著者 : 森田碧
高校時代、早坂秋人と桜井春奈と同級生だった三浦綾香は、余命宣告を受けながらも恋を全うしたふたりを間近で見守り、その恋に憧れていた。そして実はほんの少しだけ秋人のことが気になっていた…。ふたりを亡くした喪失感を胸に抱きつつもネイリストとして歩みはじめた綾香だが、あるとき柏木という年上の男性に出会い、運命が大きく動き出すー。あの「よめぼく」1巻の待望のスピンオフ!
高2の瀬山慶は、涙失病ー涙を流すと死に至る病を患っていた。幼少期から泣くのを我慢してきたが、母が亡くなったとき涙し生死を彷徨って以来、全てに無感動な人間になっていた。そんな折、図書館で号泣していた同じクラスの星野涼菜から泣けるという本を借りるが、その縁で映画研究部ー旧“感涙”部へ入部することになる。やがて瀬山は彼女のある秘密を知って…?累計30万部突破!「よめぼく」シリーズ第4弾!!
高校二年生の崎本光は、クラスの集合写真を興味本位で“死神”に送り、自分と人気者の浅海莉奈の余命が88日だと知る。友人もおらず、ある悩みから既に人生に見切りをつけている光は落ち込むこともなかったが、なぜ彼女と同じ日に死ぬ運命なのかが気になった。やがて一緒に水族館へ実習に行き、浅海が深刻な病を抱えていると知ってー。「よめぼく」シリーズ第3弾!驚愕のラストに涙する、究極の感動作。
人の寿命が残り99日になると、その人の頭上に数字が見えるという力を持つ高校生の新太。ある時彼は自分の頭上と、同じ文芸部で親友の和也の上にもその数字を見てしまう。そんな折、黒瀬舞という少女が入部し、あるきっかけから新太は彼女もまた死期の近い人が分かることに気づく。ひたむきに命を救おうとする黒瀬に、諦観していた新太も徐々に感化されていくが…。『よめぼく』著者の最高に切ない期限付きラブストーリー。
高一の冬、早坂秋人は心臓病を患い、余命宣告を受ける。絶望の中、秋人は通院先に入院している春奈と出会う。彼女もまた、重い病気で残りわずかの命だった。秋人は自分の病気を隠して春奈と話すようになり、死ぬのが怖くないと言う姿に興味を持つ。自分はまだ恋をしてもいいのだろうか?自問しながら過ぎる日々に変化が訪れー。儚い美しさと優しさに涙が止まらない、究極の純愛ストーリー。