著者 : 笹森トモエ
先生とのヒミツ、増えちゃったね 担任の御厨充希先生とお付き合い(仮)中の俺・藤本千里は、クラスメイトにバレないよう自宅でこっそり先生と会っていた。 そんな中、やってきた一大イベント体育祭! 先生とちょっぴりえっちな組み体操の練習なんかもして準備万端で迎えた当日、離れて暮らしていた義妹の愛梨が突然現れてーー 「初めましてー。あたしぃ、チサトの彼女の愛梨でーす☆」 まさかの恋人宣言に、先生の嫉妬が爆発!? いつものデートでは我慢できなくなった先生に、ついにキスまで求められてしまい……!? 美人で年上で甘々な先生と隣に住む男子高校生のイチャラブコメディ、第2巻!
かつての師の娘・ヒナコとの衝撃的な出会いから四ヶ月。季節は冬から春へと変わり、ヒナコは永聖魔術学院に入学を果たした。 新入生代表に選ばれた朝倉ヒナコの挨拶は万雷の拍手と共に、学院に波紋を広げることに??。 魔術士名家の皇希遊との出会い。秀春の過去を知る美女・逢夏との再会。そして再び秀春たちのもとに現れた朝倉響示ーー運命の歯車はいよいよ動き出す。
魔術をつかう人に希望を見つけるーーそれこそがかつて師を救えず、己の魔術を失った過去を持つ魔術士・黒瀬秀春が再び立ち上がった理由だった。 「お父さん会いたかった!」 東京の片隅、薄汚れた古い雑居ビルで魔術コンサルタントを営み、魔術に悩める人々のために奔走する日々のなか、秀春を父親だと勘違いした、かつての師の娘・朝倉ヒナコは現れた。 「魔術は、唯一のつながりなんです」 魔術の才に愛されながらも、魔術によって家族を奪われた少女ヒナコ。 「奇跡に見合う努力はしてきた」 絶望と喪失の果て、秀春だけが見つけ出した可能性という新たな未来。 東京で出会った二人が織り成す魔術と居場所の物語。
生徒達の悩みを解決する“お雛様”こと雛菊こころをサポートするようになった伊莉也。彼女に影響されてか、困った人に対して敏感に反応し、ついつい手をさしのべてしまうようになっていた。選択の授業で知り合ったユリが抱える闇に触れた伊莉也だったが、思いも寄らぬ方へと転がって行き、それがこころが“お雛様”になった発端になるある事件へとたどり着く……。誰もが持っている闇を解消するために、生徒指導室でおいしい珈琲と暖かい助言をしてくれる“お雛様の部屋”の扉は誰にでも開いている。第4回講談社ラノベチャレンジカップ《佳作》受賞作、2杯目!
伊莉也は勉学に追われ友人作りに乗り遅れてしまう少々ブルーな高校生活をスタートさせた。そんな時に悩み事を聴いてくれる“お雛様”の噂を耳にするが、その彼女は伊莉也が3年間思い続けていた謎の美少女・雛菊こころだった。不思議な縁から、お雛様のサポートをすることになった伊莉也。バレー部の部長や恋に悩む上級生から、こころのライバルや生徒会長まで……様々な悩みを持った人たちをお助けするお雛様だが、彼女が相談室を始めた理由にはある過去が関係していた!? 第4回講談社ラノベ文庫チャレンジカップ《佳作》受賞のハートフルストーリー。
七大罪(セブン・ギルティ)・盟主の天音先輩と共に、三国志ソシャゲ 『ワロス』 最強の一角である不眠王を撃破した芝居忠太。だが、七大罪のメンバーは、闇の力《課金》を使う新勢力・ダメポや他の強豪プレイヤーから執拗に狙われることに。さらには究極のカードと異能の五本指を持つゲームマスター・虚無の王とも戦うことになり……ていうか、GMなんて倒せるの!? 学園青春ソーシャルコメディ第2弾!
カリスマ生徒会長でありハーフ系美人の周防・S・天音(すおう・ソー・あまね)先輩についつい忠誠を誓ってしまったヘタレな高校生・芝井忠太(しばい ちゅうた)。そんな彼が誘われたのは、三国志をモデルにした「ワールド・ロード・スリーキングダム」--通称「ワロス」と呼ばれるソーシャルゲームだった。 ド素人の忠太は、可愛いナビゲーターの「ムスメ」を愛でつつ、盟主の天音先輩と共に「ワロス」で天下統一を目指すことになるのだが……!?
数々の“災厄の数”を生み出してきた集団、“クリフォト”。奴らが雪名を攫った。雪名の中の“無限の災厄の数”を解放するのが目的だという。“無限”の解放── それが意味するのは、雪名の死だった。 攫われた雪名は“クリフォト”に攻撃を受けていた。ただし、肉体への攻撃ではなく、精神への。雪名の精神が死ぬとき、最凶の“災厄の数(アルヘトス)”が蘇る── それを倒すには雪名の肉体ごと殺さねばならないという。 雪名の死を何としてでも阻止するために、俺は明津、アンデレ、タデウスとともに敵のアジトに向かう。 “数”の異能力アクション、第5弾!
東京内戦の跡地で俺たちは、“零”の災厄の数、カラスと出会う。彼を見て動揺した安藤照子さん ── アンデレはその晩、俺の家を突然訪ねてきた。 「……一緒に行ってくれたら、1つだけ何でも言う事聞くって言ったら……?」 アンデレと来た地下には雪名もまた、出生の秘密を探るために来ていた。「誠一君は、どうしてアンデレさんと一緒に来たのかな?」 モジモジする雪名と共に、俺は地下深くへと向かう。 “数”の異能力バトル、第4弾!
仲間でやってきた北海道旅行。様子のおかしい雪名に、俺は歯がゆい気持ちでいっぱいだった。彼女は俺との“約束”を疑っているのかもしれない ── そう思った折、町が歪み始める。無数の化物。数秘術(アルケニック)が使えなくなる雪名。NPCのように機械的な、町の住人たち。そして現れる、“虚数”の災厄の数(アルヘトス)。彼との出会いで、俺と雪名は互いの本当の気持ちを知ることになる。“数”の異能力バトル、第3弾登場。
あの事件から数ヶ月。文化祭のクラス劇で、雪名はヒロイン役に抜擢された。俺には少しずつ心を開いているものの、ずっと孤独に生きてきた彼女はなかなかクラスに馴染めずにいる。 そんな時、俺は再び“歪んだ無次元数(スカラー)”を見ることになる。連なる赤い数値の鎖で繋がれた、奇妙な人間たち──。 平和になったはずの東京に再び現れた、“集合”の災厄の数(アルヘトス)。“無限の力”をも喰らおうとする、雪名の天敵。新たな戦いに身を投じる雪名に、俺は何ができるのか。 “数”の異能力アクション、第2弾開幕!!
「人はデルタtの狭間に生まれ、そして死んでいく」。ビルから落ちていく儚い少女。彼女の背中に、一瞬、羽が見えた気がしたーそれが、高校生の俺、冴上誠一と“数秘術師”羽鷺雪名との出会い。ある日突然、俺の妹・愛架が誘拐されてしまう。血眼になって探す俺は、虚空に浮かぶ、ノイズがかった無数の数字を見た。混乱する俺に雪名は告げる。「残念だね。君には“無次元数の異常を視認できる才能”が開花してしまった」数を書き換えることで奇跡を起こすことができる能力者の雪名は、“確率”を操る怪人との戦いにひとり、身を投じようとしていたー。“数”の異能力アクション、開幕。