著者 : 禅之助
異端考古学者向井幸介 1994年の事件簿異端考古学者向井幸介 1994年の事件簿
非正規雇用で発掘を請け負いその日暮らしをしていた考古学者・向井幸介は、友人の死をきっかけに謎の事件に巻き込まれてしまう。 友人が遺したもの。それは三国志の時代、傾国の厄石と呼ばれた古代中国の遼河隕石だった。 その隕石のため命を狙われることになってしまった幸介は、小さな妖精「小妖」からの警告に助けられながら、怪しげな男女と共に旅立つ。 隕石の持つ力とは? 幸介たちを狙う謎の組織とは一体? 逃避行の果て、隕石の眠る山奥で巨大な敵を迎え撃つーー! 歴史のトリビアに通暁する超鬼才・東郷隆が書き下ろすオカルト伝奇小説!
春は冬の夢を見る(1)春は冬の夢を見る(1)
春先孝太郎は一日先を夢で体験できる能力を持っている。夢の中で一度経験することで、現実の彼は何が起こっても完璧に対処できるようになっていた。予知夢によって危機を回避しながら生きてきた彼はある日、同級生の冬芽木実につきまとわれる夢を見る。孝太郎は木実を避けるべく行動するも、それが通用せず、二人の距離は否が応にも縮まっていく。だがある夜を境に孝太郎は自分達が事故に巻き込まれる夢を見るようになり!?夢が導く二人の恋物語、登場。
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