著者 : 海空りく
最終章クライマックス! 超人気学園ソードアクション、堂々完結!! 「では『母体』から不要なステラ・ヴァーミリオンの人格を削除する」 『完全な人類』を生み出すための母体として、《大教授》カール・アイランズに拉致されたステラ。彼女を救うべく、一輝と仲間たちはアイランズが待ち受けるラボを急襲する。 しかし、なみいる強敵を斬り払って囚われのステラのもとにたどり着いた一輝たちを待っていたのは、残酷な結末だった。 《落第騎士》一輝と《紅蓮の皇女》ステラ。剣で惹かれ合った2人、その運命の行方はーー!? 「--僕の最弱を以て、君の最愛を取り戻す!!」 最終章クライマックス! 超人気学園ソードアクション、堂々完結!!
「…博道くん。たすけて…」理不尽な大人の脅迫により演劇が出来ないほど傷ついた晴香は、心の拠り所に俺を求める。でも…俺はもう晴香を求めてはいなかった。俺の心にはもう時雨しか居ない。晴香の心が落ち着けば別れ話を切り出そう。迷いは無い。時雨の与えてくれた『猛毒』が俺の心の奥底まで染み込んでいたから。だが俺は心するべきだった。『猛毒』とは身を滅ぼすが故に毒なのだと。毒々しく色づいた徒花が、墜ちる。“不”純愛ラブコメ、最終章ー
「晴香のこと、忘れさせてくれ」あの日、恋人・晴香の拒絶にショックを受けた俺は、時雨にとんでもないことを言ってしまった。留守電に残された、結婚すら視野に入れた晴香の覚悟に恥ずかしくなる。反省した俺は時雨に言葉の取り消しと謝罪を申し出る、がー「後戻りなんてさせない。絶対に。忘れさせてやる」時雨は俺たちの今までの関係をネタに脅迫してきた!晴香とやり直したいのに、逆らえず時雨にキスをする俺。でもそれが不思議と嫌でもなくてー。毒々しいまでの純愛。『崩壊』の第三巻!
初めての恋人・晴香と付き合って一ヵ月。親が再婚し恋人とそっくりな義妹が出来た。名前は時雨。晴香の生き別れの妹だ。俺はそんな義妹とキスをした。重ねられた時雨の唇の感触が忘れられない。晴香とキスはそれに塗り潰されて思い出せないのに。時雨を異性として意識する時間が増える。でもそんなのは晴香に対する裏切りだ。俺は晴香との仲をもっと深め、時雨と距離を置こうとする。だが俺がそう決意した日、時雨が高熱を出して倒れてしまい…?彼女の双子の妹からの告白。高2の夏休み。お泊りデート。動き始める“不”純愛ラブコメ、『堕落』の第二巻!
「貴方には誰も殺させないッ!!」“大炎”天童は討伐されたものの、いまだ首都東京は米軍の侵攻に対する防衛戦の只中にあった。日本側の主戦力“世界時計”新宮寺黒乃わもってしても対処しきれない米軍の圧倒的物量。だが土壇場での黒乃の決意と選択は過酷な運命を打ち破る契機となり、増援として駆け付けた一輝やステラ、刀華ら最精鋭の学生騎士たちは、状況を覆すべく戦場で刃を振るう。一方、かつて月影らが“解放軍”本拠地で遭遇した“超人”エイブラハムは“大教授”アイランズと共に不気味な策動を始めていてー!?世界の命運を決める最後の戦い、その始まりを告げる第18弾!
ネウロの召喚魔法により、突如戦場に現れた皇帝リンドヴルムと麾下の精鋭たち。リルルを殺して封印を解こうとする彼らと超人高校生たちの激突は、圧倒的な皇帝の力と、その考えに共鳴した“超人医師”桂音の裏切りにより幕を閉じた。“超人王”となった皇帝の下、平等な世界へと作り替えられていくフレアガルド帝国。勝人や林檎、葵までが取り込まれた中“超人政治家”御子神司は不敵に言い放つ。「リンドヴルム皇帝。私と勝負しろ」エルム村から始まった超人高校生たちの戦い。果たしてその行き着く先は!?異世界革命物語・最終章!
「-ならば倒すしかないのです!貴女が!この私を!!」刀華の魂に輝きを見出した天童は、九州全土を巻き込む災害級の伐刀絶技を発動した。その目的はただ一つ、自分を打倒せざるを得ない状況に刀華を追い込み、彼女を「祝福」-すなわち“覚醒”に導くこと!大勢の命が人質にとられた状況で、自らの限界を超えるため足掻く刀華。だが、その心は天童の圧倒的な強さに完全に敗北していてー一方、首都東京では海の向こうから迫る新たな脅威を察知。これに対応すべく、騎士連盟は戦力の総動員を開始する!かつて“落第騎士”と鎬を削ったものたち、その真価が試される激闘の第17巻!
「これが終わったら…ツカサさんに伝えたいことがあるんです」ヤマト兵を率いた奇襲により、緒戦で大勝利を収めた超人高校生は、それでも埋まらない帝国との戦力差を前に、戦線を後退させていた。十倍近い敵と対峙する過酷な防衛戦。全員の限界が近づく中、司は“青の元帥”ネウロを直接打倒するための作戦を発案する。だが、かつて彼らと袂を分かった“超人実業家”真田勝人もまた、自らの信念に基づいた行動を始めていてー!?決戦を前に自分の気持ちに素直になろうとするリルルと、それに正面から向き合う約束をする司。それぞれの想いが懸かった戦いが幕を開ける!
オル=ゴールとの死闘を経て、ヴァーミリオン皇国に訪れたひとときの平穏。だが“傀儡王”の悪意は世界にも大きな爪痕を残していた。“人形遣い”での操作を放棄された政府関係者・職員の昏倒は世界規模での混乱を生じ、日本においては“特例招集”により学生騎士が動員される事態となったのだ。“浪速の星”諸星雄大、“剣士殺し”倉敷蔵人、そして“雷切”東堂刀華ー危機に集った黄金世代の学生騎士たちは、互いの牙を確かめ合い、未来へと想いを馳せる。だが、混沌の最中で放たれた大炎は、そんな彼らをも呑み込もうとしていた!新たなる輝きが時代の闇を打ち払う、苦難と試練の第16巻!!
世界の命運を懸けた戦い、始まる! 『ありがとう、リルル。よく彼らを此処まで導いてくれました』 帝国の支配からヤマトを解放した超人高校生たちは、すべての謎が 眠るエルフの里へと向かう。 果たしてそこで待ちうけていたのは、彼らをこの世界へと呼び寄せた 存在との邂逅だった! ついに語られる異世界召喚の理由。超人高校生 たちは元いた世界に帰還するためにも、異世界を守る決意を新たにする。 だが、時を同じくして《青の元帥》ネウロは司たちとの全面対決を選択。 圧倒的な大軍勢が疲弊したヤマトへと迫ろうとしていた! 世界の命運を懸けた戦い。その始まりを告げる、異世界革命譚第8弾!
「愛しているよ。ステラ」全てが失われる間際、少年は最愛の少女に笑顔で告げたー。寧音や多々良の奮戦もあり『代表戦』の趨勢はヴァーミリオン側に大きく傾いた。もはや首魁のオル=ゴールを残すのみの戦いは、しかしまさかの“黒騎士”アイリスの裏切りにより、再び混迷に陥ってしまう。逃走を図る“傀儡王”オル=ゴールと追撃する“紅蓮の皇女”ステラ。弟を助けんとする“黒騎士”アイリス、立ちはだかる“落第騎士”黒鉄一輝。その熾烈な戦いが最終局面を迎えるとき、赤髪の少女の咆哮が戦場に響き渡る!ヴァーミリオン戦役ついに決着!別れと絆の第15巻!!
エルム共和国に新政権が樹立され、フレアガルド帝国で内乱が勃発する中、ヤマト自治領ではレジスタンスたちの戦いが繰り広げられていた。要衝・不動砦を奪取したレジスタンスは、司の機略、葵の戦闘力、そして林檎のテクノロジーという支援を受け、ジェイド率いる圧倒的な大軍勢を相手に、順調に進撃していく。だが、落城を目前にした安土城で、ヤマトの支配者マヨイは、臣民に対する非道な洗脳魔法を発動しようとしていた。城を包む炎が、ヤマトの深部に秘められた過去を映し出す、異世界革命譚第7弾!
「“夜叉姫”、テメェはオレの同類だ。人間の皮を被ったバケモノよ!」一輝やステラがそれぞれの戦いを優位に進める中、“夜叉姫”西京寧音と“砂漠の死神”ナジーム、二人の“魔人”による戦いもまた激しさを増しつつあった。互いの力量を認め、かつそれをねじ伏せるために全力を尽くす強者同士の戦い。その最中で寧音は、かつてKOKリーグで鎬を削った最高の好敵手“世界時計”滝沢黒乃との出会いを思い出す。一方“傀儡王”をその射程に捉えたステラたちの戦いもまた、新たな局面を迎えようとしていた。明らかになるそれぞれの過去と想い。騎士としての決意と覚悟が試される、死線の上の第14弾!
帝国統治下のヤマト自治領に調査のため乗り込んだ司たちは、住人の幸せそうな様子に驚かされる。しかも監査官ジェイドと自治領主マヨイの歓待の最中、リルルと林檎に司への告白チャンス到来!?どこまでも平穏なヤマトでの外遊。しかし、その裏に潜む暗い情念はヤマト全土に確実に影を落としていた。一方エルム共和国では総選挙が開始。ヤマト自治領に対する方針を巡り、テトラ率いる“原則派”とユーノ率いる“改革派”が繰り広げる選挙戦は必要以上に過熱し、留守を預かるゴッド暁に困難な選択を迫ることに!異世界革命物語第6弾!!
決戦の刻、来たるー。“魔人”饕餮との熾烈な戦いを経て、自らも“覚醒”に至ったステラ。その確固たる自己で運命を塗り替え、姉ルナアイズの想いを、そして二国の国民を救うため、彼女は“傀儡王”オル=ゴール率いる最凶の“魔人”たちに再戦を挑む!共に戦いに臨むのは最愛の存在である“七星剣王”黒鉄一輝、“夜叉姫”西京寧音、“不転凶手”多々良幽衣、そして“黒騎士”アイリス。各々が信じるもの、護るべきもの、そして果たすべき使命のため、騎士たちは死線に身を投じて行く!果たして国家の命運を懸けた『戦争』の行方は!?ヴァーミリオン皇国編、いよいよ佳境!
エルム共和国を成立させ、通貨の発行によってその基盤を確かなものとした超人高校生たち。だが、異世界の人々に国を委譲するための選挙を始めようとした矢先、亡国“ヤマト”の皇女カグヤが現れた。エルムの基本理念『万民平等』をタテに、帝国に苦しめられている自分たちへの援助を求めてきたのだ。司は旧ヤマト領の扱いについて帝国への介入を始めようとするがー「俺はその方針には反対だ」勝人が地球への帰還を優先するため、帝国元帥ネウロとの敵対を避けるべきだと言い出し、超人高校生たちの間に不協和音が流れ始める!激動の異世界革命物語第5弾!!
「挑んでくるわ。アタシが知る限り最も強い剣士にー」ルナアイズの宣言によってクレーデルラントとの戦争は、代表戦によって雌雄を決することになった。だが、代表メンバーに選ばれたステラは“魔人”たちとの戦いを通して自分の力不足を痛感していた。そんな彼女が、限られた時間の中で新たな強さを身につけるため選んだのは、世界最強の剣士“比翼”のエーデルワイスに挑戦し自らの限界を超えること!近づくことさえもできない圧倒的な力量差を見せつけられたステラは、それでも必死の覚悟で食い下がるが、それは想像を超えるほどに過酷な試練の始まりにすぎなかった!