著者 : 楓原こうた
魔法学園の大罪魔術師(2)〜半端者の吸血鬼と侵攻の魔族姫〜魔法学園の大罪魔術師(2)〜半端者の吸血鬼と侵攻の魔族姫〜
邪教徒による襲撃を撃退したユリスは、大罪魔術の“憤怒”の暴走を止めてくれた聖女であるセシリアへの恋心を自覚する。そこで、ユリスはセシリア好みの男性を知るべく、セシリアの姉の聖女が参加するという「姉妹校交流戦」への参加を決意する。 ユリスはなんとしても参加するため、師匠のミュゼに修行をつけてもらい、新たな魔術の開発をすることに。 しかし、そこに魔族の姫によるラピズリー王国への大規模侵攻が行われようとしていたーー。 ユリスは無事セシリアの好みの男性を知ることはできるのか!? 欲望に忠実な少年の学園ラブコメファンタジー第2弾!
魔法学園の大罪魔術師(1)〜大罪に寄り添う聖女と、救済の邪教徒〜魔法学園の大罪魔術師(1)〜大罪に寄り添う聖女と、救済の邪教徒〜
魔法という物が世界に浸透しているこの世界。それなのに、魔法が使えず普通な生活を送っていた少年がいた。 名をユリス・アンダーブルク。 辺境領主の息子で魔法の才は全くないが、それでも貴族として恥じないような生活を送っていた。 ……それでも、魔法が使えない少年にとって、この世界は息苦しい。 故に彼は考えた。「魔法が使えなくても、別の物を使えるようになればいいんじゃね?」 そして、彼は編み出す。体内の魔力を使い世界に干渉する魔法とは違い、空気中にある魔力を使い世界に干渉するーーーー魔術を。 更に、彼は七つの大罪関する魔術を極めることが出来た。 そして、後に襲われている聖女セシリアを助けることに。しかし、助けたまでは良かったが、何故かユリスの家から出て行こうといないセシリア。 そんなセシリアと楽しい生活を送っていたユリスに父からセシリアと一緒に魔法学園に入学しないかと言われるーー。