著者 : 涼風
「誰も、私の目の前で死なせたりはしないーー!」 『紅薔薇過激派』の裏切りを知ったディアナ。 「国王の寵愛は紅薔薇様にこそふさわしい」と繰り返す ソフィアの後ろに見え隠れするのは、『牡丹様』リリアーヌの影…!? 折しもジューク発令の『星見の宴』に毒薬が持ち込まれたことが判明し、 ディアナは一人覚悟を決める! 後宮奮闘記、緊迫の第4巻!
『牡丹』の名を戴くリリアーヌとその協力者ノーマードによって、ディアナは囚われの身になってしまった。霊術によって閉じ込められた空間の中、忘れられない後悔の記憶が、彼女を絶望へと呑み込んでいく…。その場へやっとのことで駆けつけるカイ。それに遅れてジューク、シェイラも追いつく。しかし、進みゆく後宮炎上のカウントダウンは止まらない。エルグランド王国、そしてディアナたちの未来は…。大ボリュームの書き下ろしを加え、堂々のシリーズ完結!!
誘拐騒動から始まった波乱の貴族議会を無事に乗り越えた個室筆頭『紅薔薇様』のディアナ。事件の数日後『紅薔薇の間』に国王ジュークとその想い人であるシェイラ、さらに『名付き』の上位側室が集められお茶会が開かれていた。シェイラの覚悟を知った国王ジュークは、彼女を正妃とするべく動き出すことを宣言し、ディアナたちも協力することを約束。しかし、そんな穏やかな日々が続くわけもなく、その裏では暗殺未遂や誘拐事件、貴族議会すらも吹き飛んでしまうような、後宮全体を巻き込んだ大事件が始まろうとしていた…!?激動のシリーズ第七巻、ここに開幕!
『星見の宴』に持ち込まれた猛毒をなかったことにするため、自ら毒を口にし倒れたディアナ。翌日、ようやく目覚めた彼女の前に王宮騎士団が現れてシェイラが誘拐されたこと、その犯人として『紅薔薇様』ディアナの名が挙がっていることを告げる!このままではディアナの命は翌日の昼まで。愛娘の無実を証明するために、とうとうクレスター家が政治の表舞台に姿を見せる!一方その頃、攫われたシェイラはディアナの無実を証明する手がかりを発見。でも最も重要な証拠は誘拐犯の胸ポケットの中…!?誤解と陰謀渦巻くシリーズ第六巻がオリジナル展開で堂々登場!
後宮に戻ったディアナを待ち受けていたのは紅薔薇派内部の裏切りだった!?年明け早々に始まったシェイラへの嫌がらせが、ソフィア・タンドール伯爵令嬢を中心とする紅薔薇過激派によるものと知ったディアナ。「国王の寵愛は紅薔薇様にこそふさわしい」と繰り返す彼女の後ろに見え隠れするのは、保守過激派貴族を率いる『牡丹様』リリアーヌの影…。折りしも国王ジュークの発令で行われることになった『星見の宴』に毒薬が持ち込まれたことが判明し、ディアナは一人覚悟を決める!「誰一人、私の目の前で死なせたりはしない!」急展開の勘違い系ラブ!?コメディ、緊迫の第五巻!
前代未聞の大事件が幕を下ろし、つかの間の平和を謳歌していた『紅薔薇様』こと“悪役顔”令嬢のディアナ。ところが年末も差し迫ったある日。国王ジュークから一緒にミスト神殿まで出向くようにという命が下り、ディアナは正妃代理として十日間の旅行へいくことに!一方その頃『紅薔薇様』不在の後宮では、側室たちによる派閥争いが再燃。新年を祝う『降臨祭』の背後で陰湿な嫌がらせがシェイラを襲う…!ディアナにもとうとう恋の予感?幼少期エピソードも追加で見逃せない“悪役顔”令嬢ディアナの勘違い系ラブ!?コメディ、第四巻が堂々登場!