著者 : 枩葉松
ボッチだった俺に、最近呑み友達ができた。 相手は大学で一番かわいいと噂の天王寺先輩。成績優秀、容姿端麗、大学中の注目を集める先輩はいつもクールな無表情。 「天王寺家の令嬢として、私は完璧でないといけないのです」 そんな先輩の鉄仮面は、お酒を飲むと剥がれるようで……。 「糸守君の好きなところ、また一個見つけちゃったなぁ?」「うえっへっへっ! やらしーこと想像したでしょ?」……なんて、いくら何でも無防備すぎ! 酔ってるからって何でも許されるわけじゃないんですが!? 「……糸守君だけだもん、私の素顔を見せられるの」 大胆すぎる先輩との、危険な夜が始まる!?
「私、京介のことーー好きだ」 恋心の芽生えとともに迎えた夏。お泊りを経て急接近した距離に、綾乃の京介への好意は増すばかり! 特別になりたいという想いが、不器用な彼女をあらぬ方向に突き動かしていき!? さらに、夏が終わり文化祭の季節。アプローチを加速させる綾乃は、人目も気にせず甘えたり、コスプレ姿で迫ってきたり。学校でもゼロな距離感に、何も起こらないはずがなく……。 「ふたりっきりになれるとこ、行こ?」 陽キャの祭典・文化祭の裏で、綾乃の恋心が暴走する!? 大胆すぎるカノジョがさらに大胆になる、青春ラブコメ第2弾!
クラスの高嶺の花・佐々川綾乃。そんな彼女を偶然ナンパから助けたらーー 「ありがとう、藤村」 って、日陰者な僕の名前をまさかの認知! その上、妙に懐かれるようになり……!? 以来、休日には家に連れ込まれ、子どものように「褒めて?」と迫ってきたり、お泊りしたり。 陰キャぼっち生活を謳歌していたはずなのに、気付けば彼女の存在が日常になっていて……。 「今日も家来るでしょ?」 「ぼっち? じゃあ私がひとり占めできるね!」 「……キミのこと、特別だと思っちゃダメなの?」 遠い世界の人だと思っていた彼女が、今となってはゼロ距離に。 大胆すぎる彼女に翻弄される、青春カーストラブコメ! プロローグ 第1話 またあとでね 第2話 一緒に帰ろ 第3話 ひとりじめできるね 第4話 初めてだから 第5話 藤村がいいの 第6話 僕なんか 第7話 友達だっけ? 第8話 尊さに殺されます 第9話 大事にしたい 第10話 好きだよ 第11話 僕をあげる 第12話 可愛くするから 第13話 嫌じゃないよ 第14話 もにょもにょ 第15話 離れたい理由 第16話 ごめんね 第17話 好きなんだ エピローグ