著者 : 澱介エイド
先生が、大人の味を教えてあげる。 「ああ〜〜! ガキ共の性癖ぐちゃぐちゃに踏み躙るの楽し〜〜〜〜!」 ”傾国の悪女”ニカ・サタニック・バルフェスタは魔界で自由を謳歌していた。種族間交流の一貫として小学校の先生になったニカは、自慢の色香で子供たちを次々と骨抜きにしていく。 やがてニカは魔王を含めた城中の魔族を支配し、魔王城を自分のための楽園に改造してしまうだろう。そんなスケベで邪悪な奸計の前に立ちはだかるのは、かつての敵と……運命の許嫁!? 「惚れたら破滅」とバレたら破滅! エロスで全てを支配するコメディファンタジー第二弾。
この美女、惚れたら破滅 「あっははは! わたくしのおっぱいにはだ〜れも逆らえなくってよ!」 ニカ・サタニック・バルフェスタは悪女である。 惚れた相手を操る『魅了』の異能で、世界中の人間を下僕に変えてきた。 そんなニカの次なる標的は、かつて宿敵だった魔界の魔王。 しかし魔王は、ちょっと興奮するだけで気絶する超絶コミュ障だった。 「押してだめなら押し当ててみろですわ!」 コスプレ、女体盛り、お風呂に突撃。ニカはあらゆる色仕掛けで魔王を虜にしようとする。 一方、魔王城には別の悪意も忍び寄っていて……? 惚れたら破滅のラブゲーム開幕! 【編集担当からのおすすめ情報】 エロくて笑える、極悪令嬢ニカの予測不能のハニトラフルコースをどうぞ召し上がれ!
自称霊能探偵が、溺死する絵画の謎に挑む。 その絵を見たものは溺死するーーとある都市伝説と共に起きた連続怪死事件。理から外れた事件を前に警察が手をこまねく中、ついにあの男が動き出す。 「つまり、ようやく霊能探偵・立仙昇利の出番が来たという事さ!」 悪意の出所を暴き、死へと誘う謎の絵の流通を食い止めるため、正義の霊能探偵(自称)立仙昇利は現実世界を奔走する。一方、精神世界から手がかり探す叶音と逸流は、謎の絵の “縁”を辿り、絵の作者の<ゾーン>へと接続を試みる。そこに待ち受けていたのは海で満たされ巨大な水槽だった。人々を無差別に呑み込む恐怖の海は、叶音さえも捕らえ、死へと続く泡沫の夢に引きずり込まれていく。昇利は叶音救出のため逸流と手を組み、自らの精神が壊れることも厭わず<ゾーン>へ潜入すると決意するがーー 「叶音ちゃんを幸せにするーーそれが、僕が命に懸けても守ると決めた使命なんだよ」 「うそつき」 逸流によって紐解かれていく、昇利のおぞましい過去と、叶音を守る本当の理由。剥き出しとなった狂おしい程の感情が<ゾーン>への扉を開く。そして明らかとなる、溺死させる絵画の真実とはーー恐怖を滅するダークサイコアクション第2幕!
身を焦がす戦慄を力に、少女は恐怖を殺す 「あなたを絶対に、ひとりぼっちにだけはさせないから」 少女はそう言って、幼い少年の手を取った。その約束が、いずれ最悪の形で破られてしまうとも知らずにーー 〈ゾーン〉と呼ばれる精神世界に侵入できる異能を持つ叶音と逸流は、精神に巣食い恐怖症をもたらす概念生命体フォビアを殺す仕事を請け負っていた。彼女達の所に、視線恐怖症を患った少女が助けを求めにやってくる。 少女の〈ゾーン〉に潜った叶音が遭遇したのは、物語によって恐怖を育てる謎の奇術師。戦いの最中、奇術師は叶音に問いかける。 「あなたは目を背けていますね? おぞましい自分の過去から」 精神世界での激しい戦いは叶音の精神を摩り減らし、やがて彼女がひた隠しにしていた真実を暴き出していく。心が壊れ、正気を失い、戦いは絶望と恐怖にまみれた混沌の領域へと踏み込んでいく。 戦慄を力に変えて恐怖を殺す、ダーク・サイコアクション 【編集担当からのおすすめ情報】 第16回小学館ラノベ大賞の最終審査で物議を醸した超問題作。 恐怖を武器とする異彩バトルと、ラストに待ち受ける衝撃の真実は戦慄必至! この夏は、おねしょたサイコアクションで情緒不安定にお涼みください。