著者 : 珈琲猫
連合艦隊の特務参謀として、艦の女子たちからの信頼も厚くなってきた現代高校生・源葉洋平。陸で彼女たちと温泉やポーカーを楽しみ、束の間の休息を取る一方、過酷な運命と戦火は確実に近づいていた。次の作戦は、連合艦隊が大敗北を喫し、五十子を悲劇へと導く激戦、「ミッドウェー海戦」だった。五十子を救いたい。その一心で洋平は最大の覚悟を決める。「僕が赤城に乗るよ。この作戦を成功させるために」最前線へと志願した洋平が、艦隊随一の頭脳を持つ黒島亀子、世界最強の南雲機動部隊を率いる泣き虫長官・南雲汐里など癖の強すぎる海軍乙女たちと共に、この決戦の運命を変える!?
目の前に現れたのは戦艦大和。頭上に飛ぶのは九六式艦上戦闘機。高校生・源葉洋平は修学旅行中、第二次大戦時代に酷似した世界に飛ばされた。そこで、彼が出会ったのは…「おめでとう、君はこの大和に乗艦した初めての男の人だよ」伝説の名将・山本五十六ではなく、五十子と名乗る女の子!?小柄で不思議系な天才大佐や、血の気は多いけど可愛い一面もある少将などなど美少女だらけの艦で過ごし、問題を解決するうちに一目置かれていく洋平。そんな彼を五十子は特務参謀に指名して…!?洋平は敗北の運命を覆し、彼女たちを救えるのか!?現代高校生と美少女提督の軍事系ラブコメ戦記、開戦!
この学校に入って数か月。友達も、少ないけどそこそこできて、女の子ともちょっとは仲良くしている。僕の周りには魅力的な女の子ばかりで、少々戸惑うけれど、まあ贅沢な悩みなんだろう。でも、仲良くなればなるほど、僕には気になることがある。それは、この学校が「成年向けコンテンツ」つまりアダルトなコンテンツを作るための勉強をする専門学校なこと。好きになった女の子が、「女優志望」だったら、どう考えてもハートが耐えられる自信がない。エロと恋愛の両立を目指す、悩める煩悩青春模様!
“滅神咒具”がすべて奪われたー!?人類と魔族の争いの元凶ーそれは“滅神咒具”に宿り、神々を滅ぼしたバルドスと呼ばれる存在だった。リュリシアの身体を乗っ取り、十一の“滅神咒具”を装備したバルドスはまさに大陸最強。末妹ピノの力まで奪われれば、もう誰も敵わない。しかしピノは、父と母の復讐のため、ひとり敵地へーシュンは、家族を、友人を、世界を救うため、最後の戦いに向け姉妹たちを繋ぎ止めようとする。バラバラだった終末姉妹が、ひとつになるとき、決戦の火ぶたが切って落とされるー!!目撃せよ!最弱と呼ばれた英雄が“伝説”となる刻を!!
“魔王”の娘たちー終末姉妹の正体がついに曝かれた!?シュンたちの活躍により大陸戦争は終息したかにみえた。しかし、リュリシアの即位式直前、彼女の父・ジュヴレーヌ国王は、終末姉妹こそがバーガント大陸の真の“敵”であると宣言し、姉妹たちは大陸中から追われる身となったー。シュンは、散り散りとなった家族たちを救い出すため、単身国王に立ち向かうも、人も魔族をも超える力により“滅神咒具”の能力を奪われてしまう!!絶体絶命のピンチを前に、なんと死んだはずの“魔王”本人が降臨してー!?史上最弱の主人公によるアンチ英雄譚、孤軍逆襲の第8巻!
バーガント大陸は今、混迷の渦中にある。新たな“魔王”を名乗る終末姉妹の長女・シャル率いる帝國軍は、大陸の半分をすでに征服して、ジュヴレーヌ王国まで迫っていた。相対するのは、次期国王リュリシア。彼女はティンやアリアと共に同盟軍を組織し、開戦に備えていた。しかし、同盟軍には魔族が潜入し、壊滅の危機に瀕すー!?一方、シュンも家族の暴走を止めるため、もう一度シャルと対峙することを決意する。だが、シュンの身体は限界を迎えていた。再び“滅神咒具”を使えば、命を落としてしまうほどに!?史上最弱の主人公によるアンチ英雄譚、絶頂死闘の第7巻!
バーガント大陸の西方、エシュヌ教国の動乱を引き起こした“聖女”の正体は、終末姉妹の次女リースだった!彼女は語る「私が“神”となり、家族とこの大陸を救済する」とー。シュンは姉の凶行を止めるため、その行く手を阻もうとする。しかし、聖地の地下に眠っていた“神”の力に触れたリースは、圧倒的な力でシュンとソフィーを蹂躙する…だが、そこへ駆けつけたのはークロロ、そして、あの姉妹までもー!?シュンと姉妹たちは、姉を取り戻すため“神”の力と対峙する!「家族らは一人じゃない、家族らは一つだっ!」史上最弱の主人公によるアンチ英雄譚、猪突猛進の第6巻!!
ジュヴレーヌ王国の覇権を巡る陰謀は打ち砕かれた。魔族としての正体を現した騎士団長ペルデを倒し、救国の英雄となったシュン。落ちこぼれ学生をついに脱し、ソフィーと共に上級騎士になれる!?と思っていたのも束の間…。突如、未だ意識不明の姉・モニカが何者かにさらわれてしまう!激昂するシュンは、再び剣を手に取り彼女を追ったーしかし、彼の前に立ちふさがったのは、なんと恩師・ミュスカ!?交わる二つの刃の行方は!?そして舞台は、バーガント大陸の遙か“西”へー。史上最弱の主人公によるアンチ英雄譚、「西方編」開幕!!
姉のモニカを助けられなかったことに自分の無力さを痛感するシュン。しかし“魔王”の娘だと公表されたモニカの処刑日はすぐそこに迫っていた。追い詰められたシュンと姉妹たちは、とっておきの味方をつけて、救出作戦を決行する!だが、彼らの前に立ちはだかったのは騎士団長ペルデとジュヴレーヌ最強の騎士“四天劍”、そして王国に仕える幾千もの騎士たち。激しい戦闘と混乱の中、シュンの想い、リュリシアの決意、ペルデの野望、モニカの秘策が錯綜する。その果てに明かされたのは、大陸の命運を左右するほどの重大な秘密だった…。史上最弱の主人公によるアンチ英雄譚、急転の第4巻!
隣国のシャンミュニ皇国で発生したクーデター事件を食い止めたシュンたち。だが、事件中の独断を咎められ、シュンは謹慎、そしてソフィーは左遷されることになった。自分の責任だと落ち込むリュリシアを元気づけて欲しいとアンジュに(力ずくで)お願いされたシュンは、彼女をレストランデートに誘い出す。だが、そこで運悪く、先の事件の黒幕モニカと遭遇してしまう!混乱のどさくさでモニカに攫われるリュリシア。行方を追うシュンだったが、その裏では王都を、いや大陸全土を揺るがすような陰謀が進行しており…。史上最弱の主人公によるアンチ英雄譚、波乱の第3巻!
隣国シャンミュニ皇国の剣聖少女ティンを守った功績で、騎士叙勲の内定を手にしたシュン。肝心の剣の腕はダメダメなままだったが、誤解が誤解を生み、分不相応にも皇国で開催される『統一騎士剣定』の王国代表メンバーに選ばれてしまう。ソフィーやリュリシアとともに皇国へ向かうシュンだが、いきなり出会ったばかりの美少女を押し倒したり、皇国の英雄ヴァント卿と一騎討ちをさせられたりと波乱の連続で…!だがその裏では、ヴィオらを率いた武器商人のモニカが、ティンを狙った新たな陰謀をめぐらせていた!史上最弱の主人公によるアンチ英雄譚、疾風怒涛の第2巻。
数十年前、バーガント大陸に魔族を率いて侵攻し、人類を敗北寸前に追い込んだ“魔王”。だが、“魔王”は“天聖騎士”と呼ばれる英雄によって滅ぼされ、大陸には平和が訪れた。世間では、そういうことになっていた。だが、真実は違う。だって、ジュヴレーヌ騎士学校の劣等生・シュンには、“天聖騎士”の父、“魔王”の母、そして物騒な野望と強大な力を持つ姉妹がいるのだから…。やがて世界を巻き込んで殺し合いを始めた姉妹の姿に、シュンは誓う。「ボクが元の平和な家族に戻すんだ」と。大切なものを守るため、最弱の落ちこぼれは英雄を目指す。