著者 : 海空りく
「守ってみせるわ。誰一人傷つけさせたりしないんだから!」紆余曲折を経つつもステラの故郷ヴァーミリオン皇国の人々に受け入れられた一輝は、隣国クレーデルラントとの『代表戦』選抜として準備を進めていた。そんな中、クレーデルラント側からの招待により、一輝はステラやその姉ルナとともに隣国へと向かうことになる。そこで待っていたのは国をあげての盛大な歓待。だが背後ではステラに異常な執着を示す“傀儡王”オル=ゴールの、想像を絶する悪意が蠢動し始めていた。すべての人々を救うため、一輝とステラ二人の極限を超える戦いが始まる!
北部四領を帝国の圧政から解放し、民主国家“エルム共和国”の樹立を宣言した超人高校生たち。人々が新たな時代の到来に歓喜する中、帝国から休戦の申し入れが届いた。図らずも訪れた平和な時間。リルルと林檎の恋の直接対決が勃発したりしつつも、超人高校生たちは国家としての体裁を急速に整えていく。そんなエルムの大きな柱となるのが独自通貨の発行。勝人はエルクらとともに経済の安定のため、周辺国家との通商会議に臨むがー!?「ここから先は俺の流儀でやらせてもらう」地球最高の実業家がついに本気を見せる!?異世界革命物語第4弾!
「春までに『民主国家』を建国する」ギュスターヴの戦略魔法による攻撃さえも退けた超人高校生たちはいよいよ帝国との本格的な戦いに突入。近代兵器で武装した“七光騎士団”は、智将アークライド侯爵に率いられた“討伐軍”を苦もなく撃破し、民主国家の建国を目指して邁進する。一方で、異世界にきてからの過労がたたった司と林檎は桂音から三日間の休養を言い渡され、せっかくだからと二人で街中デートをすることに!リルルの出現で焦っていた林檎は司との距離を縮めるために一念発起して奮戦するがー!?地球最高の叡智と技術がますます冴え渡る、異世界革命物語第3弾!
東京生存圏を飲み込んだ漆黒の霧。ミカエルに敗れた焔が最期の力を振り絞って行った魔術により、人類はその霧の迷宮最深部に転移していた。だが、天使たちの行軍は止まらない。その数実に十四万の軍勢は、着々と人類のもとに足を進める。“邪神使い”神代焔という最高戦力無しに、いかにして天使の軍勢と相対するのかー絶望に沈みかける人類。だがそれでも、純華は守るべき人々のために立ち上がる。そして、妖精族たちの協力も受け、人類は再び戦うことを決意した。生きるために。守るために。最期まで絶望に立ち向かい、未来を手に入れるためにー。いずれ救世主と全ての人間に讃えられる少年が紡ぐ常勝無敵ファンタジー、最終決戦の第四弾!
間近に迫ったステラの家族への挨拶を前に一輝は緊張していた。果たしてステラのパートナーとして自分は認めてもらえるのか、不安を感じつつヴァーミリオン空港に降り立った一輝。そんな彼を迎えたのは、大勢の市民たちだった。温かな歓迎ムードに緊張も和らぐ一輝だったがー「イッキ・クロガネ!ヴァーミリオン皇国民は貴様に決闘を申し込む!」それは錯覚にすぎなかった!?図らずも開始する落第騎士vsヴァーミリオン皇国全国民の一大バトル。一方その裏では、かつてその片鱗を見せた邪悪な影も蠢動を始めていた!落第騎士の英雄譚・新章、ヴァーミリオン皇国編、開幕!!
地方領主をいともあっさりと打倒した超人高校生たちは、冬の終わりとともに始まるだろう帝国との全面対決に向けて、準備を開始する。そんな彼らが最初にとった方策は『宗教』!?天才マジシャンのプリンス暁が現人神・ゴッド暁として奇跡の御業を示し、さらに桂音の医療技術や葵の武力など、それぞれが能力を生かして人々に実利を与えることで信仰を集め、超人高校生たちは急速に勢力を拡大していく!帝国の理不尽な圧政に苦しめられてきた人々を、地球最高の叡智と技術で導く異世界革命物語第2弾!
七星剣武祭決勝戦当日。一輝は最愛の恋人にして最強のライバルでもあるステラとの一戦に向け、最後の調整を行っていた。そんな彼の前にスパーリングパートナーとして現れたのはこれまで彼が戦ってきた実力者たち!“雷切”、“七星剣王”そして“風の剣帝”。錚々たる面子を前に“無冠の剣王”は自らの牙を極限まで研ぎ澄ませていく!!かつて交わした約束は、いま現実のものとなり、大会史上最も苛烈で過酷で美しく、そして泥沼のような戦いが幕を開ける!果たして誓いの先に待つ運命は!?“最強”と“最弱”、雌雄を決する第九弾!
無数の剣で磔にされた珠雫と、その前で哄笑する天音ー一輝の対戦相手を決める準々決勝の戦いは、開始前の惨劇で幕を閉じた。そして迎えた七星剣武祭準決勝戦。“紅蓮の皇女”と“風の剣帝”、二人のAランク騎士は、かつてない規模で会場全体を蹂躙しつくす、埒外の戦いを繰り広げる。さらにもう一つの準決勝、“無冠の剣王”と“凶運”の戦いはー「僕、-この試合を棄権しようと思うんです」天音の思わぬ発言で波乱の幕開けとなった!どこまでも翻弄してくる天音に、揺るがぬ覚悟で対峙する一輝。最愛の恋人と約束した、決勝の舞台に向けて突き進む第八弾!
飛行機事故に巻き込まれた七人の高校生が目覚めると、そこは魔法や獣人の存在する中世っぽい異世界だった。突然の事態に彼らは混乱ーすることもなく(!?)電気もない世界で原子力発電所を作ったり、ちょっと出稼ぎに出ただけで大都市の経済を牛耳ったり、あげく悪政に苦しむ恩人たちのために悪徳貴族と戦争したり、やりたい放題!?そう。彼らは誰一人普通の高校生ではなく、それぞれが政治や経済、科学や医療の頂点に立つ超人高校生だったのだ!これは地球最高の叡智と技術を持つドリームチームによる、オーバーテクノロジーを自重しない異世界革命物語である!
その日の東京生存圏は、戦勝記念祭のため、いつになく活気に満ちあふれていた。そして同時に開かれる、新東京魔術学園の文化祭。本来は神すら従える大魔術師でありながら、とある事情によりこの学園の実習小隊に配属されている神代焔も、珍しく張り切った様子で参加していた。だが、その喧噪はあっという間に打ち破られる。東京湾に迫り来る軍艦。それは“大天使”ミカエルを旗頭とした、“統一世界政府”による、新たなる世界秩序を生み出すための“東方大征伐”の始まりだった。さらに、栞のもとにミカエルの魔の手が迫りー!?いずれ救世主と全ての人間に讃えられる少年が紡ぐ、敵も味方も誰一人ついて行けない常勝無敵ファンタジー第三弾!
「私が勝ったら、ヌードモデルになってもらう…」試合スケジュールの変更で二連戦となった一輝は、“一刀羅刹”で第一試合に勝利した。だが、次の試合ではその切り札が使えない。しかも次戦の相手サラは一輝自身を創り出して戦わせられるほどの実力者。そして一輝を絵のモデルにしようと執拗に迫ってくる、いろんな意味で侮れない相手!?剣士VS画家の異色対決!しかしそこには考えうる限り最悪の展開が待ち受けていた!「“幻想戯画”-比翼のエーデルワイス」“世界最強”vs“無冠の剣王”再び!激戦必至の第七巻、登場!!
「なによ、シズクばっかり構って!」稽古にかまけて相手してくれない一輝に拗ねたステラは、加々美から渡されたゲームで日本文化を学ぶ!?「ねえアリス、ちゃんと聞いてる?」一輝が学内予選に初勝利した夜、ステラに一輝の看病を譲った珠雫が、アリスに語った想いとは?ヒートアップするステラと珠雫の嫁姑対決、肝試しでカナタの意外な一面を知る一輝、そして西京寧音との修行で秘策を炸裂させるステラ。さらには黒鉄一輝が破軍学園に入学する前の「落第騎士の英雄譚・エピソード0」を収録!GA文庫マガジン収録の2編もあわせ、6編の語られざるエピソードを収録した、落第騎士の物語・登場!
神代焔は神すら従える大魔術師でありながら、とある事情により一学生として新東京魔術学園の実習小隊に配属されていた。ある日、任務中に現れた悪魔を倒したところ、クラスメイトのちこりが一人の少女を拾ってきた。彼女は自らを『妖精族』の女王エルフィーナと名乗り、人間界への移住を求めて交渉に来たらしい。-この世界に悪魔が現れるようになってから一世紀。人類が初めて魔界の住人と敵意のない交流をもった最初の瞬間である。しかし、当然ながら人類とエルフィーナとの交渉はうまくいかない。そこで焔がとった手とは…!?いずれ救世主と全ての人間に讃えられる少年が紡ぐ、敵も味方も誰一人ついて行けない常勝無敵ファンタジー第二弾!
暁のメンバー全員を自らの手で敗北させるため、一対四の変則マッチを希望したステラ。“紅蓮の皇女”の焔たちは、破軍学園を壊滅させた無法者たちを焼く尽さんと、かつてなく激しく燃え猛る。一方、暁の一人、紫乃宮天音と再会した一輝は、かつて相手に抱いた不可解な嫌悪感の理由に辿りつく。ついに明らかになった天音の真の能力と彼が抱える闇は、大会に新たな影を落とし始めー!?離れていた恋人との束の間の逢瀬、因縁の相手と交わす再戦の誓い、そして意外な伏兵の登場。七星の頂を巡る戦いは、次の局面へと突入していく!邂逅と覚悟の第6巻!
神代焔はかつて世界中の軍隊を滅ぼした魔界からの侵略者“魔王”をたった一人で討伐した英雄だ。しかし彼はあまりの強さに権力者達から疎まれ『反逆者』の濡れ衣を着せられ社会から追放される。それから数年後、焔は訳あって魔術師学校に入学し『お荷物小隊』と揶揄される少女達の面倒を見ることに。少女達を導き瞬く間に学園最強の小隊に成長させる焔。彼の強さと優しさに心惹かれていく少女達。だが世界に再び“魔王”が襲来するとき少女達は知る。『本物の最強』にとって仲間とは戦友ではなく、守るべき弱者でしかないのだと!いずれ救世主と全ての人間に讃えられる少年が紡ぐ、敵も味方も誰一人ついて行けない常勝無敵ファンタジー開幕!
『ついに、ここへ来たんだ…』暁学園の強引な参加表明により、波乱含みとなった七星剣武祭。それでも、夢見た大舞台を前に、“落第騎士”黒鉄一輝の心は高揚していた。平然とした態度で大会参加者に交じる暁メンバーや、ステラの到着遅れといった不安要素がありつつも、初戦の相手、前回七星剣王・諸星雄大との交流を経て、一輝は全てを出し切る戦いをあらためて誓う。だがそんな彼の前に“風の剣帝”黒鉄王馬が突如現れる。しかも王馬の圧倒的な力に立ち向かおうとする一輝を、思わぬ体調不良が襲い!?盤外で渦巻く思惑、消えない不安要素、そのすべてを断ち切って頂点を目指す、誓いの第5巻!
「この戦いで私の限界を試してやる!」学内戦も終盤に近付き、とうとう始まった戦績上位者同士のつぶしあい。最愛の兄と共に歩んでいくために身につけたすべての力を賭して、珠雫は学園最強の生徒会長“雷切”東堂刀華に挑む。一方徐々に評価を高めつつある一輝に、黒鉄本家はその牙を剥く。卑劣な罠により虜囚の身となる一輝。引き裂かれるステラとの絆。そしてついに迎えた最終戦、満身創痍の“落第騎士”の前に、過去最大の敵が立ちはだかる。怒涛の盛り上がりを見せる『校内編』、逆境の第3巻!降りかかる艱難辛苦を斬り払い、七星の頂へ駆け上がれ!