著者 : 枢呂紅
波乱に満ちた隣国訪問も終わり、補佐官のクロヴィスと想いを通わせた王女アリシア。しかし、突如よみがえった前世の記憶は、クロヴィスを喪うかもしれない恐怖を心に刻みつけた。悩んだ末にアリシアはある策を講じるが、それがクロヴィスとの間にすれ違いを生んで……!? 星の加護に導かれた“奇跡の薔薇姫”アリシアと、その運命の人クロヴィス。そして彼女と共に歩んだすべての人々の「やりなおしの生」の物語、堂々の完結編。
王位を目指すと決めたアリシアは、王女付き補佐官クロヴィスと共に広域商会の設立に着手する。ところが反対派の裏側には、前世で戦火を交えた隣国との黒い繋がりが存在した。その後、社交界デビューを果たしたアリシアは、隣国からの招待を受ける。前世の夫との再会、その寵姫となった娘との約束、烈しくも美しい女帝との対面……あの「革命の夜」の役者が次々と揃っていく中、アリシアには、補佐官へのほのかな想いが芽生えてきてーー
歴史あるハイルランド王国の王妃・アリシアは、革命軍の襲撃により命を落とした……はずだった。しかし、目を覚ました彼女は、自分が10歳の時に逆戻りしていることに気付く。混乱するアリシアを待ち受けていたのは、前世で自分を亡き者にした謎の美青年・クロヴィスとの再会だったーー。“やりなおしの生”をあたえられた王女は滅びの未来を変えるため、革命首謀者あらため王女付き補佐官・クロヴィスと共に立ち上がる!
波乱に満ちた隣国訪問も終わり、補佐官のクロヴィスと想いを通わせた王女アリシア。束の間の休息の中で甘やかな幸福を噛みしめるが、突如よみがえった前世の記憶は、クロヴィスを喪うかもしれない恐怖を心に刻みつけた。彼を死なせてしまうなんて、それだけは嫌。悩んだ末にアリシアはある策を講じるが、それがクロヴィスとの間にすれ違いを生んで…!?星の加護に導かれた“奇跡の薔薇姫”アリシアと、その運命の人クロヴィス。そして彼女と共に歩んだすべての人々の「やりなおしの生」の物語、堂々の完結編。
王位を目指すと決めたアリシアは、王女付き補佐官クロヴィスと共にその第一歩として広域商会の設立に着手する。 ところが反対派の裏側に、前世で戦火を交えた隣国との黒い繋がりが見えてきて…… 事件から6年後。社交界デビューを果たしたアリシアは、隣国からの招待を受ける。 前世の夫との再会、その寵姫となった娘との約束、烈しくも美しい女帝との対面と、あの「革命の夜」の役者が次々と揃っていく。 運命を変えようともがくアリシアには、補佐官へのほのかな想いが芽生えてきて── 物語の歯車が大きく回り出す、波乱の第2巻! 1.誇り高き枢密院 2.サザーランド家の父子 3.胸に唱えるは、祈りの唄 4.そして歯車は回り出す 5.舞踏会に咲く花 6.あの日の夜が、集う時 7.それぞれのそれから 番外編 微かな光と、彼の戸惑い
歴史ある誇り高きハイルランド王国の、建国を祝う星祭の夜。王妃アリシアは城に乗り込んできた革命軍に胸を貫かれ、命を落としたーはずだった。王女アリシアは10歳のある日、突然「革命の夜」の記憶を取り戻し、自分が“やりなおしの生”を生きていることに気付く。混乱するアリシアを待ち受けていたのは、前世で自分を亡き者にした謎の美青年・クロヴィスとの再会だったー。運命のいたずらで“やりなおしの生”をあたえられた王女が、滅びの未来を変えるため、革命首謀者あらため王女付き補佐官・クロヴィスと共に立ち上がる!