著者 : 槇ありさ
「勝利の女神」と謳われ、軍を率いるセルジアン王国の王女アリシアは、突然“世界の終わり”を示唆する神託を言い渡される。その事態を回避するには、敵国オルトの王子で残忍冷酷と噂のレヴィンと、目的地まで昼夜を分かたず行動を共にしなくてはならなくて!?美しくも強引なレヴィンに最初は反発するアリシアだったがー「俺たちは引き離されるわけにはいかない」世界の命運と禁断の恋に揺れる、グランド・ラブロマン!!
「無茶はするな。お前は四誓である前に俺のー…」王位継承権を放棄した第三王子・アレクシオン。その精鋭集団『四誓』の調薬師として仕えるシェリルは、彼と共に出国することを決意。『四誓』の枷を破り、互いを想い合うシェリル達の下に王妃が暗殺容疑で捕らえられたとの報が入る。陰謀に巻き込まれた王妃救出のため王宮に潜入するシェリルだが、第一王子・ラルフシオンの企みで記憶を奪われてしまい!?怒涛の第4弾!
「今だけ…今だけお前を抱きしめていたいー」想いを寄せた青年シオンが第三王子・アレクシオンだったことを知った調薬師シェリル。彼への恋心を封印し王宮での仕事を始めたが、周囲からの無理難題に悪戦苦闘の日々。一方、調薬師としてのシェリルの能力に目を付けた第一王子・ラルフは彼女を我がものにするとアレクを挑発する。シェリルへの想いと崩せぬ枷の間で揺れるアレクだがー!?禁断の王宮ラブロマン第2弾。
「貴女を抱きしめてしまったら、もう、抑えきれないー」禮河を助けるため、橙華を訪れた緋奈たち。黒嶺派と思われていた橙華だが、敵である深波と雷音も滞在していた。緋奈は情報収集のため、次期大公が深波のために開いた宴の席に、踊り子に変装して潜入する。しかし、緋奈に嫉妬した他の踊り子の嫌がらせで、目隠しをされ、深波の前に引き出されてしまい…!?大人気エイジアン・ラブ・ファンタジー第七弾。