著者 : 柚本悠斗
兄の婚約者に恋した高校生と、婚約者の弟に愛した人の面影を重ねてしまう女性が、 やがて幸せに至るまでの日々を綴った純愛物語第2弾。 亡き兄の婚約者・志穂と同居することになった高校生の稔。 複雑な関係にはじめは戸惑っていた稔だったが、志穂の優しさに触れていくうちに同居人として、そして共に兄の夢を叶える協力者として、仲を深めていった。 夏休みに入り喫茶店の勉強に本腰を入れていた稔は、志穂の提案で旅行に行くことになる。 悠香と帆乃香も加わり四人で避暑地に向かった一行は、束の間の休暇を満喫していく。 だがその一方で、志穂の瞳には時折哀愁の色が浮かぶ瞬間がありーー。 志穂の兄への想いを知る度に、稔の胸にはいつしか誤魔化しようのない、とある感情が芽生え始めていく。 これは、同じ痛みを知る二人が、やがて幸せに至るまでの純愛物語。
やがて、二人の哀が愛へと変わる。 恋をした人が兄の婚約者だった高校生と、婚約者の弟に愛した人の面影を重ねてしまう女性。 お互いにダメだとわかっていても惹かれずにはいられないーーそんな二人が葛藤を抱えながらも幸せへと辿り着く、ハッピーエンドが約束された純愛物語。 高校生の七瀬稔は、兄・七瀬健と兄の婚約者・美留街志穂の結婚を機に三人で一緒に暮らす予定だった。だが新生活を控えたある日、健が病にて帰らぬ人となってしまう。 志穂から『これからは私が面倒を見る』と押し切られ、稔と志穂は一緒に暮らすことに。 こうして兄の婚約者と婚約者の弟が一つ屋根の下、二人きりの生活が始まった。 ある日、稔は兄の遺品整理をしている最中に一冊のノートを見つける。 そこには健の「夢」(※子ども食堂)と、病気になったことで夢のまま終わってしまうことへの複雑な想いが記されていた。稔は亡き兄の夢と想いを知り代わりに叶ようと決意し、志穂もまた夢を叶えようと頑張る稔を支えようとする。 志穂の包み込むような優しさのおかげで次第に兄を失った悲しみは癒えていき、やがて稔の胸にとある『想い』が芽生えてしまう。だがそれは稔だけではなく、最愛の人を失った志穂もまた同じだった。 恋をした人が兄の婚約者だった高校生と、婚約者の弟に愛した人の面影を重ねてしまう女性。お互いにダメだとわかっていても惹かれずにはいられないーーそんな二人が葛藤を抱えながらも幸せへと辿り着く、ハッピーエンドが約束された純愛物語。
シリーズ続々重版、累計10万部突破! コミック1〜3巻好評発売中! 著者最新作も同時刊行! 高校三年生になった晃は、葵と再び一緒に暮らすという約束のために、受験勉強に励んでいた。 共に都内の大学へ進学するために忙しい日々を過ごす中、葵の誕生日を祝おうと泊まりの温泉旅行を企画する。 自然豊かな秘境の宿で、日頃の疲れを忘れてリフレッシュしつつ、甘い時間を過ごしていく晃たち。 二人きりのお泊りとなると、当然とある期待も膨らむのだが……。 季節は移ろいながら、互いの夢に向けて歩みを進めていく。 同居生活を通じて互いへの想いを育み、時に離れながらも再び繋がってきた晃と葵。 やがて道は一つに重なりーー。 出会いと別れを繰り返す二人の恋物語、感動のフィナーレ!
晃の転校から四ヶ月。 夏休みに再会した晃と葵は、葵の祖母の気遣いにより久しぶりに二人きりの同居生活を送ることになる。 手料理を振る舞ったり、お祭りの手伝いに参加したり、積極的な葵の姿を見て会えない期間が互いに良い成長をもたらしたことを喜ぶ晃。 空白の時間を埋めるように仲睦まじく過ごしていたある日、泉と瑛士、日和も加えた五人で海沿いのグランピング施設に遊びに行くことに。 海にバーベキューに花火。みんなで夏を満喫する中、晃は一人とある決意を固めていく。 そして迎えた夏祭りの夜、葵に告げる言葉とはーー。 出会いと別れを繰り返す二人の恋物語、再会と約束の第五弾!
転校まで三ヶ月とタイムリミットが迫ったある日、晃は葵たちと一足早い『卒業旅行』に行くことに。学園祭以来、葵への想いを『恋』だと自覚していた晃は旅行中に葵との仲を進展させようと期待する。山奥の温泉地で旅館に泊まり、温泉や雪まつり、クリスマスパーティーを楽しむいつものメンバー。だが、ふとした瞬間に情緒不安定な様子を見せる葵を見て、晃は一抹の不安を覚えずにはいられない。「思い出だけじゃ足りないの…」笑顔の裏で複雑な感情が渦巻く中、やがて訪れる別れを前に二人が出した答えとは?出会いと別れを繰り返す二人の恋物語、想いが交わる第四弾!
二学期に入り、学校では学園祭の準備が始まった。晃のクラスは泉の根回しで「和風金髪ギャル喫茶」という不思議な出し物に決定してしまう。さらに転校までの思い出作りと称し、晃は葵と一緒に学園祭実行委員をやることになった。接客の勉強やメニューの選定など準備に慌ただしく追われる中、葵の前に現れたのは、かつて行方をくらませた母親だった。また一緒に暮らそうと告げる母親に、葵はもう一度向き合うことを決めるのだが、事態は思わぬ展開を見せていくー。そして迎えた学園祭。晃は自らの想いに向き合い一つの答えを出すのだがー出会いと別れを繰り返す二人の恋物語、急転直下の第三弾!
鳴海先輩に告白し、略奪してでも恋を叶えると決意をしてすぐのこと。夢であるドラマ制作を進めるには、もう一人女優が必要だと判明する。でも、そう簡単に見つかるはずはなく頭を悩ませていたある日ー。私たちの前に現れたのは、現役女子高生女優の小桜澪だった。雨宮先輩だけじゃなく、小桜先輩にまで夢中になる鳴海先輩、正直嫌な予感しかしない…だけど何人ライバルが現れても関係ない。私は私のやり方でこの恋を成就させる。最後に海鳴先輩と結ばれるのは絶対に私なんだから。恋する女の子は一途で素直で、恐ろしいーピュアでひりつく略奪純愛劇、波乱の第二弾。
ぼっちギャルを拾ってから二ヶ月。夏休み期間に入った晃たちは、葵の居住問題を解決すべく、瑛士の家が所有する別荘を拠点に祖母の家を捜索しようと計画するがー「こうして会うのは九年ぶりか…」そんな折、葵の前に長年会っていなかった父親が現れる。これからは自分が面倒を見るという父親の申し出に戸惑う葵に対し、父親は夏休みの間に答えを出してほしいと告げる。祖母の家の捜索も同時に進めつつ、二人は今後の選択を迫られていく。やがてタイムリミットが迫る中、晃は自身が目を背けてきた想いと向き合うことになりー出会いと別れを繰り返す二人の恋物語、第二弾!
高校に入学した直後のことー。私、椋千彩乃はずっと片想いしている男の子、成瀬鳴海先輩が初めて恋に堕ちる瞬間を見てしまった。落ち込む間もなく鳴海先輩から恋を応援して欲しいと頼まれた私…でも、これはチャンスだと思った。相談相手というポジションを利用して、鳴海先輩との距離を縮めて横恋慕を狙ってやろうと決意。私のやり方はずるいかもしれない。でも、好きな人と結ばれるためならなりふり構っていられない。鳴海先輩の初恋が叶うより先に、私のことを好きにさせてみせる。恋する女の子は素直で一途で、恐ろしいーこれは、先に好きだった私が恋を叶えるまでの略奪純愛劇。
クラスのぼっちギャルを拾った。一人暮らし中の高校生・明護晃はある雨の日、近所の公園でずぶ濡れになっている金髪ギャルのクラスメイト、五月女葵を見かける。「…私、帰る家がないの」どう見てもワケアリの葵を放っておけず、自宅に連れ帰るのだがー「お風呂、ありがとう」「お、おう…」葵の抱える複雑な事情を聞いた晃は人助けだと思い、転校までの間、そのまま一緒に生活をすることに。はじめて尽くしの同居生活に戸惑いながらも、二人はゆっくりと心の距離を近づけていきーこれは、出会いと別れを繰り返す二人の恋物語。
家も家族も失ったが、お金持ちの不思議なお姉さんに保護された高校生の瑛太は、芸能人であるお姉さんのマネージャーとして、少しでも力になりたいと奔走していた。そんな中での夏休み、女優としての写真集の撮影も兼ねた小旅行で、軽井沢へでかけた一行。しかしお姉さんは写真に撮られるのが大の苦手。お姉さんのモチベーションをあげるべく、瑛太は観光地に連れ出してデートを重ねていく。「デート…ひと夏の思い出…」少しずつ前向きになっていくお姉さん。しかしそんな二人の逢瀬が、思わぬ波紋を広げていく…。きれいなお姉さんとの、ドキドキ同居生活ラブコメディ、第3弾!
事あるごとに札束をくれようとする、お金持ちの不思議なお姉さんと同居することになった高校生の瑛太。警察に怪しまれたりしながらも、少しずつ共同生活に慣れてきたところだったのだが…。「まさか高校生を連れ込んでいるなんて、夢にも思わなかったわ…」「ば、ばれないようにするもん!」売れっ子女優だったお姉さんの所属する、芸能事務所の社長に同居が発覚し大問題に!「お姉さんと一緒にいるためには、どうしたらいいんだろう…」きれいなお姉さんとのドキドキ同居生活ラブコメディ、第2弾!
「一生、働かなくていいんだよ?」父親が突如失踪し、家もバイトも失った僕を助けてくれたのはバイト先の常連のお姉さんだった。僕が自立できるようになるまでのあいだ、家事が苦手なお姉さんのお世話をすることを条件に、部屋においてもらえることになったけど…。片づけをしただけで御礼に札束って、お姉さんはいったい何者!?「お金ならいくらでもあげるから、私の専業主夫になってください!」僕は普通の生活を送りたいだけなのに、どうしてこんなことに…。高校2年生の春、きれいでお金持ちで、ちょっと不思議なお姉さんとの甘々同居生活がはじまる!
俺のお一人様生活を脅かす次なる脅威は、朱莉の騒動が落ち着いた頃にやってきた。俺の『過去』を唯一知る従姉の優衣ねぇが第二のレンタル家族としてやってくることになったのだ。「…久しぶりにキス、しちゃった」優衣ねぇは子供の頃みたいにキスを迫ってくるし、朱莉たちは厳しく追及してくるし、俺の理想のお一人様生活からはかけ離れるばかり。ところが、オトナの余裕を見せていた優衣ねぇにも、どうやら人には言えない秘密があるらしく…。部屋に上がり込む美少女たちと、ひねくれ男子の孤独系ドタバタラブコメディ第2弾!
孤高を極め、お一人様生活を謳歌する俺の部屋にある日、見知らぬ美少女・朱莉がやってきた。『レンタル家族』として一緒に暮らすため同じ高校に転校してきたらしく、秘密の同居生活がスタートしたのだが。「え?ナニもしていませんよ?」学校では優等生なのに家では俺の風呂を覗いてきたり、タオル一枚で迫ってきたり、おまけに人に言えないような趣味があったり。しかも二人の秘密がクラスメイトにばれてしまい、徐々に破綻していく俺の理想のお一人様生活。マジで勘弁してくれ…俺の生活どうなっちゃうの?
法外な報酬と引き換えに学園内のどんな問題も解決する男、法条真誠。彼のもとに、生徒会長の御法緑を学園内裁判で訴えたいという依頼人が現れる。彼はかつて略らが退学に追いやった生徒の弟。とうとう、緑と法条という二つの権力の直接対決が実現するのであったー。「校則を破ってはいけない」これが学園の最も重要なルール。行き過ぎとも言える緑の厳格なルール運用に疑問を抱くようになっていた花咲華織は、この依頼を通し、緑とも法条とも異なる自らの“正義”で、彼らの歪んだ関係性に斬り込んでいく。毒舌だけど有能な主人公と、猪突猛進ヒロインが繰り広げる、驚愕の学園逆転劇、第2弾!
七千人が通い、生徒の自治によって運営される白楊中央学園には華々しい実績の裏に、ある掟が存在した。それは「校則を破らない」こと。一見当然のこのルールは学園の特殊性から、法律のような実効力を持っている。そんな学園において唯一、法条真誠という男だけが法外な報酬と引き換えに、校則すらもねじ曲げて依頼人の問題を解決していた。とある事情で法条に借金をしてしまった少女、花咲華織は彼の助手を務めるうちに、法条の真意と学園の不自然な構造に気づいていく。ひねくれ者だが有能な主人公と、猪突猛進なヒロインによる、驚愕の学園逆転劇、ここにスタート!
「どうか、私の胸を触ってください」羽織から突然の告白を受けた終業式から数日、彰人はその言葉に応えられないまま夏休みを過ごしていた。そんなある日、「夏といえばバーベキューよ!」突然姉の瑞穂に連れられ服部姉妹と一緒に軽井沢へ行くことに!?旅行の目的はとある衣装の撮影に協力するためだというのだがー。一方、羽織と彰人に生まれたわずかな距離感に気付いた七緒が、二人のために立ち上がる。「-織姉のこと、好きなの?」「僕は…」旅行先で少年少女の想いが交錯する夏休み開始!本気だからこそ迷走する青春煩悩系ラブコメ第三弾!