ラノベむすび | 著者 : 松村栄子

著者 : 松村栄子

花のお江戸で粗茶一服花のお江戸で粗茶一服

出版社

ポプラ社

発売日

2020年5月1日 発売

ジャンル

「茶の湯だけでも奥深いのに、  弓と剣まで納めなくてはいけないとは。  友衛家に生まれなくてよかったとしみじみ思いました。  しかし他人事にも思えない本書です。(笑)」  --武者小路千家若宗匠 千宗屋氏 「“粗茶”シリーズの世界に遊ぶことは、  小説を読む悦楽に浸ること。  夏、涼しく、冬、暖か。  いつまでもいつまでも読みつづけていたい。」  --作家 大島真寿美氏   異色の青春お仕事小説の傑作! 弓、剣、茶の「三道」を伝える〈坂東巴流〉の 嫡男・友衛遊馬、二十歳。 家出先の京都から帰還するも、 家元でさえ副業しなければ家族を養えない貧乏流派ゆえ、 働き口を探してこいと言われてしまう。 建造が始まったスカイツリーの警備員に収まるが、 周囲からは「あそこの跡継ぎはダメだ」と後ろ指を指され、 ガールフレンドとの仲も“行き止まり”。 冴えない日々の中、曲者ぞろいの茶人武人にやりこめられながら、 遊馬は自分の進むべき道をぐるぐると探しつづける。 明日が見えないあなたに贈る、笑えて泣けて元気になれる物語。

風にもまけず粗茶一服風にもまけず粗茶一服

出版社

ポプラ社

発売日

2014年1月4日 発売

ジャンル

弓の道、剣の道と交わる茶の道って、何ーー? 曲者ぞろいの茶人たちに翻弄されつつ成長する 弱小家元Jr.の奮闘を痛快に描いた 大傑作青春エンタテイメント、第2弾! 弓道、剣道、茶道を伝える坂東巴流の家元Jr.友衛遊馬、19歳。 弱小流派を継ぐのを厭って家出中の身ながら、ようやく茶の湯に目覚めたーー かと思いきや、なぜか比叡山の〈天鏡院〉で修行中?  一方、弟行馬を巻き込んだ宗家巴流の跡継騒動や、 お目付け役カンナの結婚話にも、新たな展開が……。 めっぽう面白くてじんわり泣ける大傑作青春娯楽小説、待望の第二弾! 〈解説・大島真寿美〉 松村栄子(まつむら・えいこ) 1961年静岡県生まれ。筑波大学第二学群比較文化学類卒業。 90年『僕はかぐや姫』で海燕新人文学賞を、92年『至高聖所(アバトーン)』で芥川賞を受賞。 著書に、『雨にもまけず粗茶一服』(ポプラ文庫ピュアフル)、『ひよっこ茶人、茶会へまいる。』(朝日文庫)、 『京都で読む徒然草』(京都新聞出版センター)などがある。 共著『明日町こんぺいとう商店街』(ポプラ文庫)には、本シリーズのスピンアウト短編を収録。 京都市在住。

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