著者 : 珠梨やすゆき
男前な美貌をもつ子爵令嬢ニコラ。そんなニコラの噂を聞いた国王に輿入れ前の王女のために男慣れの特訓をお願いされる。 代わりに婿を宛がうという好条件に依頼を受けたニコラだったが……王女の恋人だと勘違いした何者かに拉致されてしまう! ニコラの男装を見抜いた騎士のルーナに助けてもらうも、両国の婚姻の破談を企む黒幕を探すことになり?
推しと契約結婚? これはご褒美です! (えっ、えっ? あれええええ!?)平凡な少女イリステラが前世の記憶を取り戻したのは、技能検定(スキルチェック)の儀式の真っ最中。そこは、かつてやり込んだ戦略系シミュレーションゲームの世界だった!?そして最推しは「絶対死んじゃう」死亡フラグ持ちの部隊長アドルフ。彼を救うためだけにイリステラは聖女に成り上がり、その特権として一年という期間限定の結婚相手にアドルフを指名した。すべては推しの幸せのため!一つ屋根の下、常に平静を装いつつ推しへの愛が止まらないイリステラは、アドルフを救うことができるのかーー!?成り上がり聖女とツンデレ部隊長の、死亡フラグへし折り物語が開幕!!!
「生きている人間って、だいたい退屈」 彼女の名前はジャンヌ・クーロン。独立独歩の最強令嬢、登場 伯爵令嬢のジャンヌは霊が見える。 さらに歯に衣着せぬ物言いを母親に疎まれ、十歳から修道院に入れられていた。 月日は流れ十六歳のある日、女伯爵である姉マリーズから帰宅を促す手紙が届く。 クーロン家でジャンヌを待っていたのは、大量に生き霊を憑けたマリーズと、伯爵家存続のための意に沿わない結婚の話だった。 ジャンヌはマリーズに「生き霊を払ったら結婚の話をなしにする」という交換条件を持ちかける。 そこで明らかになったのは、マリーズのとんでもない裏の顔でーー。 霊を蹴散らし従える令嬢ジャンヌのホーンテッドコメディ、開幕! プロローグ 第一章 生きている人間って、だいたい退屈。 第二章 では的確な言葉を使うオーガスティン、行くわよ。 第三章 その好奇心の矛先に違いはあれど、彼女たちはクーロン家の姉妹なのだ。
社畜事務員だった前世を思い出したパトリシアは、浮気した婚約者から慰謝料をもぎ取り婚約破棄! 堅実に働いて生きようと求人のあった傭兵ギルドを訪ねると、そこは領主の遠縁の男がやりたい放題のブラック職場だった。 「ならばトップを追い出し、新しい仕事を獲りに行くのですわ!」 パトリシアは平穏な職場を求め、やる気のない傭兵ヒースとこっそり改革に乗り出す。有能だが恋には鈍い元令嬢の心も、ゆっくり動き出しーー? プロローグ 一章 婚約破棄の手続きはお済みですか? 二章 組織改編を行いますか? 三章 目標を設定しましょうか? 四章 引退の手続きはお済みですか? 五章 任務達成でよろしいでしょうか? エピローグ
毒殺されかけたのをきっかけに、前世の記憶を思い出したフィオリア。ここは乙女ゲーム世界で私はライバル令嬢!?咄嗟に自分にかけた魔法で九死に一生を得たものの、次に目覚めたら20年後。しかも当時のままの姿だった!ゲームのエンディングどころか、スタッフロールも通り過ぎた今、祖国は傾き中。原因はゲームヒロインと、かつてのゲーム攻略対象達。そのうえ彼女は、フィオリア毒殺未遂の黒幕!?彼女達に借りを返し、国を立て直すことに決めたフィオリアだけどー!?「『暴風の女帝』と呼ばれた私を止められるならば、止めてみせなさい!」誰よりもイケメンなお嬢様が送る、異世界転生ファンタジー開幕!
時は西暦2102年ー。料理界のマサチューセッツ工科大学とも呼ばれる「東道頓堀調理師専門学校」は、未知の美食を求めるために宇宙研修を行っていた。子供の頃に父に聞かされた“宇宙のロマン”への一心で入学した空渡風だが、包丁も研げず、いつもお荷物扱い。実習班の仲間たちには怒られてばかりだった。そんな時、期末テストとして、一風変わった課題が出された。課題をクリアするため、学校外の宇宙に出ることになった風たちは、またもとんでもない騒動に巻き込まれることにー!?珠梨やすゆきの長編コミック&書き下ろし小説二編で贈る、待望の第二巻登場。
時は西暦2102年ー。料理界のマサチューセッツ工科大学とも呼ばれる「東道頓堀調理師専門学校」に入学した空渡風。そもそも、風の祖父が自分の定食屋を継がせようと、嫌がる風を料理の道に進ませたため、風はやる気ゼロ!基本であるはずの包丁もまともに使えず、実習班ではいつもお荷物扱い。そんな風と、個性豊かな実習班の仲間や教師たちが勢ぞろいしてしまった、「東道頓堀調理師専門学校」に騒動が起きない日はない!?そして、この学校には大きな秘密がー!?栗府二郎&珠梨やすゆきが贈る、極上コミカル、元気てんこ盛りストーリー。
ワームホールに閉じ込められたナツミのもとへなんとか辿り着いた祐太郎たち。しかしそこにいたのは、神代ナツミではなく、以前消滅したはずのAIナツミだった。乗員たちは、まったく違う人格であるAIナツミに対して、どう接してよいかわからず苦悩する。一方、戦況は混乱をきわめつつあった。祐太郎たちは反逆者というレッテルをはられてしまったグリイドと共同戦線をはるが、クォート軍は背後に謎の大国を配し、不気味な動きを見せる。その時祐太郎がとった最後の作戦とはー!?キャラクター総出演でお贈りする、大迫力大感動のシリーズ完結編。
リルカ星域の戦いでナツミを失ったあと、祐太郎たち乗員は連邦領ガニメテに戻された。連邦の対応は思いがけず穏当なもので各乗員には新たな配属が与えられた。しかし、祐太郎は失望感から立ち直ることができず苦悩する。そんな彼の前に現われたのは、リルカ王国の王女アトゥイだった。彼女の持つ特別な力を使ってナツミを元の姿に戻そうと提案する。一方ムラマツ、ヒカリは、仲間を集め、ナツミを救い出す方法を模索していた。そしてついに、ナツミ救出作戦が始動した…!!果たしてナツミの運命は!?第4回電撃ゲーム小説大賞“金賞”受賞者・橋本紡が贈るSFコメディ第5弾。
惑星シルウェイ訪問後、戦艦ナツミは不可侵宙域をさまよっていた。そこへ突然、謎の戦艦が現れる。それは、銀河連邦軍の連絡船カズマだった。カズマの艦長ヨシウミは、高校生の祐太郎がナツミの艦長を務めていることに驚愕し、弾劾しようとする。またAIカズマはナツミを好きになり、執拗に追い掛け回した。そんなドタバタの最中、今度は敵国ファリナス皇国の旗艦が、突如ジャンプアウトしてきた。さらにさらにクォート帝国の船団も現れて…。迫り来る敵、敵、敵!いったいどうなるナツミ!?第4回電撃ゲーム小説大賞“金賞”受賞者・橋本紡が贈るSFコメディ第3弾。
どうにかクォート軍の追撃から逃れた人格付与戦艦ナツミは、銀河の辺境をさまよっていた。やがて地球に似た惑星を発見し、補給のため降り立つ。そこで主人公・祐太郎たちは意外なものを見つけた。それは、かつて銀河の覇権種族であったヴァイスの集落。なぜ、こんな辺境の惑星にー!?一方、ナツミを取り逃がすという失態をおかしたクォート軍も満を持して動き出した。連続ジャンプが可能な最新鋭戦艦を、ナツミ捕獲のために送り出したのだ。そしてついに、隠された惑星に到達するが…!第4回電撃ゲーム小説大賞「金賞」受賞者・橋本紡が贈るSFコメディ第2弾。
銀河連邦軍の最新鋭艦ナツミは、慣熟航行の途中、見習いを含めた乗員2500人を乗せたまま、数千光年離れた銀河の果てまで飛ばされた。そこは連邦と対立するクォート帝国のド真ん中。さらに人格付与艦であるナツミは、あろうことか自身を普通の人間と認識ミスしてしまい、偶然船に乗り合わせた高校生・祐太郎に恋してしまう。祐太郎の言うことしか聞かないナツミに困り果てた乗員たちは、緊急措置として祐太郎を臨時艦長に任命するが…。迫り来るクォート軍に祐太郎の下した最後の決断とは!?第4回電撃ゲーム小説大賞「金賞」受賞者、橋本紡が贈るSFラブ・コメディ。