ラノベむすび | 著者 : 楓原こうた

著者 : 楓原こうた

悪役貴族が開き直って破滅フラグを“実力”で叩き折っていたら、いつの間にかヒロイン達から英雄視されるようになった件(2)悪役貴族が開き直って破滅フラグを“実力”で叩き折っていたら、いつの間にかヒロイン達から英雄視されるようになった件(2)

陰謀渦巻く武闘祭で見せつけるのはもちろん……“殴り愛”!? 「さぁ、優しい優しいヒロイン殿ーーお前は、どんな結末(エンド)が見たいんだ?」ゲームの悪役に転生したイクスは……なぜか田舎でスローライフを満喫していた。大商会の主・カーマイン侯爵に娘のアリスとしばらくそこで暮らしてほしいと頼まれたのだ。プロポーズ(勘違い)に応じたおっとりお姉さんな聖女・ウルミレアの来訪もあり、土地に回復役と欲しかったものが次々手に入りイクスは大はしゃぎ。だがうまい話には裏があり……イクスたちはアリスを巡る商会同士の争いへと巻き込まれる。悪役がその他大勢のように巻き込まれるだけというのは我慢ならない! ので当然イクス自ら首を突っ込んで、ライバル商会主催の武闘祭で優勝し思惑をぶっ潰すことを決意!順調に勝ち上がっていくのだが、突然アリスルートのラスボスである生き別れの姉・アナスタシアがアリスを連れ去ろうと乱入し、中ボスのメスガキ双子傭兵も参戦して大混戦に!?愛を知らない悲しいお姉ちゃんに悪役の“純愛”を見せつけろ!存在しない破滅フラグを叩き折ろうと明後日の方向に突っ走る勘違い英雄譚、第2幕アリス編!

悪役貴族が開き直って破滅フラグを実力で叩き折っていたら、いつの間にかヒロイン達から英雄視されるようになった件(1)悪役貴族が開き直って破滅フラグを実力で叩き折っていたら、いつの間にかヒロイン達から英雄視されるようになった件(1)

「そうだ! 俺が主人公よりも強くなれば、刃向かおうなんて思わないよな……!」 気づけばゲームの悪役・イクスに転生していた。 すでに悪評は留まることを知らず、いまさら更生したところで破滅回避には手遅れな状況。 故にーー誰よりも強くなる。 そうすれば誰も手を出そうとは考えないし、刃向かってきても返り討ちにすれば問題なし。 イクスは決意し、三年の間必死に鍛錬を積んだ。 結果ーー「……ご主人様の実力、もう同年代では相手になりませんね」 主人公達よりも強くなったイクス。 早速ヒロインである貴族の令嬢、聖女達に実力を見せびらかしに行くのだが……。 お人好しすぎて彼女たちのピンチを救いまくり、英雄と呼ばれ懐かれてしまう!? 存在しない破滅フラグを叩き折るため、強すぎる力で明後日の方向に突っ走る勘違い英雄譚、開幕

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