持つというスキルを所持していなかった。役立たずと判断され、未開の土地へと追放されてしまった紀男。しかし、実は『至高の担い手』という、スキルより上位の“ギフト”と呼ばれる特殊な力を得ていた!異世界らしさを求めてキダンと名を改めると、手にしたモノの潜在能力を極限以上に引き出すという『至高の担い手』の能力を使い、辺境の土地を開拓しながら悠々自適な生活を送ることを決意する。小屋を建てたり、畑を耕したり、のんびりとした異世界ライフを満喫するキダンだったが、ある時、海辺で釣りをしていたところ、人魚の美少女が釣れてしまう!プラティと名乗った人魚は、釣り上げられたことを理由にキダンへの嫁入りを宣言!?しかし、プラティにはある秘密があってー?未開の土地を賑やかな隣人達と開拓していく、異世界スローライフ、始まります!
召喚した人間に魔物を強制的に封印し、その人間ごと封印した魔物を倒す禁断の大魔法によって、小暮幸久はその身にドラゴンを宿すことになってしまう。封印されたのは毒を司る古竜ヴェノ。そしてドラゴンを討伐する組織に追われるヴェノとともに、ユキヒサの逃亡生活が始まった。「俺は毒を吸収できる体質なんです。だから色々とその手の知識を蓄えています」ヴェノを宿した影響か、毒による状態異常を無効化できるユキヒサは、薬師の少女アルリーフと親密になる。アルリーフとともに、世話になった村を流行病から守ることに成功したユキヒサは、冒険者としても成長し、ヴェノを追う組織に対抗する力をつけていくのだった。しかし、そんなユキヒサとアルリーフのいる村にも、ついに組織の追っ手の影が迫る!毒にも薬にもなる異世界逃亡劇の第二幕、いよいよ開始!
『強制憑依召喚』。それは異世界から召喚した人間に魔物を強制的に封印し、その人間ごと封印した魔物を倒す術式。通常の手段では勝てないドラゴンを倒すために、人類が編み出した禁断の大規模魔法である。ブラック企業勤務だった小暮幸久は、徹夜続きのある日、『強制憑依召喚』により異世界へと召喚された。そんなユキヒサの体内に封印されたのは古竜・ヴェノ=イヴェバール。『強力なドラゴンである我を名も知らぬ異世界人ひとりの命で討伐できるのだぞ?何があろうと我を殺そうとするであろう。生き残るために我と協力しないか?』「それって断れない状況じゃないか?俺だって死にたくない」こうしてユキヒサとドラゴン・ヴェノの逃亡生活が始まった。稀代のストーリーテラー、アネコユサギが描く異世界逃亡劇、いよいよ開幕!
王家主催の品評会で研究の功績を認められたコーデリアは、王城にある大書架への入場資格を得ることとなった。「これでさらに研究がはかどるわね」そんな喜びも束の間、なんと大書架への入場許可証を授与するのは、コーデリアの避けるべき相手であるシルヴェスター王子だと判明する!そして、コーデリアが破滅の運命を回避するために避けなければならないもう一人の相手ー乙女ゲームの『ヒロイン』であるシェリーと、ついに対峙することになる。果たしてコーデリアの平穏な日々はどうなる!?波乱尽くしの第五巻!